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日中交流センターでは、2006年より「心連心:中国高校生長期招へい事業」を実施し、中国各地から日本語を学ぶ高校生を約1年間日本に招へいし、日本各地の高校に留学する機会を提供しています。留学生は日本人生徒と同様の生活を送りながら日本の文化や生活習慣を理解し交流を深めますが、事業開始から13年目を迎え、これまでに390名の卒業生を輩出しており、日中の架け橋となるべき若者が着実に育っております。
この度、中華人民共和国駐日本国大使館より、感謝の意を込めて、高校生の受け入れに長年ご協力いただいている受入校の校長先生を中国へご招待したいという提案を受け、『高校校長訪中事業』を共催で実施することとなりました。日本各地の校長先生方16名に中国・北京市および天津市において、日本語教育の現場訪問、『心連心卒業生』との交流、世界遺産の視察などを通して中国を肌で感じていただきました。
この度、中華人民共和国駐日本国大使館より、感謝の意を込めて、高校生の受け入れに長年ご協力いただいている受入校の校長先生を中国へご招待したいという提案を受け、『高校校長訪中事業』を共催で実施することとなりました。日本各地の校長先生方16名に中国・北京市および天津市において、日本語教育の現場訪問、『心連心卒業生』との交流、世界遺産の視察などを通して中国を肌で感じていただきました。
※順不同・敬称略
※各校都合により、校長先生のほか教頭先生等にもご参加いただきました。
※各校都合により、校長先生のほか教頭先生等にもご参加いただきました。
※本事業は国際交流基金・在日中国大使館教育部の共催事業です。
中国出発前夜、中華人民共和国駐日本国大使館教育部に於いて壮行会が開かれました。
今回の高校校長訪中事業共催の中国側を代表し、胡志平公使参事官がご参加の先生方へ、長年の日中友好促進へのご協力に対し、感謝の言葉を贈られました。
また、「心連心:中国高校生長期招へいプログラム」に参加し、現在は日本で就職したり大学に進学している心連心卒業生も壮行会に駆けつけ、かつてお世話になった先生に久しぶりにお目にかかり近況報告をしました。
今回の高校校長訪中事業共催の中国側を代表し、胡志平公使参事官がご参加の先生方へ、長年の日中友好促進へのご協力に対し、感謝の言葉を贈られました。
また、「心連心:中国高校生長期招へいプログラム」に参加し、現在は日本で就職したり大学に進学している心連心卒業生も壮行会に駆けつけ、かつてお世話になった先生に久しぶりにお目にかかり近況報告をしました。
「壮行会に教え子2人が来てくれて再会できた。それぞれが留学をきっかけに日本で活躍していることが嬉しく、とても頼もしく思った。」
「東京の中国大使館では胡公使参事官をはじめ職員の方々総出で送り出していただき、温かさを感じると共に、訪中に向けて改めて心が引き締まった一時となりました。」
北京にある日本国大使館を表敬訪問しました。
広報文化部の堤尚広公使には、青少年交流を含めた日中関係の現在と未来への展望、北京の安全面などについてお話をいただいたほか、質疑応答の場面でも丁寧にご対応いただきました。また、併設の図書コーナーもご案内くださり、先生方は興味深く聞き入っていらっしゃいました。
広報文化部の堤尚広公使には、青少年交流を含めた日中関係の現在と未来への展望、北京の安全面などについてお話をいただいたほか、質疑応答の場面でも丁寧にご対応いただきました。また、併設の図書コーナーもご案内くださり、先生方は興味深く聞き入っていらっしゃいました。
「大使館を訪れたことが初めてだったので、日本との架け橋の役割であったり、非常事態に備えることだったり、重責を担って働いている方とお会いしてお話をうかがうことができて光栄でした。」
「公使の、言葉を選びながらも、人柄・教養・ユーモアに溢れる一言一言に感動を覚え、同時に、公使が日本国の代表であることに誇りを感じました。」
北京市にある月壇中学を訪問。こちらは現在、中国で唯一生徒全員が日本語を第一外国語として必修で学ぶ中高一貫校で、心連心にはこれまで計13名の高校生を派遣しています。
張文生校長先生に校内を案内していただいた後、心連心卒業生で在校生の褚睿雯さん(11期生)、張睿さん(12期生)が留学時代の感想を訪問団の前で発表してくれました。二人は共に長崎・活水高校に留学。日本から来られた校長先生との再会をとても喜んでいました。
張文生校長先生に校内を案内していただいた後、心連心卒業生で在校生の褚睿雯さん(11期生)、張睿さん(12期生)が留学時代の感想を訪問団の前で発表してくれました。二人は共に長崎・活水高校に留学。日本から来られた校長先生との再会をとても喜んでいました。
「張校長先生はじめ多くの先生にご案内と説明をしていただき理解を深めたところ、日本語教育にとても力を入れており、全生徒に必修科目として学ばせていることを知り驚きました。」
「本校に留学していた2人に会えて成長を確かめられたのが何よりも嬉しいことでした。」
心連心に第3期(2008年)から現在の13期生まで合計24名の学生を派遣している天津外国語大学附属外国語学校を訪問。
こちらでは9月から日本語を習い始めた中学1年生の日本語の授業を参観させていただき、3ヶ月にも満たない学習歴とは思えないレベルの高さと、生徒が積極的に発言する様子を目にすることができました。
