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日本の暮らしあれこれ [Vol.13]八期生に聞きました!~好きな日本の○○~【後編】

~好きな日本の○○~【後編】

  約1年間の留学生活を終えた八期生(2013年8月27日~2014年7月19日)に、さまざまな質問をしてみました。
今回は、八期生が日本留学中に「感じたこと」について、ランキング形式でご紹介します。

留学して、日本のイメージは?

  • 変わった! 57%
  • 変わらなかった! 43%

来日前の日本のイメージは・・・

  • ・日本人は礼儀正しいが他人との距離を保つ
  • ・本当の気持ちを表に表さない
  • ・ルールを守る
  • ・景色が良い
  • ・空気がきれい
  • ・魅力的な伝統文化がある
  • ・科学技術が発達している
  • ・多くの人がアニメ好き など

八期生コメント

  • ・おいしいものが多くて、太りました。
  • ・想像していた以上に礼儀正しい。
  • ・日本人は中国があまり好きじゃないと思っていたけれど、むしろ中国についてたくさん知りたがっていた。
  • ・日本人は、仲良くなってみると、とても面白く、心から接してくれる。
  • ・日本人はみんなおとなしいと思っていましたが、やっぱり性格は人によって違います。
  • ・ティッシュよりタオルを使っている。(中国では、ハンカチやハンドタオルを使う習慣がなく、ポケットティッシュを持ち歩くことが多いようです。)
  • ・校則がとても厳しかった。
  • ・きれいな国と思っていたが、時々、汚く使ってあるトイレがあってびっくりした。
  • ・とても礼儀正しく、友達の間でも、「おはよう」「ごめんなさい」を言う。年長者への尊敬の気持ちは、私も見習いたいと思う。
  • ・電車に乗るときに、きちんと並ぶ。
  • ・お巡りさん(警察官)が、とても親切。道を聞いたりすると、とても詳しく説明してくれる。
  • ・日本人の英語の発音・・・。(中国で学ぶ発音とは、だいぶ違うようです。)

良い方に変わったという意見が多かったですが、なかには少し残念だと感じたこともあったようです。

感動したことは何ですか?

  1. 1位 お別れパーティ・送別会のとき、クラスのみんながアルバムを準備して、メッセージを書いてくれた。みんなが心をこめて作ってくれたものだから、とても感動した。

    「学校の最後の日に、サプライズの送別会をしてもらいました。そんな声が多数でした。1年間ともに学び、活動してきたクラスや部活動の仲間たちからの、最高の贈り物でしたね。

  2. 2位 みんなの励まし ・日本語スピーチコンテストの前、先生とクラスメートは、自分たちの放課後の時間を使ってじっくりと私の発音の矯正をして、スピーチのノウハウを教えてくれました。みんなの励ましや親切がとても自信になったし、日本語の勉強の原動力になりました。

    悩んでいるときに声を掛けてもらった、頑張れ!と言ってもらった。他の人が、自分を応援してくれる、そんなことに感動したという声がありました。

  3. 3位 日本で最初に受けた親切・来日直後の文化祭で、どうしていいか分からない私に、みんな親切に教えてくれました。初めての海外で全部のことを自分でやらなければならなかったけれど、そのとき突然に他の人から手伝ってもらったので、心からありがたい気持ちになった。 ・日本で知らないこと、迷うことがあるとき、必ず誰か親切な人が助けてくれます。中国ではみんなが自分のことを優先することがありますが、日本では、手元の仕事をしばらく置いて、熱心に助けてくれます。それが感動します。

    来日したばかりの何も分からないとき、どうしていいかわからなくて不安なときに声を掛けてもらった、親切にしてもらったことも、とても心に響いたようです。

  4. 4位 誕生日のサプライズ ・誕生日のとき、黒板に祝福の絵を書いてくれ、みんなでハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。みんなの気持ちもうれしかったし、自分の今までの努力が報われた気がした。

    予想外のことに感動したようですね。誕生日をお祝いしてもらうと、心の距離がぐっと縮まった感じがするでしょう。

【その他】部活でのチームワーク、車の譲り合いほか

一番大変だったことは何ですか?

  1. 1位 人間関係・コミュニケーションのとり方・グループに入れなくて、1ヵ月半ぐらいずっと1人でお弁当を食べていました。 ・話題探しに苦労した。空気を読めずに皆とどう接していいか分からなかった。 ・日本人の曖昧さが、とても頭の痛い問題でした。悪いことをしても、直接怒られなかったこともあり、誤解を生んだこともあります。 ・日本は公共の暗黙のルールが多いので、それを学ぶ必要があった。

    年度途中からクラスに入る難しさや、何を話せばいいのか分からずに戸惑ったことが一番に挙がりました。

  2. 2位 寂しさ・ホームシック ・誰も話しかけてくれなかったので、自分で悩むしかなくて辛かったです。相談していいかも分からず、1人で落ち込みました。

    初めての外国での生活。自分で考えて行動しなければならないことも多く、心細く感じたでしょう。友達がなかなかできなかったり、うまく話せないこともホームシックの原因だったかもしれません。

  3. 3位 日本語が分からないこと ・友達の話す言葉が分からず、そのときはちょっと寂しかった。

    折角話をしたいのに、相手の言っていることが分からない!来日直後はそんな悩みも多かったようです。

  4. 4位 通学時間が長いこと ・通学に2時間かかった。 ・朝の電車がすごく混んでいました。降車時、間に合わなくてドアに挟まれました。

    中国では、通学時間はそんなに長くないと良く聞きます。電車やバスの乗り継ぎが複雑で、通学路を覚えるのに苦労した人もいるようです。

【その他】「制服が冬でもスカートだったので、寒かった」「部活動が土日もある」、「ないです!」ほか

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