卒業生便り vol.3 第三期生 王 雅潔さん
学業と仕事の両立
現在、上海海洋大学学生自治会のメディア部の部長をしています。活動は、主に新入部員を集めて、基本的な技能トレーニングをすることです。そして新入部員たちと一緒に三つの活動を行っています。:3つとは、設計、ビデオの編集とネットで宣伝することです。一年生の時から、現在の三年生になるまでに、主に独学で設計の技術とビデオ編集の一部の技術を身につけました。学生自治会のメディア部が設立され、幸運にも第一期の部長になり、頑張ってメディア部の部員たちみんなと協力して最初の一年間の活動をほぼ完璧に完了させることができました。現段階は、メディア部の二年目に向けて引き継ぎをしています。新部長に仕事の流れに慣れていただくように支援しています。まもなく学生自治会と別れることはちょっとつらいです。
高校留学当時の経験
日本に留学している間、自身の認知能力、判断力、特に自己に対する要求レベルがかなり向上しました。日本人は思慮深いし、真面目で、人との接し方が上手であるし、十分に心配りができます。日本で、昔よりもっと広く、もっと多様な社交的活動と出会って、無意識にコミュニケーション能力が向上し、一年間の活動で、自分自身の性格ももっと明るくなり、もっと積極的に挑戦する気持ちを持って、何事も受け入れることができるようになったと強く感じています。中国に帰って、大学の学生自治会の三回の入会面接では、この一年間の活動経験のおかげで、自信を持って臨機応変に対応でき、学生自治会の活動を開始することができました。そして学生自治会の活動では、いつも高いレベルを自分に課し、作品の細部まで完璧にして、マナーと制度についていろんなアドバイスをしています。このことは次期部長に昇進するための競争力の一つとなっています。
将来の夢
外交官になりたいという夢は以前から持ち続けていました。日本の留学生活で、自分がまだ未熟でいろいろな経験の必要があると感じました。そしてもっと自分にふさわしい目標も見つかり、今は銀行などの金融系または外資系企業の仕事に就きたいです。言語や、社交能力や、スケジュールの統括管理能力など、自分の得意分野を生かしたいと思います。留学のおかげで、もっと広い範囲で活動でき、視野がもっと広くなり、要求がもっと多くなり、単に基本的な標準の範囲だけでは満足できず、学校の勉強と学生自治会の活動で、指導力、協調力、分析力も増えて、基本的な専門の知識と素晴らしい設計技術も習得しました。これら全てが目標を達成するための基盤と原動力となっています。
高校留学当時お世話になった人々へのメッセージ
先生方、日本への留学機会を与えてくれて本当にありがとうございます。私へのご指導とお世話をしていただき本当に感動しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。日本のみんなと会いたいです。最初日本に着いた時、いろいろわからないところがありましたが、友達みんなもやさしく親切に私に教えてくれました。最初はちょっと隔たりはありましたが、最後は大変仲良くなって、すべてが一生忘れられない思い出です。さらに感謝したいのは福井でホームステイさせていただいた陶山さんとご家族の方です。異郷の地でも家族の雰囲気でもてなしてもらって、今でもあの時のことを思い出すと心温かくて涙が出そうになります。
後輩たちへのメッセージ
日本でしっかり勉強してください。言語の習得だけではなく、日本の文化と触れ合い吸収してください。その価値は図り知れません;たくさん周りの友達と交流し、たくさんお出かけして、たくさん活動やパーティにも参加してください;感謝の気持ちを持って、思いやり、周りの人を理解して、お世話になったら感謝してください;中国と違う文化と雰囲気を楽しんで、生活も楽しんで、できれば自分が好きな方法でこの一年間の生活をもっとたくさん記録して;国内にいる時も日本にいる時も、友達と家族、連絡を続けて、ちゃんとあいさつもしてください。あなたたちの留学生活がもっと有意義なものとなることを楽しみしています!
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