また、現在同高校に在籍する5名の心連心卒業生(第11期・12期生)が集まり、留学時代の思い出や今後の目標などについて発表してくれました。その流暢な日本語と内容に一同が感心する中、留学当時の先生と再会した卒業生は懐かしくお喋りしたり写真を撮ったり嬉しそうな様子が見られました。
刁雅俊校長先生からは、これまでの留学生受入れに対してご来訪の先生方に感謝が述べられ、日本の高校生の留学も歓迎しますとのお言葉をいただきました。
こちらでは9月から日本語を習い始めた中学1年生の日本語の授業を参観させていただき、3ヶ月にも満たない学習歴とは思えないレベルの高さと、生徒が積極的に発言する様子を目にすることができました。
また、現在同高校に在籍する5名の心連心卒業生(第11期・12期生)が集まり、留学時代の思い出や今後の目標などについて発表してくれました。その流暢な日本語と内容に一同が感心する中、留学当時の先生と再会した卒業生は懐かしくお喋りしたり写真を撮ったり嬉しそうな様子が見られました。
刁雅俊校長先生からは、これまでの留学生受入れに対してご来訪の先生方に感謝が述べられ、日本の高校生の留学も歓迎しますとのお言葉をいただきました。
「中学1年生の日本語の授業を見学して、3ヶ月目での習熟度の高さに驚くとともに、心連心卒業生が留学を終えて帰国した後の立派な姿に触れてとても感心した。有意義な学校訪問となりました。」
「少人数教育、ICT活用など先進的な教育が施されているように感じましたし、90%近い生徒が英語を主専攻にしている事を知って、中国の英語教育にも興味が湧いたところです。」
長年中国人留学生の受け入れをされている学校の先生方ですが、意外にも中国や北京に来るのが初めて、という方も半数以上いらっしゃいます。中国を象徴する天安門広場・故宮博物院・慕田峪長城を視察していただきました。
「天候に恵まれ、青空の天安門・故宮博物院・万里の長城を歩いて視察できたことは幸いでした。中国という国のスケールの大きさを実感することができました。」
「故宮博物院の大きさはこれまで自分が見た建造物のうち最大で圧倒され、万里の長城は歴史的背景や建造物としてとても素晴らしく、ただただ感動しました!」
北京滞在最後の夜は、北京在住の心連心卒業生も参加して懇親会を開催。中国教育国際交流協会の張瓊瓊副主任にご出席いただいた他、現地の報道機関も取材に訪れました。ここでも、卒業生たちから留学時代のことや現在の状況、今後の目標などを聞きながら、ご参加の先生方全員から本事業に対するご感想を述べていただきました。
「本校に来ていた留学生が制服を着て参加してくれて、元気に頑張っている姿を見られたことが嬉しかった。本校と心連心のつながりを強く感じています。」
「本校に来た生徒ではなくとも、心連心を卒業した皆さんと懇談できたことは、大変良い機会でした。色々なところで活躍されている姿には感動しました。」
「心連心卒業生の話を聞き、1年の留学が大きなインパクトであることが分かり、預かる側としても嬉しい限り。今受入れている生徒を見守っていきたいと思います。」
予定の行程を全て終え、北京から各地へ戻ります。ご多忙の中ご参加くださった先生方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
「一方通行の交流から双方向への転換へ、具体的な計画が進むのを期待している。」
「現在、本校の修学旅行は、高1が台湾、高2がマレーシアとなっているが、今回訪問したことを機に高1の台湾を北京・天津に変更が可能か検討したい。」
「中国の教育・文化・歴史に触れ、日本の立ち位置にも理解が深まり、実体験することができた。」
「心連心卒業生との交流会は良かった。日本留学時の話や、それを経て現在があるということが聞けたのは貴重。今来ている留学生への指導に生かしたい。」
「教育事情の視察、世界遺産見学及び関係者との交流を深めることができ大変有意義だった。」
「今回の事業の様子を本校の先生や生徒に伝え、中国に関心・理解を持ってもらうことが責務であり、今後「中国高校生長期招へい事業」が更に発展して、相互に行えるようになることを願う。」
「初めての中国訪問で自分自身の中国に対する印象が大きく変わった。」
「自分の眼で中国という国を見て、肌で感じて、教育に携わる方々から話を聞けた事が自分の視野を広げることにつながった。」
「この事業は日中でしっかりとした組織が留学の受け入れ主体になっていることを今後多くの学校長だけでなく、行政関係者(教育委員会)にも知ってもらうことが必要だと思う。」
「日頃、マスコミ報道で知るしかない中国のことを直接現地で見ることができたことは大変有意義だった。」
「東京の中国大使館での壮行会や中国で2校の学校訪問、卒業生との交流など、なかなか得られない機会をいただけて印象が深い。」
「生徒にも海外に行って自分の眼で見ることを推奨しており、今回自分は正にそれを実感した。」
「レベルの高い教育環境、意識の高い生徒達、中国の重みある歴史や人々の勢いを感じることができ、改めて、この心連心の取り組みの重要性を再認識する機会となった。」
「国際交流や国際理解教育を進める上で外国の教育の実態や動向を知ることは重要であり、校長として学ぶことがたくさんあると感じた。今後中国は日本の重要なパートナーになる前提で中高生の交流を拡大していくべきだと感じた。」
「日本全国の校長先生と交流を持ち、心連心プログラムの受け入れや生徒への影響について知ることができた。このプログラムが日中関係の大きな役割を果たしていることを感じた。」