イベントレポート
広州ふれあいの場:日本語コーナー(第3回)「日本映画」
2023年4月22日(土)
広州ふれあいの場は4月22日に、「日本映画」をテーマに今年で3回目の日本語コーナーを開催した。みんな自分の好きな日本映画をシェアし合い、シェアした内容に関する質問にも答えた。今回のイベントは、2名の日本人大学生のふれあいサポーター澤瀬さんと斉藤さん、中山大学日本語学科の学生、また学外の日本語愛好家も参加した。
今回のメインテーマである「日本映画」については、まず、澤瀬さんが好きなアニメ映画『エヴァンゲリオン』『心が叫びたがってるんだ。』『名探偵コナン』の3本を紹介した。斉藤さんは菅田将暉と有村架純が主演の『花束みたいな恋をした』を紹介し、映画の中で印象深かった主人公達の恋愛の場面とお別れのシーンについて語った。偶然なことに、中山大学の黄新紀さんもこの映画をシェアしたいと思っていた。そして、ネットユーザーによる面白いコメント、「この映画を見た後、恋人と別れたい」も紹介した。次に、梁昊さんが『世の中にたえて桜のなかりせば』という映画を紹介し、この映画の中で特に気に入ったシーンを薦めてくれた。陳チュウさんが『響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』を原作とし、京都アニメーションが改編したアニメ映画『リズと青い鳥』を紹介した。李欣遥さんが大好きな日本の映画岩井俊二監督を紹介し、代表作である『Love Letter』『花とアリス』『スワロウテイル』をめぐって自分の感想を述べた。また、学外の日本語愛好者の張さんも今回のイベントのテーマに興味を惹かれて参加し、同名小説を改編した日本の推理映画『黒い画集』を紹介した。
今回の日本語コーナーを通じて、中国語の学生たちは今まで知らなかった日本の名作映画を知ることができ、これを機に映画が伝えようとすることをより深く掘り下げ、いろいろ新しい発見もあった。また、お互いの感想を語り合うことで、これまで見た映画に対する新たな理解を得ることもできた。