日本のシンボルというと、いつも富士山が思い浮かびます。円錐形の山の頂上は一年中雪で覆われており、その形は逆さまの扇子に似ているため、「玉扇」 という美称も持っています。富士山は、アニメ『名探偵コナン』など、日本の様々な映画やテレビ作品に登場しており、その風景が描かれてきました。これらの作品を通じて、私は初めて富士山の美しさに魅了されました。 アニメの画面からリアルな写真まで、当時、この山の美しさに感銘を受けました。
　夏休みに日本を訪れた際、仲間たちと一緒に新幹線で東京へ向かいました。途中隣の女性が私にこう言いました。「天気がいい日には左側の窓から富士山が見えますよ。でも今日は雲に覆われているのでたぶん見えません。残念ですね。」。窓から見てみましたが、確かに山の輪郭線だけが見えます。その美景を自分の目で見ることができなかったのは残念ですが、隣の方が共有してくれた写真を通じて富士山の違う美しい景色を楽しむことができました。同時に、日本文化における富士山が象徴した幸せな意味も理解できました。