イベントレポート
済南ふれあいの場:大学院受験と就職活動の経験交流会
2023年5月20日(土)
5月20日午前、済南ふれあい場でオンラインとオフラインを通し、大学院受験と就職活動の経験交流会を開催した。今回の交流会のスピーカーは、外国語学部日本語学科の4年生の蕭貴秀さん、楊爽さん、袁宇さん、范美寧さん、李全美さん、范海曾さん、馬金瑞さんの7名である。司会はふれあいの場のボランティアリーダーである丁旭さんが務めた。日本語学科外国人教師の石田曜博士と日本語学科の学部生20名以上が参加した。
交流会では、まず始めに南京師範大学大学院に合格した蕭貴秀さんが、大学院入試での情報収集の経験を共有した。彼女は目標大学を確認する際に、院生募集情報ネットで出願情報を収集するほか、学校や大学の公式ウェブサイトで公開されている入学パンフレットも利用できると述べた。次に試験の準備においては、院生募集サイトや大学公式サイトに掲載されている参考文献を適切に活用し、的を絞った効率的な学習を行う必要があると述べた。最後に、試験準備の際には大学の公式ウェブサイトで教員の情報を閲覧することもでき、研究の方向性が把握でき、二次試験に役立つことを伝えた。
続いて、中国海洋大学の日本語翻訳学科に合格した楊爽さんが経験を語った。彼女は学習方法について、多くの提案をしてくれた。彼女は、試験準備の過程で時間を合理的に計画し、自分の状況に応じて科学的な学習スケジュールを立てる必要があり、それが毎日の学習タスクを体系的かつ秩序正しく完了するのに役立つと強調した。また、彼女は、学習は「継続」という言葉と切り離せないものだと信じていると述べた。彼女は毎日、自分に適切な量の学習タスクを割り当てて実行した。学習には忍耐力が必要であり、三日坊主を避けるべきであると語った。
その後、袁瑜さんが南開大学で日本語通訳を志願した経験を語った。彼女は、マインドセットがテストのスコアに影響を与える重要な要素であると述べた。彼女は試験前に体調がよくなかったが、通常の生活スケジュールを確保するために速やかに精神を調整した。学習課題を割り当てるときに、心身をリラックスさせるために十分な休息時間を確保したため、試験で良いパフォーマンスを発揮できた。
4 人目のスピーカーは、西南大学教育学の試験に合格した范美宁さんで、彼女は主に大学院受験の理由と学校選択の要素という2つの側面から知見を共有した。彼女は故郷が南西部にあり、将来は故郷に戻って活躍したいと述べた。次に、長期の日本語学習の結果、自分は教育学により興味があることに気づき、西南大学の教育学の入学定員が比較的多いため、西南大学を目標にした。彼女は自分自身の状況に基づいて、適切な目標大学を選択する必要があると結論付けた。
5人目のスピーカーは推薦で山東師範大学院生院に進学する李泉梅さんであった。彼女は主に、推薦の状況とスケジュールの 2 つの側面から自身の経験を共有した。現在、大学院入学試験の大きな要素は主に総合成績(学業成績+科学研究革新成績)であり、最初の6学期に不合格科目があるかどうか、道徳教育の成績が本学年の同じ専攻の上位50%に入っているかどうか、英語の CET-4 と CET-6 の成績などが挙げられる。さらに、夏合宿、予推薦、九推(九月正式推薦)に向けた準備について詳しく紹介した。
次に、范海曾さんは広島大学の大学院を受験した経験について話した。まず、彼はN1、TOEFL、CET6 のスコアを示し、日本の大学に出願する際に、これらのスコアが特に重要になることを強調した。次に彼は、日本の大学が困難を乗り越える学生の精神と主体的な自発性を重視することを踏まえた自身の出願プロセスを紹介し、さらに自身の学習経験も共有した。
最後に馬金瑞さんは、山東省巨野県教育局と契約を結んだ経験を語った。彼女は、大学在学のうちに、キャンパスの活動に積極的に参加し、視野を広げ、実践能力を高めるべきだと述べた。彼女は全国奨励奨学金を獲得し、生徒会で多くの役職を歴任し、「インターネット +」大学生イノベーションおよび創業コンテスト、「チャレンジカップ」中国大学生ビジネスプランコンテスト、その他のコンテストに参加した。彼女はこれらの経験が履歴書の内容をより充実させ、面接での自信につながったと語った。
交流会の最後に、7名のスピーカーと日本語学科の学部生で活発な交流を行った。学生らはスピーカーに大学院入試や大学院推薦、留学、就職などについて質問した。交流会後、学生たちはいろいろ勉強になったと述べた。
翻訳者:賈征征