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JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
いくばい!やるばい!どんたく隊in広州

広州ふれあいの場大学生交流事業2016.09.19~09.26

いくばい!やるばい!どんたく隊 × 中山大学

いくばい!やるばい!どんたく隊

今回私たち「いくばい!やるばい!どんたく隊(中村学園大学・短期大学6名)」は、中国の広東省広州市内の中山大学にて、日本語を専攻している中国メンバーとともに、日中交流イベント「いくばい!やるばい!どんたく隊in広州」を行いました。

今回私たちは、広州市の友好都市である福岡市の紹介と、震災から復興に向けて歩み出している熊本と大分、ひいては九州全体を伝えたいという思いからイベントを企画しました。会場では、祭り(どんたく)、縁日(射的・ヨーヨー)、食(熊本名物のだご汁)、ステージ(九州にまつわるクイズ大会・日中カラオケ大会)、着付けや茶道等のブースを設置し、企画ごとに準備を進めてきました。

私たちは日中関係の友好への架け橋への一歩目となり、今後の交流につなげることを目標とし、およそ半年間準備してきました。

イベントには、予想をはるかに超える600人以上の来場者の方々に来ていただき、私たちとしては夢のような光景が広がっていました。私達はこれからの世代を担う若者です。目標や夢、志はそれぞれ違いますが、この一週間で手に入れたものは本当に素晴らしくかけがえのない思い出となりました。

1日目 9/19(月) 広州到着 2日目 9/10(火) 学校見学・日本語クラス参加 3日目 9/21(水) 日本語クラス出張講座 4日目 9/22(木) 買い出し・イベント準備、附属中学校での出張講座 5日目 9/23(金) 阿南所長講演会 6日目 9/24(土) フィールドワーク(沙面島、陳氏書院、白雲山、広州博物館、五羊城等) 7日目 9/25(日) イベント本番、交流会 8日目 9/26(月)帰国

9/25 EVENT REPORT

どんたく

福岡伝統のお祭り「どんたく」をみんなで踊りました。

みんなのサポートで一生の思い出に残るどんたく踊りができました。

言葉は通じなくても「祭り」を通したコミュニケーションで、たくさんの友人ができました。

縁日

縁日ブースでは、ヨーヨーすくい、金魚すくいと射的、三つの日本祭りの決まりゲームを設置しました。日本祭りで定番になっている、射的は大人気でした。射的は子供から年配かたがたまで楽しめるゲームで、スタートから行列ができて、一日中並んでいました。ヨーヨーすくいと金魚すくいは子供がターゲットなので朝イベントが始まる前から子供がプールの周りに集まって待っていました。

食

熊本の郷土料理「だご汁」を提供しました。200食分を用意していたのですが、400人以上来場したため、急遽、団子のみの味噌汁を提供することに。当日は忙しすぎて、CPとの連携が少し崩れたこともありましたが、その分達成感は大きく、大成功に終わりました。 食はそれぞれの国で当たり前のことが違っていて、沢山の異文化を感じました。互いに異文化を受け入れ、学ぶことができとても身になる活動でした。

茶道

「日本の作法、茶の心、日本人とお茶の関係性について知ってもらう」ということを目的にブースを設けました。会場の壁には「茶道の道具についての紹介」や「茶道とはどのようなものか」ということを模造紙に日中両国語で書き、貼りました。予想よりも来場者が多かったため、茶道体験の回数を5回から6回に増やしました。実際に体験してもらうことはお客様の貴重な思い出となり、私たち日本人と会話することで日本を身近に感じてもらい、より勉強意欲が沸くきっかけとなることが分かりました。

着付け

着付けブースは物品の管理がしやすく、混雑を避けられるよう茶道ブースと連携し56名限定で整理券を配り集客をしました。開場とほぼ同時に午前中分の整理券は売り切れ、大好評でした。予定より早く終わり、時間に少し余裕があったため、観覧に来ていた約15名を着付け、無事午前の部を終了しました。午後は整理券を求めて並ぶ列が会場の外までできており、例年以上の人気ぶりだと聞きました。午前と同様、整理券は即完売し、もらえない人もいたようで、追加で25名分整理券を配るほどの盛況ぶりでした。着付けブースに来てくださるのは日本語が話せる方、そして年齢もほぼ一緒な女子学生ばかりで、とても楽しくコミュニケーションをとりながら交流ができいい経験になりました。

来場者の声

日本チームリーダー 平間 雅希

最高の仲間と最高のイベントができました。夢のような一週間でした。辛いこともあったけど、イベントでたくさんの笑顔を見ることができ報われました。こんな僕をサポートしてくれた仲間と職員さんに感謝しています、ありがとうございました。これからは知識や語学力を高め日中交流の懸け橋になりたいと思います。本当にありがとうございました。

