
今期の大学生交流事業では、日本の大学生5グループが3か所のふれあいの場(成都・杭州・アモイ)へ渡航し、各グループで企画したイベントを実施しました。
成都には「KYOから世界へ」が渡航し、「京都人になりきろう」をテーマに、偏つぎや手まり寿司体験など様々な体験イベントを行い、京都の魅力を発信するイベントを開催しました。
日本の古都として知られる京都で学ぶ強みを生かして、
「京都人になりきろう」をコンセプトとし、五感を通して京都や日本文化を体感してもらえるイベントを行う。

日中の食文化をテーマに発表を行いました。日本側は中国でも人気のある日本食を、成都側は四川料理を紹介しました。初めてのオンライン交流会だったため、言葉遣いやオンライン会議システムの操作方法に苦労しました。

「方言」をテーマに発表をしました。日本側は関西弁、中国側は四川方言と、大学がある場所の方言を紹介しました。 お互い教科書では学習しない面白い言葉を知ることができて、楽しく知識を増やすことができました。

それぞれが大学で専門としている学問を紹介しました。 日本側は大学での歴史教育、とりわけ史料との向き合い方について紹介しました。成都側は中国における日本語教育の体系について教えてくれました。

それぞれの大学がある成都と京都について紹介しました。日本側は京都の歴史、寺社、博物館、食、楽しみ、私達の大学がある北山エリアの6つに分けて紹介しました。中国側は主に成都の歴史と文化の2つに分け、歴史では3000年前から三国時代を経て明清時代まで、文化では麻雀や喫茶、川菜、熊猫について紹介してくれました。

机の移動やテントの設営、印刷、物資の調達など各グループに分かれて活動しました。体力勝負の大変な作業もたくさんありましたが、全員で協力して楽しく準備ができました。
学生と主に交流した最初の機会だったので会話も弾み、準備が終わったところから談笑タイム。中には書道体験や扇子作り体験をしている人もいました。木刀がなかなか届かないハプニングには焦りましたが、無事剣道体験も開催できて一安心でした。


イベントでは、7つのブースを設けました。
偏つぎ体験、手まり寿司体験、剣道体験会・演武会、府額体験、扇子絵付け体験、剣玉体験、京都すごろくです。
どのブースにもたくさんの人が参加してくださり、大盛り上がりでした。


手まり寿司体験では、 開始1時間ほどで食材が尽きてしまい、慌てる場面もありました。しかし現地の学生や食堂、地域の方の支えを受けて無事に再開することができ、人とのつながりの大切さを実感しました。
京都すごろくでは、京都の地図をベースにしたオリジナルのすごろくを作成し、楽しんでもらいました。京都案内書も各テーブルに設けて、マスの場所を詳しく知ってもらえるようにもしました。これをきっかけに京都に関する話も広がって、皆で楽しい時間を過ごすことができました。



成都市中心部の四川博物院、陳麻婆豆腐、武侯祠博物館を訪問し、四川の歴史や文化について学びました。
四川博物院は先史時代の考古資料から近代の民俗資料まで所蔵されているのですが、あまりに熱中してしまい後漢、三国時代までしかみられなかったので、ぜひ再訪したいです。
麻婆豆腐の生誕地にて数々の四川名菜をいただきました。辛さ一辺倒ではない深みやうまみに心動かされました。




- 山崎敬幸さん
- 高尾悠冬さん
- 上武恒介さん
- 竹﨑啓貴さん
- 渡辺康友さん
- 范宇航さん
- 何瑞さん
- 曾家豪さん
- 周子権さん
- 陸浩然さん
- 魏胜男さん
- 欧阳逸飛さん
- 吴佳明さん
- 陳庭昊天さん
- 杨林さん
- 劉雨昆さん
- 駱婉女さん
- 羅亮さん
- 胡坤さん
- 李昭颖さん
- 刘小川さん
- 王淑賢さん
- 姚毅圣さん