私たち「綾鉄GO(中部大学6人)」は、2017年3月21日~27日の7日間、中国重慶市へ渡航し、重慶師範大学の学生と共に、日中交流イベント「和漢折衷」を開催しました。このイベントでは、日本食(五平餅・赤味噌のお味噌汁・掛川茶)の提供や日本の遊び(お守り作り・けん玉・お面)、中部地方の紹介&クイズ大会を行い、中部地方に興味や関心を持ってもらえるよう企画しました。渡航前の突然の予定変更という大きな壁を日中の学生みんなで乗り越え、幅広い年代の方に来場して頂き、大成功を収めることができました。最高に充実していてあっという間の一週間でした!
重慶師範大学付属小学校にて、「日本の運動会」をテーマにミニ運動会を開催ました。1年生は「玉入れ」、2年生は「ハンカチ落とし」、3年生は「風船運び」といった、日本では一般的な競技を体験してもらいました。どの競技も白熱し、
生徒達は「加油!加油!(頑張れ!頑張れ!)」とお互いに応援し、楽しんでくれたようです。閉会式で交流の記念として、折り紙で作ったトトロのメダルを贈呈しました。今回の交流をきっかけに、少しでも日本へ興味を持ってくれたら嬉しいです。
日本語学科1年生の会話の授業に参加させていただきました。2人1組になり、日常会話を前に出て発表するのは少し緊張しました。笑みがこぼれる和気藹々の雰囲気の中、1年生達の真剣に取り組む姿勢を見て、とても刺激を受けました。
中部地方の名物「五平餅」は、味噌の甘さが特徴です。辛いもの好きの重慶の皆さんに食べてもらえるか心配しましたが、1人で何個も食べる人が出るほど大好評でした!
中部地方の名物「赤味噌」を使ったお味噌汁と、静岡県掛川市の「緑茶」を提供すると同時に、中部地方の食文化の紹介文を展示し、より中部地方への理解が深まるよう工夫しました。
お守りの由来を展示し、作り方の資料を事前に準備したことで、沢山の来場者に楽しんでいただけました。特に日本らしい柄の折り紙やシールが可愛い!と好評でした。
日本の伝統的な遊び道具で普通に遊ぶだけでなく、来場者に様々な楽しみ方をしてもらいたいと思い、写真撮影のコーナーを設けました。中部地方の風景のポスターを貼ったり、SNS用フォトフレームを作ったところ、多くの方が利用してくれました。
プロジェクターを使い、中部地方それぞれの県の特産品や観光名所などを紹介すると共に、クイズ大会も行いました。正解者には景品が贈呈され、会場は大いに盛り上がりました。
日本に対しての
偏見がなくなった
もっと日本語を
勉強したいと思った
引き続きこの交流を
続いていきたい
日本の美人と
交流できて良かった
日本文化が展示されており、
おもしろかった
もともと関心があったが、
更に大きくなった
日本の独特の習慣を
更に知ることが出来た
食べ物コーナーを
もっと多くして欲しい
日本に留学したい
と思った
折り紙の折り方が
分かって良かった
お守り作りで
願いことを書けて、
幸せな気持ちになった
リーダー
小方ひかり 中部大学3年
国が違うと常識が違い、同じ言葉を使ったとしても想像する状況や考え方に違いが出てくることが分かりました。急遽、イベント内容を変更することになりバタバタすることもありましたが、日中の学生皆で一生懸命考えて、一緒にイベントを作り上げた経験は一生の宝物になると思います。このメンバーで本当に良かったです!
リーダー
王婧之 重慶師範大学3年
たった一週間の短い間でしたが、綾鉄GOの皆さんとの出会いは一生忘れないと思います。一緒に色々な困難を克服して、最高の思い出になりました。今後も連絡を取り続けたいです。
上野理沙 中部大学2年
食べ物ブースの担当者全員に理解できるように説明することや、まとめる難しさを実感しました。様々な苦労を経て開催されたイベントだったので、達成感も大きかったです。そして何より、重慶のカウンターパートと出会えたことが一番の収穫です。これからも交流を続けたいです。
体験リーダー
曾鈺 重慶師範大学3年
綾鉄GOの皆さんと一緒に過ごした一週間はとても楽しかったです。イベントで使う道具の準備に苦労したこともありましたが、良い方法がないか一緒に相談して進めることができました。これからも交流を続けたいと思います。
大原富実佳 中部大学2年
イベントの計画や準備をしながらお互いの自己紹介や趣味など、他愛もない会話から交流を深めることを意識しました。充実した一週間を過ごせたのは、皆で団結しあった結果だと思います。この思い出と友情は一生忘れません。重慶のみなさん、ありがとうございました!
食べ物リーダー
郭琳琳 重慶師範大学3年
お米を炊くのが大変でしたが、みんなで協力して五平餅を作ることが出来ました。日本語の勉強を更に頑張ります。また今度、綾鉄GOの皆さんと会えるのを楽しみにしています!
樊子賢 中部大学3年
まず、今回お世話になった多くの方々に感謝の気持ちを表したいと思います。イベントに参加してくださった日本語学部の1年生や他学部の学生さんの姿を見て、言葉が満足に伝わらなくても、伝えようとする気持ちがあれば思いは通じる、心で交流することが大事なのだと、改めて実感しました。本当にありがとうございました。
藤田紗代 中部大学1年
色々な変更がありましたが、中部地方のことを沢山の中国の方に知ってもらう、という目標を常に意識しました。いつも積極的に行動してくれたカウンターパートのお陰で、
イベントを成功させることが出来ました。今後もこのような事業に参加していきたいです。すごく楽しかったです!
杉浦千裕 中部大学1年
長いようで短い内容の濃い一週間でした。皆で作り上げたイベントが大成功したことを誇りに思います。カウンターパートの皆さんが中国で日本の良さを伝えてくれたように、今度は私が日本で中国の良さを伝える番です。日中の架け橋のような存在になれるよう、この経験を生かしていきたいです。
何秋潔
張瀟月
謝吉
呂欣欣
丁夢又
黎倩
陳暁雅
苟小蓉
鮑帔妤
楊火招
王一平
張宇辰
呉開垚
田志豪
黄莉
李嘉瑋
蒋君嫻
陳嘉傑
陳潔
葉丹楓
李艶欣
このほかにも多くの学生の協力があったおかげで、
イベントを成功する事ができました。
Galleryその他の交流
イベントのほかにも、重慶師範大学のみんなと様々な交流を行いました。一緒にテーブルを囲んで火鍋を食べたり、磁器口で歴史に触れ、夜は遊覧船で重慶の夜景に圧倒されたりと、お互いの文化に触れ、友情を深めました。
1日目
到着
2日目
総領事館訪問
打合せ
3日目
ミニ運動会
4日目
日本語授業
買出し・イベント準備
5日目
イベント
交流会・打ち上げ
6日目
フィールドワーク
7日目
帰国