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JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
令和5年度 第2回 ふれあいの場サポーター活動報告 オンライン活動 活動期間:2024年3月~2024年9月
ふれあいの場サポーターとは?
ふれあいの場サポーターは、日本の大学生が中国「ふれあいの場」の大学生と共に、
一から日本文化に関するイベント(オンライン・対面)を作り上げ、
企画~実施までを行うプログラムです。
今期はふれあいの場サポーター14名が5か所(延辺・ハルビン・昆明・長沙・フフホト)のふれあいの場に分かれてオンライン活動を実施し、その後2グループに分かれて貴陽・長沙ふれあいの場で対面イベントを行いました。
活動スケジュール
2024年3月 ・交流前研修(オンライン) ・ふれあいの場との連絡開始 ・オンライン活動実施
2024年6月 ・オンライン活動終了
7月・8月 ・渡航イベント準備 ・渡航前研修
9月
・貴陽ふれあいの場へ渡航・対面イベント
・長沙ふれあいの場へ渡航・対面イベント

・修了報告会
延辺ふれあいの場 活動記録
担当サポーター
伊藤千夏さん
伊藤千夏さん
村上凜花さん
村上凜花さん
3月
自己紹介/二択クイズ
テーマは「仲良くなろう」です。自己紹介ではお互いの共通点や相違点を知り、二択クイズでは、日本と中国の地域や若者言葉に関して交流し、和気あいあいとした雰囲気で進行でき、今後の交流への期待感が高まりました。
4月
お互いの年中行事
クイズ形式で、日本側は七夕とお正月について発表をしました。説明を聞くだけではなく、クイズに答えながら交流することで、深く知ることや質問し合うことが出来ました。
5月
日中の娯楽文化
自分の好きなアニメや漫画、ドラマや音楽についてそれぞれ紹介しあいました。後半のフリートークでは話が盛り上がり合計で2時間も交流し、濃い内容となり、イベント後の満足感が強く残りました。
6月
互いの日常生活
動画や写真を使い、アルバイトや大学の紹介、住んでいる町の紹介をしました。今までの交流会を通して仲良くなれたので、最後お別れするのが悲しかったです。しかし、互いに深く知ることが出来、友達になれて良かったです。
ハルビンふれあいの場 活動記録
担当サポーター
安田朱里さん
安田朱里さん
小野七菜さん
小野七菜さん
笹方舞依さん
笹方舞依さん
3月
好きな音楽
自分の好きな歌手や、曲を紹介しあいました。中国では日本のアーティストも流行っているようで、「こんなアーティストまで知ってるの?!」と驚きを隠せませんでした。新たな発見を得られたとてもいい機会となりました。
4月
日中の学校生活
両国の学校生活についての○×クイズ実施したり、グループに分かれてそれぞれの学校生活での一番の思い出について話しました。学校生活の習慣の違いや、学生の頃のあるある話で盛り上がるなど和気あいあいとしたイベントになりました。
5月
料理
中国料理、日本料理、中華料理についてのクイズをしたあと、自分の好きな料理や食べ物にまつわる文化についてグループに分かれて話し合いました。後半のフリートークでは、自分の地元の料理の写真を用いながら、地域の料理文化について話しました。
6月
推し
好きな俳優やアイドル、アニメ、ゲームについて語り合いました。テーマごとに小さなグループに分かれて話し、アニメについての話題になると、鬼滅の刃、ガンダム、けいおんなど、日本の有名なアニメのほとんどがふれあいの場の学生の皆さんにも浸透していることに驚きました。
昆明ふれあいの場 活動記録
担当サポーター
木村魁さん
木村魁さん
越塚峰花さん
越塚峰花さん
和泉舞桜さん
和泉舞桜さん
3月
ご当地スイーツ
日本側は京都の「八ツ橋」を、中国側は「泡魯達」を紹介しました。イベント終了後には紹介してもらったスイーツをお互い実際に作りました。実際に作って食べてみることで、相手の国についてより身近に感じることができました。
4月
若者言葉
クイズ形式の発表にしたことでイベントがより盛り上がりました。 若者言葉の中にはとても面白い言い回しだったり、両国で似てる言い方があったりと非常に面白いイベントになりました!
