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日中21世紀交流事業に関するお知らせ
【速報】中国上海で「心連心:中国高校生長期招へい事業」卒業生交流会を開催しました!
日付:2024.11.06
2024年8月24日、在上海日本国総領事館ホールにて、第15期生の帰国報告と合わせて「心連心卒業生交流会@上海」を実施しました。「心連心:中国高校生長期招へい事業」ではこれまで451名の中国高校生を招へいし、7月に帰国した15期生に続き、間もなく第16期生たちが来日する予定です。中国上海での実施は今回が初めてで、上海在住の卒業生が一堂に会し、まもなく来日する予定の第16期生に経験を語りました。
卒業生による経験共有では、まずプログラム創成期に留学した第1期生の潘撼さんが発表され、親元を離れて留学してみてはじめて、いつも世話をしてくれた家族の苦労が分かった、留学中は勉強時間もお金もすべて自分で管理する必要があるため独立心が鍛えられたと自分の経験を語りました。これから日本に留学する後輩に対して、皆さんは厳しい選考を乗り越えて日本へ行くので、自信を持っていいのだとエールを送りました。
続いて第4期生の劉希さんは、留学時代の思い出から高校卒業後再び日本へ留学し日系企業へ就職をした自分の経歴を踏まえ発表されました。劉さんから、留学中は楽しいことばかりでは無く、つらいこともある、しかし16歳の時のこの経験は必ず皆さんのこれからの人生の糧になると後輩を励まし、帰国後のこともきちん考えて計画を立てて日本での11か月間を過ごしてほしいなどの具体的なアドバイスもしてくださいました。社会人として第一線で立派に活躍されているお二人の姿に16期生も刺激を受けた様子でした。
第15期生帰国報告では長崎の活水高等学校に留学した翁月瑩さんが留学成果について発表を行いました。弓道部でたくさんの友達ができたこと、楽しかった寮生活、本当の家族のように受け入れてくれたホストファミリーとの思い出など留学での様々なエピソードをとても流暢な日本語で紹介してくださいました。
最後に、16期生から卒業生の皆さんへの質問タイムも設けられ、卒業生から第16期生や後輩たちに向け、問題にぶつかった時にどのように乗り越えたのかなどたくさんのアドバイスをが送られました。
卒業生の皆さんは久しぶりに同期と再会し、「16歳の自分に戻った気がして,多くの後輩と交流できて非常に楽しかったと」「今までは上海での同窓会はなかったのでとてもよかった」などと話していました。参加した16期生は心連心の先輩に将来の自分の姿を重ねながら、日本留学に向けて新たな一歩を踏み出しました。
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