Voice ~参加者の声~ 于 暠さん
学術研究と課外活動
名前
于 暠 さん
中国語テストシステムの開発と研究生活
先輩たちと一緒にある大手企業の協賛を得て中国語テストシステムの開発に取り組んでいま す。最近、中国の経済がどんどん発展していることに伴って、日中貿易がますます活発にかつ密接なものとなっていることから、中国に行って商談する日本の企業もどんどん増えています。私たちは商業交流にもっと密接で有用な中国語テストシステムを作りたいと思っています。これらは、市場が空白となることを防ぐ効果があります。前期の調査は業界で流行っている中国語テストシステムから第二外国語の習い方まで、さまざまな試験の問題集の収集と将来的に必要となる試験問題の把握と選択などを実施しています。このような内容は外国語の専攻ではない私に対して、本当に大きいな挑戦です。情報化社会は、インターネットで検索すれば早く、さらに便利であるし、同時に私たちにとって取捨選択すべきものが何であるのか判断がもっと高いレベルで要求されました。いろいろな先輩と友達と協力して、現在、この難しい仕事は順調に進んでいます。近い将来、この中国語テストシステムが日本の様々な人々が中国を訪れる際に本当に役に立つものになればと思っています。
二つ目は私の専攻の研究と勉強です。日本は先進国として、機械と電子の分野で世界一の技術を待っています。同時に、日本漢方医学と密接な中国医学も、どんどん進歩し、徐々に西洋にも浸透してきました。生物医学課程の学生として、中国医学の家庭に生まれた私としても、先端的な西洋社会の医療技術を参考にして、東洋医学の曖昧な部分を解明していきたいと思います。そして現代の科学技術で中国医学を改良し発展させ、本当に人々を幸せにできるように頑張りたいです。研究では、中国の医学界の友達と学術交流も行い、早めに後期の実験に溶け込めるように頑張って、資料を検索して、文献を読み、直近の三~五年間で明確な結果を残せるように頑張っています。
留学当時を振り返って
高校生のときの留学経験は私の人生を劇的に変えました。交換留学の前は、日本に来て大学課程の勉強を受けることなど全く考えたこともありませんでした。日本に来た一年目に、とても優秀な物理の先生と出会いました。彼の授業はすごく生き生きとしていて、創造的な教え方なので、私はすぐ物理に対して感性的に認識することができました;高校三年生になったとき、私の担任の先生と日本への留学の可能性について真剣に検討しました。あの時、海外留学への気持ちが固まりました。そして最終的に、国内での推薦による進学をあきらめて、日本での理工課程を専門とする進路を選びました。
初めて日本に来た頃は、大学の生活で困ることがたくさんありましたが、今思い出すと、三~四年間の努力は、時間の経過とともにすべての苦労はよい経験であって、成長の糧にもなったと思います。日中交流センターにはこんな貴重な機会をいただき、ほんとに感謝しています。自分の人生も素晴らしいものになっています。
将来の夢
二つの方向性を考えています。
第一は、中国語テストシステムの開発、および中国語の研修で、中国に行く日本企業の方たちの中国語のレベルを向上し、間接的に日中友好に貢献します。みなさんもご存じの通り、最近日本と中国は領土問題でずっと係争中で、残念ながら、今までまだ有効な解決方法が見つかっていません。私は将来、民間の交流と協調を図り、日中関係の潤滑油になりたいです。
第二に、将来、卒業後中国に帰って、中国人の所属する医療機械の会社を作りたいと思います。正直に言って、中国の精密機械の開発能力は世界の最高レベルと比べたら、まだまだです。工学によって、西洋医学と東洋医学を有効的に結びつけ、ビジネスに生かし、中国の医療用精密機械の製品が世界中で競争力を持つレベルになって、直接的に将来人々の生活の質を向上させることが私の目標です。
お世話になった皆さんへ
いつも私のことをお世話してくれた日中交流センターの先生たち、日本の高校の先生たち、およびホームステイ先の家族のみなさんに感謝します。試験の間、千葉国際高校の蓮間先生がわざわざ京都から来て、応援してくれました。千葉高校での宿舎生活など、ずっと忘れられない思い出です。先生とクラスメートたちの支えで、これまで一歩ずつ頑張ってやってこれました。まだ大した功績は残せていませんが、ずっとこの道を続けて歩んでいくつもりです。あなたたちを失望させません。そしてみなさんの健康と平穏、夢が叶うように心からお祈ります。
今年でもうこのプロジェクトも七年目です。第一期生として日本に来て、時間はゆっくりと過ぎました。高校生たちとの交流を通して、自分の目で日本社会を観察してほしいです。よく考えて、周りの人と交流して、思慮深く相手のことをよく理解してください。未来の日中友好の希望であり、私たちの肩を担っています。後輩たちが長期交流プログラムで人生のいい財産と経験を得てほしいです。自分の道を見つけられるように、頑張ってください!