馬倩倩

短い一週間ですが、中山大学でたくさんの友だちができました。
そして、日本人が中国の良さを感じられ、中国人に日本の良さを伝えられる目標もできました。

寺口 文衣

今回の活動を通して初めて中国を訪れました。CPのおかげで有意義に1週間を過ごすことができました。イベントも成功し、一生の思い出になりました。

平川みのり

人生初の海外。不安と楽しみが半々でしたが、CPと過ごす中国での毎日やイベントを通して多くの中国の方と繋がることができ、自分の視野を広げ成長させることができることが出来ました!このご縁を忘れず、今後もチャレンジ精神を持ち、行動し続けようと思います!!!

須賀愛悠美

私は高校生のときに中国語を学んでいましたが、現地に行くと語学力不足を痛感しました。

イベントを通して多くの方と繋がることができ、この経験は私を大きく成長させてくれました。

下坪美月

今回の活動を通じ、自分の出会うすべての人に心から接する事のできる人間になることで自分自身が成長する事ができ、また他の人と関わっていく上で一番大切な事なのだと学びました。

中国チームリーダー 劉心怡

私たちはイベントを成功させるだけでなく、
コミュニケーションで理解を深め友情をつくり手を繋いできました。

出会ってから別れまでイベントの準備などを通し、ともに歩んできました。

どこにいても思い出を大事に頑張っていきましょう!

李依桐

この活動を通して、チームワークの大切さを深く感じました。

カウンターパートとの思い出はかけがえのない思い出です。

今後も日中友好の懸け橋になりたいと思います。

李嘉倩

この活動を通して、チームワークの大切さを深く感じました。

カウンターパートとの思い出はかけがえのない思い出です。

今後も日中友好の懸け橋になりたいと思います。

許 嘉妮

日本人と一週間を過ごし、日本に対する知識も増えましたし、とても楽しかった。みんな、ありがとう!

李 穎琳

イベントを準備する一週間は本当に疲れたが、最後までみんなとやりきたのが大変嬉しかった。

秦浩真

この1週間、日本人のみんなと交流できたことは、私にとってかけがえのない思い出になりました。次は福岡に会いに行きたいと思います。

劉毅

みんなと出会えて良かったなと思います。今振り返ってみると、充実した一週間でした。また皆といつか会えたらいいなと思います!!!

方東儀

日中交流活動を通じて、福岡の文化に触れることができたし、日本人の友達もできました。一番大切なのは、民間交流のおかげで、日本文化への実感を持ったということです!

馬銀珠

一週間、みんなと一緒に活動に取り組んだり、話し合ったり、本当に楽しかった。これから、日中友好のために力を入れていきたい。

劉競

イベントを準備するのは本当に疲れましたが、最後に大成功になり本当にうれしかった。

このような有意義な日中交流にもう一度参加したい。

陳仲先

イベントの準備は大変でしたが、日本人との交流を通して日本人のことが大好きになりました。

広州に来てくれてありがとう。

9月22日 附属中学訪問

中学1年生と2年生の各クラス45名、合計約90名もの学生と交流をしました。

少しでも日本への関心を高めてもらおうと、日本の歌を一緒に歌ったり、日本のじゃんけんをしたりしました。景品には日本のお菓子を用意してプレゼント!皆に喜んでもらえたと思います。

 言葉が通じないのに苦労し、伝えようと一生懸命でした。身振り手振りを交えて表現することはとても大事だと感じました。そして一番お世話になったのが通訳してくれたCPや先生方で、彼らがいなければこの授業は成功しませんでした。中学校に訪問したことでイベントの宣伝にもなりましたが、何よりパワフルな中学生からたくさんの元気をもらうことができました。

45分間の講座だったため、スライドの枚数と写真を多めに作りました。そのため、中学生は思った以上に集中して話を聞いてくれました。純粋で素直、そしてとても元気な学生ばかりでした!

日本人が実際に体験したエピソードにはとても食いついてきて質問が飛び交ったため、自分の体験したエピソードも(恋愛・受験など)話した方が盛り上がるように感じました。

授業の後は一人ひとりとハイタッチをしました。なかには個人的に折り紙の鶴をプレゼントしてくれた学生もいました。

「放課後一緒に遊ぼう!」と日本人を誘ってくれる学生もいて、短時間で中学生と距離を縮めることができたと確信でき、とても嬉しかったです。相手に楽しんでもらうためには自分たちが笑顔・元気で接することが大切だと思います☆

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