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JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
日中高校生対話・協働プログラム 対話と協働を通じて、日中高校生の絆をはぐくむ

日中高校生オンライン交流(異文化交流会)

使用言語日本語

実施形態Zoomにて1回

  • 大阪府立夕陽丘高等学校
  • 中山市小欖中学校(広東省)

7名(教員2名/生徒5名)

  1. テーマ学校生活の問題点はなにか。その改善策は?
    夕陽丘高校の1年生の「探求」の時間に学年全体でこのテーマに取り組み、グループごとに検討・発表を行っているが、それを交流相手の小欖中学の生徒にも同様に検討し、発表準備をしてもらった。時間の都合上、それぞれの学年代表のグループのみの発表となったが、日本と中国の高校生が感じている学校生活の問題点について考え、その改善策とともに発表し質疑応答や意見交換を行った。夕陽丘高校ではその様子をライブ中継し学年全体で共有、小欖中学校は休暇中であったため生徒はそれぞれ自宅からの参加となった。

参加生徒の感想

交流相手への理解

  • 初めて本当の日本の高校文化を知ったことで、日本の高校に対して持っていた今までの見方が変わり、視野が広がった。
  • 日本の高校における体育の授業スケジュールや休暇中の活動状況、そして日本の高校生活や勉強習慣、価値観、流行りの趣味について知ることができた。
  • 日本の友達からおもしろいことをたくさん紹介してもらったり、彼らが日常生活の中でしっかり勉強し、休憩もきちんと取っていることが分かった。
  • 日本のさまざまな活動・祝日は中国にはないものがあって、とてもおもしろい。
  • 日本の休暇は夏休みと冬休みだけでなく、春休みもあるということを初めて知った。

交流を通して思うこと

  • フォーマルな発表のやり方や日本語でプレゼンを行う方法を学び、日本語を勉強する楽しさを感じるとともに、スキルアップにもつながったと思う。
  • グループのメンバー全員が協力し、今回の活動の紹介内容を真剣に準備している様子を目の当たりにし、とても感心した。
  • 会話能力が鍛えられただけでなく、大勢の人の前で発言する自信や勇気が生まれ、自分の学校に対する理解も深まるなど、多くのものが得られたと思う。
  • 知らなかった日本語の単語を学び、単語力を強化することで、日本語がさらにレベルアップした

今後に向けて

  • 日本の高校について知っただけでなく、交流を通じて自分に足りない部分にも気づくことができ、今後の学習にきっと役立つ。
  • 日本語だけを使用して交流することの難しさが分かったので、もっと日本語の勉強に励み、日本語レベルを向上させたい。
  • 交流では、日本の友達の趣味も教えてもらい、日本の高校生の生活についてある程度知ることができたので、今後もこのような活動をたくさん開催し、オンライン交流の機会を増やしてほしい。
  • 今回の交流会の中で自分に足りない部分に気づき、交流会が終わった後に十分な反省をした。今後の日本語学習では、今回の経験を活かし、勉強のやり方を見直しながら、より充実したものにしていきたい。

先生より

事前に本校と積極的に連絡を取り、協力を推進してくださった夕陽丘高校の先生に感謝申し上げたい。

今回の活動において、初めて日本の高校生と面と向かって話す力が得られたことは、日本語を学ぶ生徒にとって大きな希望となり、喜びにもなった。発表内容の検討段階から生徒のアイデアはその多くがとても新鮮で、話し合いをしている最中にも、学生に大きな可能性があることを感じた。最後のまとめは生徒たちに学生に任せたところ、論理立てて整理されていた。

発表用資料についても、生徒は画像と文字を使って自分たちの考えを表現するのがなかなか上手くできており、充実した発表内容になっていた。また、画像と文字を組み合わせることで、直感的でわかりやすく、魅力あふれる発表に仕上がっていたと思う。

初めてのオンライン発表だったので操作に不慣れな部分はあったものの、練習の成果もあり改善が見られた。発表時の態度もきちんとしており、進行もスムーズにできた。

今回の交流活動を通して生徒の成長を感じることができたことが喜ばしい。

今後に向けて

今後、可能であれば連絡先を交換し、生徒同士で自発的にコミュニケーションを深められたら良いと思っている。

また、引き続き、学校同士でオンライン会議による交流、オンライン授業による交流、学校見学などの交流を継続できることを非常に期待している。

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