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日本の暮らしあれこれ [Vol.7]まだまだ慣れない日本のあれこれ【後編】

まだまだ慣れない日本のあれこれ【後編】

第七期生の皆さんは、昨年夏に来日し、あと1ヶ月ちょっとで帰国します。日本で長く生活した彼ら。中国の生活や考え方と異なり、戸惑いもあったと思いますが、周りの方々のサポートをいただきながら、努力してだいぶスムーズに生活できるようになりました。

それでも日本での生活、人との付き合いの中で「ここは理解できないなぁ」、「慣れないなぁ」と思うところはどんなところなのでしょうか。彼らの声を紹介します!前編に続き、後編は<マナー・ルール編>とその他の声をお届けします!

※あくまでも生徒各自の環境に基づく個人的な意見です。

 

<マナー・ルール編>

 

◆マナーやルールへの理解

「日本人はマナーやルールを守りすぎです。ある日、友達と一緒に電車に乗るときのこと。急いで走っていって、信号のボタンを押しましたが、ずっと青くなりませんでした。そろそろ電車が来るし、道路を渡らなければ絶対に間に合わないです。車も人もなかったし、友達に『早く渡ろうよ』と言いましたが、友達は『だめ!』と言い、どうしてもルールを守ります。結局は間に合わずに一時間後の電車に乗りました。」

ちょっと効率的でないと感じるかもしれませんが、車があってもなくても、人が見ていても見ていなくてもルールはルール。日本ではきちんと守ります!

                                                  

 

◆感謝を言葉に表すこと

「日本人はとてもお礼するのが好きだと思います。毎日一緒に食器を洗うとき、いつも『本当に助かるわ!』といってくれます。そして、いつも『ありがとう』といってくれます。実は小さいことですが、いつも感謝の言葉を言ってくれています。これはいいことですけど、ちょっと慣れないな~と思っています。」

日本は「親しき仲にも礼儀あり」なんでしょうね。小さなことでも御礼をいうのが礼儀とされています。一方、中国の人は感謝の気持ちを持っていても、近しい関係の間で直接的に「ありがとう」と言葉で表現することは少なく、「ありがとう」を言い過ぎるとよそよそしく聞こえるようですから、違和感を感じるのかもしれませんね。

                                                       

 

◆敬語

「敬語の使い方はとても難しいので、いつ使うか、いつ使わないかもあまり把握できません。時々、先生とか先輩とかと話をするときも、不注意に敬語のことを忘れることもあります。」

中国語にも敬語表現はありますが、日本語のそれとは異なります。それに、尊敬語・謙譲語・丁寧語など細かく分かれています。敬語のみならず、どこまで「タメ語」を使っていいのか・・・使い分けは難しいですね。まず初めての人には丁寧語を使っておけば大丈夫でしょう!

 

<その他>

 

◆笑のツボ

「いつもテレビ番組をみて、どうしても笑わないところで皆笑うのは理解できないです。どこが面白いかわからない。やはり日本の人と物事についての考え方はちょっと違うな。」

笑いのポイントは各国様々です。いろいろな国のお笑いを見ると楽しいかもしれません!日本の笑いのポイントが分かれば、日本理解度は最高ですね!

 

◆専業主婦について

「友達と親の話をしたとき、お母さんも働いていることに皆びっくりするような顔をしていました。普通のことだと思い続けてきましたが、日本では珍しいそうです。ちょっと理解できないです。お父さん一人では大変ではないでしょうか、お母さんたちもつまらないとか思わないですか。」

かつて、日本の職場は男性中心で、女性が社会進出しにくいことが多かったので、専業主婦が多かったです。今は、働く環境も徐々に変わり、中国のように共働きする女性が増えつつありますよ。

                                                     

 

◆外国に行きたくないと聞くこと

「よく『外国に行きたくない』という話を聞きます。やっぱり日本の生活は快適すぎて、外国に行きたくなくなるのかな。(中国には行きたくないって聞いたとき、自分はやっぱりちょっと気になりました・・・)自分は外国人として、話す内容が主に『外国』になります。『興味がない』とか『行きたくない』のような返事が出ると、ちょっと困ります。私は留学生として、外国に行って胸幅を広くすることが大事で、すごくいいことだと思います。」

外国に興味がないと言われるとちょっと寂しいですね。若者の内向き志向は日本の問題、だから皆さんが日本の人と接することで、「中国に行ってみたいな」と思ってくれるように、ぜひ頑張って交流してください!

 

◆男子が手伝ってくれないこと

「中国にいたときは、よく男子がいろんなことを助けてくれた。男子が重いかばんを持ってくれたりするのは普通だと思ってましたが、日本の男子は男女平等の意識が強いのを感じました。」

日本の男子学生がシャイなだけだと思います。お年頃ですから、特定の女子の荷物を持ってあげただけで、冷やかされることもありますし・・・。

 

◆焼き餃子

「私は中国の東北地方出身ですから、焼き餃子は慣れないです、美味しいけどね。」

中国のいわゆる「餃子」とは、水餃子を指しますからね。同じ餃子といっても、違うんですね。

◆坊主刈りの人

「よく坊主の髪の毛をしている人を見かけます。強い部活(運動部?)は特に坊主がいて、『集団坊主』という言葉を聴きました。どれだけスポーツが大好きでも、そんな必要はありますか、と理解できません。」

日本では、運動部、特に野球部は坊主頭の人が多いです。規律の厳しい昔の教育が野球部に残っていて、丸刈りが入部条件になるところも結構あります。中国では、高校生の部活がさかんではないので、こういった光景はあまり見られないでしょうね。

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