イベントレポート
貴陽ふれあいの場:第十六回貴州大学中日文化交流週
2023年4月24日に、第十六回貴州大学中日文化交流週の開幕式を外国語学部で開催した。開幕式には外国語学部の先生方、貴陽ふれあいの場の担当者、会員の学生たちが参加した。開幕式では、楊梅竹先生や、沈媛媛先生、文蛍先生が挨拶をした。この開幕式を皮切りに、第十六回貴州大学中日文化交流週の一連の活動が本格的にスタートした。
最初のイベントは日本語朗読コンテスト。選手たちは豊かで深みのある日本語の短編物語を情感豊かに朗読した。朗読は言葉の読み聞かせだけでなく、心のコミュニケーションでもあった 。コンテストの最後、先輩たちがおすすめの本を学生たちに紹介し、美しいエッセイを読みあげた。それを聞いた学生たちは、大きな収穫を得たようだった。
続いて行なわれたのは、4月15日に募集が始まった「日本語書道コンテスト」。学生たちはそのコンテストに、日本の俳句の意味と、俳句の形やイメージを融合させた作品を積極的に応募した。選ばれた俳句は、学生たちの理解や表現が潜んでいる心暖かい作品が多かった。4月24日に、会場である貴陽ふれあいの場で、朗読コンテストと書道コンテストの表彰式が行われた。学生たちは余佳城先生と劉尚玉先生から賞状と賞品を授与された。
4月27日午後、貴陽ふれあいの場で華道講座が開かれた。李麗先生はまず学生たちに華道文化を簡単に説明し、花が詩経の中における象徴である等を紹介した。その後、李先生は日本の生け花の流派を紹介し、その場で学生たちに生け方を教え、生け花の魅力を伝えた。
5月19日に、貴州大学日本文化体験室の落成式が外国語学部316教室で開催された。司会を務めた楊梅竹先生、学部副部長の王暁梅先生と、貴州大学日本研究所所長の劉岩先生、2022級2班の担当先生の余佳城先生が出席し、貴陽ふれあいの場のメンバーたち、日本語専攻の学生たち約18人が参加した。式の後、茶道講座が始まった。楊先生はまず学生たちに和室に物を置くルールを紹介し、茶道の道具と手順について説明した。この講座を通して学生たちは茶道について一定の理解を深めた。
今回の文化交流週を通して、学生たちは中国文化と日本文化への理解や、日本語という専攻への興味を深めた。文化交流週の活動内容は豊富で、学生たちの放課後の生活が豊かになった。このように、今回の活動は完全に成功し、非常に重要で良い影響をもたらしたと言えるだろう!
文章:陳興美
翻訳:王立源
写真:貴陽ふれあいの場