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卒業生便り [卒業生便り] vol.9 第四期生 黄海沛さん

異文化体験

  2013年5月10日、私はF活イベント第4弾のメンバーとして、西寧ふれあいの場で一週間の交流活動に参加しました。

  高原、チベットの方々、きれいな空、あたり一面の牛と羊、またこの広い大地の尊い祈り、今でも私の脳裏にはっきり焼き付いています。

  着物、俳句、折り紙、日本文化。

  この二つの全く違う要素がぶつかり合うとどうなるでしょうか?

 

超人気のコスプレ

  ファッションについて、世界中の若者にとって共通の話題になります。私が担当したコスプレのも当たり前のように大人気になりました。

  私たちのチームは各高校へ行き、ファッションショーを行いました。高校の生徒たちがモデルになり、舞台、異国風情、アニメコスプレ衣装を着て、奇抜なファッションで現地の学生を驚かせました。チベット族の女子はほんのりと薄化粧して、アウトラインを描いて、顔の彫りを深く見えるようになりました。チベットの民族服装から浴衣に着替え、みんなの拍手とカメラのフラッシュを浴びながら、ちょっと照れくさそうに舞台に登場しました。ファッションショー終了後の写真撮影、イベントに参加した生徒たちはさらに興奮しました。異国的なファッションを見て、衣装の製作過程を思い出し、毎日重い荷物を運んだり、深夜までプレゼン資料を作成したり、イベント会場によって、計画を練り直したり、慌しく準備したことを思い出しました。イベントに参加してくれた人々の笑顔にやりがいを感じ、今まで大変だったけど、ここまで頑張ってきてよかったと思いました。初めての会場にすこし戸惑いがあったこと、計画を練り直したこと、生徒モデルたちとの打合せしたこと、それらことをいまだにはっきり覚えています。私達の説明をメモし、チベットの女子は恥ずかしながら膝を出して、真面目に練習続けました。交流活動を通じて成果も現れています。

 

高原で迎えた20歳誕生日

  私は5月12日に20歳の誕生日を迎えました。

  青蔵高原、青海湖(セいカイコ)、夜空には北斗七星はキラキラと輝いていました。全て思い出に残る20歳の誕生日でした。でも一番忘れられないのは、F活メンバー全員がサプライズでバースデーソングを歌ってくれたことです。最高の誕生日になりました。

  ホテルにチェックインした時、突然副リーダーの咳が止まらなくなりました。それを合図で皆一斉にバースデーソングを歌い始めました。誰の誕生日かなと思ったとき、副リーダーに“Happy Birthday、お誕生日おめでとう~”と言われ、同時にみんなのお祝いの言葉を書いたカードを私に渡してくれました。

  2ヶ月前にこのイベントを通じて知り合い、この一週間四六時中一緒にいられた仲間たちが一瞬かわいく感じました。このチームはイベントを改善していくため、毎回イベントごとの反省点をまとめて、積極的にアイディアを出し合って、どんどん成長していきました。メンバーたちはこのチームのために全力を出して、みんなが困難を乗り越え、喜びを共有し合えるようになりました。我々はもっと強く、もっと素晴らしいチームに成長し、さらにメンバー同士がお互いにより深く理解し合いました。私たちは同じ“交流”を目的に集まってきており、お互いの“交流”が大切な1つの目的だと思っています。

  交流、つまりコミュニケーション、トークだけではなく、イベントを通して、お互いに理解し合います。

  青海の旅で、交流は一つの成果ですが、また、自分を見つめ直す良い機会にもなりました。この一週間で、思い出を作り、悲しみいっぱい、楽しみいっぱい、希望もいっぱいになりました。今回のイベントは終わりましたが、交流はまだ始まったばかりです。

  寒い日々はあっという間に終わりましたが、青海の夏はまだ来ていません。

  あなたたちを祝福します。この一週間で夏の日光のようなキラキラ輝く思い出を残してくれました。すべてのふれあいの場の参加者へ、全てのF活メンバーへ。

  笑いながら歩んでください。

  そして、国際交流基金が私たちに貴重な機会を与えていただいたことに心から感謝しています。

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