5月
メニューの違い
レストランのメニューやお店の商品の違いをパワーポイントにまとめて発表しました。
世界規模で展開しているファストフード店やコンビニでも日中で商品に違いがあり、とても驚きました。印象的だったのは中国のKFCではお粥が人気メニューだということです。
6月
服飾の違い
日本側は平安時代、江戸時代、大正時代について発表しました。中国側は漢服の変遷や辮髪など様々な服装について紹介してくれました。日中の服装の変遷から時代の特色や文化について学ぶことができました。
長沙ふれあいの場 活動記録
担当サポーター
谷二葉さん
谷二葉さん
森脇光一さん
森脇光一さん
長井優美さん
長井優美さん
3月
日中の休暇
春節や中秋節、元宵節、清明節、端午節の過ごし方や風習について知り、どちらの国にも共通して先祖を敬う習慣や家族や友人とのだんらんを大切にしていることがわかりました。
4月
言葉集め
好きな日本語を集めて発表をしあい、中国側は日本のアニメキャラクターのセリフを発表している人が多く、日本側は沖縄弁、日本の古語を発表しました。日本人が何気なく使う言葉やセリフ、言葉遣いを面白いと感じてくれていることを知り、日本語の発音や美しさを改めて感じることができました。
5月
料理紹介
料理の名前や写真だけでなく、それぞれの料理の作り方や歴史まで紹介してもらったのでとても勉強になりました。伝統的なものだけでなく、最近若者の間で流行っている料理を発表してくれる人もいて、とても興味深かったです。
6月
料理&フリートーク
5月に中国側が紹介した油糖もち、焼き冷麺、ミルクティーを実際に作ったり食べたりした感想を日本側が発表しました。
フフホトふれあいの場 活動記録
担当サポーター
山口珠生さん
山口珠生さん
東條友貴さん
東條友貴さん
富山碧衣さん
富山碧衣さん
3月
名物料理紹介
住んでいる地域の名物料理について、特徴や作り方などを紹介しました。 中国側の学生は「茶湯」と「ミルク豆腐」、日本側は東京、山梨、愛知の名物料理をそれぞれ紹介し、お互いの地域の料理への理解を深めることができた、楽しいイベントとなりました!
4月
学校生活と休日の過ごし方
中国の大学は基本的に寮生活ということで、部屋の様子を見せてくれたり食堂や授業の時間割など日本の大学と違いがありとても面白かったです。そのほかにも日本のドラマの話や中国語の方言の話などで非常に盛り上がりました。
5月
特技
お互いの特技を写真や動画などを使って紹介しました。紹介してくれた特技は色々あり、ピアノや書道、スケートボード、馬頭琴、歌を歌ってくれた方もいました!少人数に分かれてグループでの会話にしたことで、話す時間が増え、有意義な時間を過ごすことができました。
6月
クイズ大会
日本側からは言葉、観光地、文化や習慣の3つのテーマで、中国側はアニメとドラマをテーマにクイズを出題しました。音楽や映像を流してそれについて答えてもらう形式のクイズもあり、視覚的に楽しむこともできました。
オンライン活動を終えて
伊藤 千夏
国が違っても、またオンラインでもこのように仲良くなることが出来、その上互いについて深く知ることも出来ることに驚きました。実際に会うことでしか得られないこともあるとは思いますが、オンラインのみでもたくさんのことが得られました。中国文化と日本文化との違いや、生活の違いなど、たくさん驚きと発見がありました。この交流会の経験を、これからの日中交流に活かしていきたいと思います。
村上 凜花
私のテーマは「とりあえず、やってみる」。興味本位でもなんでも吸収すれば、おのずと結果はついてくると改めて実感しました。毎回新鮮な気持ちで楽しみながら交流ができ幸せでした。私のおしゃべりやゆる~い進行にも笑顔で付き合ってくれた延辺のみんなが大好きです。優しくてあったかいみんなが居てくれて本当に感謝しかないです。いつか絶対延辺に行ってみんなに会います。
安田 朱里
ただ伝えたいことを伝えるのではなく、ただ学ぶばかりではなく、相手へのリスペクトと好奇心を忘れず、自分が伝えたいことと相手が知りたいことと自分が知りたいことのバランスをとっていくのが重要なのかなと感じました。言うのは簡単ですが、いざやるとなると難しく、試行錯誤の日々でした。この活動がふれあいの場の皆さんにとっても何かの助けになっていれば嬉しいです。
小野 七菜
イベントの企画から開催まで、上手くいかないこともありましたが、中国の学生さんやふれあいの場のサポーターの皆さんと考えて試行錯誤した時間も大切な思い出になりました。そして何より、中国の学生さんと話す中で想像してなかったような新しい発見を得られたことで自分の世界が広がりました。9月の渡航ではより密接な交流が期待できるので、より良い時間になるように楽しんで頑張りたいと思います。
