心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る

このページでご紹介している動画・リンク

SCIプロジェクト~春夏秋冬編

雨ニモ負ケズチーム✕青海民族大学 SCIプロジェクト 春夏秋冬

私たち、「雨ニモ負ケズ!イーハトーヴ広め隊」(岩手県立大学1年生5人)は、2015年3月22日~29日の8日間、中国青海省西寧市に渡航し、青海民族大学の大学生とともに、日中交流イベント「SCIプロジェクト~春夏秋冬編」を開催しました。
Sは笑顔(smile)、Cは繋がり(connect)、Iは交流(interchange)という意味で、このプロジェクトには、参加した全員が笑顔なり、この繋がりを新たな交流へとつなげていくという意味がこめられています。

西寧に滞在した8日間の様子

  • 春
  • 夏
  • 秋
  • 冬
  • さんさ

春ブースではチャグチャグ馬コ作りと折り紙を行いました。日本語が通じないので、説明が難しいだろうと予想していましたが、カウンターパートの協力や身振り手振りで説明することで、言語の壁を越えて交流することができました。また、チャグチャグ馬コが人気で、たくさんの人が押し寄せました。

岩手の名物冷麺!当日はふれあいの場の外で冷麺を振舞いました。少し寒くて、冷たい冷麺は受け入れられるのか心配でしたがお昼時に通りかかった学生たちがもの珍しさに足を止め行列が出来、学生たちが口々に美味しいと言うほどの人気ぶりでした。カウンターパートはそれぞれの役割をしっかりと行い、彼らの友達も手伝ってくれてみんな和気あいあいとした雰囲気で提供できました。

秋ブースでは、ぜんざい、黄な粉餅を提供しました。集客にばらつきがあったため、もともと予定していたお月見団子選手権を急遽体験コーナーにしましたが、来てくださった方は皆美味しそうに食べていました。前日の仕込から、カウンターパートの方と協力してできたことも、当日の成功に繋がったと思います。

冬ブースは牛乳パックを使った竹とんぼ作りや日本昔遊びを実施しました。竹とんぼ作りでは、日本人スタッフやカウンターパートが教えるのはもちろん、参加者同士で教え合いながら作っている様子が見られました。日本の昔遊びでは、けん玉やお手玉を知っている学生も多く、私たちスタッフよりも上手な人がいたのには驚きました。

日本の浴衣を着たいと女性も男性も多くの方が訪れました。 浴衣を着せる時、着方や浴衣のリボンを作る様子に興味を持ち写真や動画をとってくれたことが印象的でした。また、浴衣を着せた時に英語や中国語やたまに日本語で「ありがとう」と笑顔で言ってもらえて、嬉しい気持ちになりました。

イベントを終えて イーハトーブ広め隊
サブリーダー 角舘信哉
今回中国でイベントをするということで、不安でいっぱいだったけど、楽しみきることができました!竹とんぼやけん玉といった日本の遊びを受け入れてくれたことも嬉しかったです!
土谷健
今回の交流事業を通して、青少年同士の交流の重要さ、日中関係を担っていくのは、私たちであるということを強く感じました。
福徳佳菜
イベント開始時間には不安や緊張の気持ちが大きかったですが、カウンターパートの皆さんが企画をきちんと分かった上で、来てくださった方々と接してくれたので、私も負けないようにと頑張れました。滞在中に覚えた拙い中国語を使いながら、積極的に会話することもできました。関わってくださった皆さんが笑顔で、本当に楽しい1日でした。
リーダー 向井春霞
とても楽しかったです!最初はお互い緊張していたけど、準備や交流会で仲良くなることができました。このイベントを通して直接会って話を行うことの大切さ、国を越えて仲良くなることができることを学びました。そしてイベントに協力してくれた方々、これからもずっと私たちの仲間です。また絶対西寧に行きます!
田村省悟
同年代の様々な民族がいて、イベントの準備をしていく中で彼らの文化や習慣を垣間見ました。そして彼らについてもっと知りたい!勉強したい!と強く興味を持てました。異なる民族同士でもお互いを理解しあえば仲良くなれると私は思います。これからの関係をより良いものにするために中国の良い点を日本人に発信していきたいと思います。
青海民族大学 カウンターパートリーダー 万瑪才旦
楽しい時間は短いものです。今回、岩手県立大学の学生と交流する中で、私は多くのことを学び色々なことを感じました。今振り返ってみると、このイベントに参加できたことは私たちにとって大きな収穫でした。
最も大切なことは、純粋な友情を育むこと、一緒に様々なイベントを開催すること、青海省の美しい独特な風情を楽しむことです。今回のイベントは、これらの素晴らしい思い出が定着した3月でした。私はこのような交流の機会が益々増えることを望みます。このような交流は、異文化交流の促進ができるだけでなく、同世代の異なる人生観、世界観や価値観を知ることができますし、日本語学習者の一人としても日本語を話す良い機会となりました。
私は岩手県立大学の皆さんを祝福し、皆さんの学業成就をお祈りし、皆さんの幸せが永遠に続くことを願っています。また、私たちの友情が永遠に続きますように。皆さんとの再会を楽しみにしています。

よく読まれている記事

  • 国際交流基金 JAPAN FOUNDATION
  • アニメ・マンガの日本語
  • 日本国际交流基金会|北京日本文化センター
  • 日本国际交流基金会|北京日本文化センター[微博]Weibo