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ふれあいの場サポーター活動報告2024 広州ふれあいの場 対面イベント 活動期間:2023年10月~2024年3月
About
ふれあいの場サポーターとは?
ふれあいの場サポーターは、日本の大学生が中国「ふれあいの場」の大学生と共に、
一から日本文化に関するイベント(オンライン・対面)を作り上げ、
企画~実施までを行うプログラムです。
今期はふれあいの場サポーター8名が5か所(広州・済南・杭州・重慶・貴陽)のふれあいの場に分かれてオンライン活動を実施し、その後2グループに分かれて済南・広州ふれあいの場で対面イベントを行いました。
Schedule
活動スケジュール
2023年10月
交流前研修(オンライン)
ふれあいの場との連絡開始
2024年1月
オンライン活動終了
2月
渡航イベント準備
渡航前研修
3月
広州ふれあいの場へ渡航・対面イベント
修了報告会
渡航スケジュール
2024年3月13日~18日に、ふれあいの場サポーター5名が広州ふれあいの場(中山大学)を訪問し、日中両国の交流の担い手となる青少年間のネットワーク構築を目的として、ふれあいの場の学生と共にお互いの文化を紹介するイベントを実施しました。
1日目 3月13日(水) 広州到着!
2日目 3月14日(木)
  1. 日本語授業参加
  2. フィールドワーク
3日目 3月15日(金)
  1. 伝統文化継承についてグループディスカッション
  2. イベント準備
4日目 3月16日(土) 文化紹介イベント
5日目 3月17日(日)
  1. フィールドワーク
  2. お別れ会
6日目 3月18日(月) 日本帰国
文化紹介イベント
日中5名の学生による「無形文化遺産の保護と継承について」の発表をしました。発表で紹介された無形文化遺産は「広州刺繍」「雅楽」「富岡製糸場と絹遺産群」「双皮奶」「お接待」で、文化によっては保護や継承の工夫、達成度が異なっていました。
発表後は早口言葉や伝言クイズといった交流イベントを行いました。日本から持って来たカプセルトイの景品やお菓子を用意して、最後は楽しく会話をしました。学内外から20名程がイベントに参加し、発表後の意見交換とイベントは大いに盛り上がりました。
日本語授業参加
外国語学院の2年生と3年生の日本語授業を見学しました。
3年生のクラスでは和歌・短歌・俳句について学ぶ授業が行われていたので、皆で授業に参加し、有名作品の一語を空欄にした穴埋めクイズを行ったり、中国人学生が事前に作ったオリジナル作品の講評などを行いました。
フィールドワーク
14日は広州の無形文化遺産の一つである広州刺繍について学ぶため、永慶坊のアトリエを訪問し、刺繍作品を鑑賞しました。「本当に糸?」と疑うほど細かく刺繍が施されており、どれほど高度な技術であるかを作品と共に実感しました。
17日は広州市文化館、大仏寺、北京路に行き、中国の伝統的な建物や風景に圧倒されました。
活動を終えて
ふれあいの場サポーター
  1. 上村 紗生さん
  2. 中溝 明佳さん
  3. 永木 遥香さん
  4. 山本結衣さん
  5. 町田 音々華さん
楽しい思い出として心に残っているのは、同じ時間を過ごせた日本人学生や現地の学生の存在があったからだと考えています。朝から晩までみんなと一緒に過ごして毎日が幸せでした。この出会いに感謝です!またみんなに会いに行きます!
ふれあいの場や日本語学科の学生たちはどんな質問にも気さくに答えてくれて、いつも会話の絶えない5日間でした。交流して楽しむことに国の違いは関係ないのだと思いました。
一緒に新しいことを学ぶ中で、自然とコミュニケーションが増えていきました。今回の活動を通して、直接体験し交流することの重要さを実感しました。
広州独自の文化や風習を学んだのはもちろんのこと、中国(広州)からみた日本文化、日本社会も学べたと思います。
新しくできたたくさんの友人とこれからも交流を続けていきます!
広州ふれあいの場
今回の活動でのオンライン交流の部分も対面交流の部分もどちらも良かったと思います。日中双方の学生が充分に伝え合い、交流する機会があり、自由度も高く、皆さんが創造力を発揮することができました。
日本の学生達がとっても友好的でした。オンライン交流の時から対面で会うまでに話したこと、みんなで無形文化遺産についてディスカッションしたこと、また、一緒に自分達の日常生活をシェアし合ったこと、これらがとても楽しかったです!
今回の交流活動を通じて、対面の交流は異なる文化の中で育った人達同士で豊かな交流ができることを感じました。文化を伝えることの魅力をとても感じました。
日本学生が帰国する時、とても別れがたかったです。
今回の活動は本当に楽しくて感動しました。もっとたくさん行われるといいと思います。
日中の無形文化遺産伝承に関する知識を学びました。それだけでなく、より重要なこととして、言語や文化が同じでないことは私たちの心と心を近づける障害となるものでないとしっかりと理解できました。

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