笹方 舞依
イベントが円滑に進むよう、充実したものになるよう共に取り組んできたサポーターの方々、現地ふれあいの場のリーダーの方々、イベントに参加してくださった学生の皆さんとの出会いに感謝です。オンライン活動といえども、その枠を超え、得られる以上のものを得ることができました。オンライン活動は終了してしまいましたが、We Chatやその他SNSを活用するなど、9月の渡航に向けても、コミュニケーションの幅を広げていけるといいなと思います。
木村 魁
このプログラムを通して、普段の自分の生活では出会うことができなかった方々と交流する貴重な経験ができました。生まれ育った場所が違う同年代の人たちと、それぞれが触れてきた文化について話し合うことはとても刺激的で楽しかったです。どちらかが一方的に自分たちの文化を話すのではなく、お互いが共有することでお互いの共通点と相違点がわかり、より理解が深まりました。また、違っていることの面白さを改めて感じました。
越塚 峰花
ネットなどで調べても出てこないような、生の中国の文化について知れるとても貴重な機会でした。毎月の活動で定期的に中国の学生の皆さんと連絡をとって交流することで、オンライン上の交流だけとは思えないような充実した時間を過ごせたと思います。オンラインイベントが終了した後でも、ここで得たコミュニティ、人脈を活かして、交流を続けていきたいと思います!
和泉 舞桜
今回のオンラインイベントで中国の学生さんと交流した時間は本当に楽しくてとても学びの多いものになりました。私は今回の活動を通して初めて昆明という都市について知り、文化や料理、服飾など、様々な交流を通して、昆明に行き交流した学生たちと対面で会いたいと思いました。オンライン活動が終了した後も中国の文化や言語について学び、たくさんの方と交流したいと思える素晴らしいイベントに参加できたことに感謝です。
谷 二葉
オンラインの会話は独特な雰囲気で、慣れるのに時間がかかりました。リアクションは必ず取ること、遠慮せずに発言することで会話に入りたくなるような雰囲気作りをしました。私は質問をその場で考えることがあまり出来ないでいたのですが、他の日本メンバーが助けてくれ、良いイベントを作り上げることが出来ました。離れた場所でも同じ空間を共有できるオンラインイベントがとても楽しく、実りのある時間でした。
森脇 光一
アイスブレイクやフリートークを通して少しずつ仲良くなれたのが嬉しかったです。イベント計画の難しさやイベント本番での機材トラブルなど困難なことも多々ありましたが、それ以上に遠く離れた中国の皆さんや日本側のみなさんとお話して同じ時間を作り上げていく過程が本当に楽しかったし、このイベントを通して自分も大きく成長できたと思います。
長井 優美
非常に学びの多いオンラインイベントでした。また日本の紹介に対して、中国側から毎回あたたかいフィードバックがあったことがとても励みになりました。私たちの発表が海を超えた異文化理解に少しでも貢献していたら嬉しいです。9月の長沙への渡航で、今まで交流してきた学生たちと実際に会えるのがとても楽しみです。直接会えることのメリットを活かして、今まで以上に積極的に対話を重ね、交友を深めていきたいです。
山口 珠生
企画をして実際にイベントを開催するというのは今回が初めてでしたが、現地の学生との交流はとても楽しく学びも多かったです。楽しく活動できたのも、イベントの開催にあたり、事前に準備をしてきてくれたり、参加者皆さんの協力があっだからこそだと思います。今回の交流を通して、中国の皆さんがより日本に関心をもってくれたら嬉しいです。今回の交流で私もいつかフフホトに足を運びたいと思いました。
東條 友貴
オンライン交流は対面交流とは異なる難しさもあり、始まる前までは不安でいっぱいでした。またこれらの課題に対処するための工夫が求められるなかで、ふれあいの場リーダーやふれあいの場サポーターの協力のもと無事終えることが出来てよかったです。この活動を通じてさらに中国のことが好きになり、今後も日中間友好のための懸け橋になれるよう頑張っていきたいです。
富山 碧衣
オンライン交流を通じて、それまで全く知らなかったフフホトという都市について知ることができました。フフホトの料理やスポーツ、モンゴル語などに触れることができ、とても面白く勉強になりました。フフホトふれあいの場と私たちとの交流は終わってしまいましたが、これからも日本に興味を持ち、交流や学習を続けてもらえたら嬉しいです。私自身も、これからも中国語や中国について学び、交流の機会を見つけていきたいと思います。谢谢大家!

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