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イベントレポート

済南ふれあいの場:「中日文化違い」講座

 2024 年1116日午前 9 時、済南ふれあいの場は長清湖キャンパス文淵楼A437活動閲覧室でオンラインを通じて、「中日文化違い」をテーマとする特別講座を行った。元山東青年政治学院日本人教師の山形邦夫先生による講座であった。山東青年政治学院の山川宗竜先生、山東農業大学の末岡等先生、西北師範大学の荒木桃子先生、曲阜師範大学の長須正明先生、珠海国際ビジネス外国語学校の坂元菜月先生、及び我が校の松本彩花先生らが今回の講座に参加した。山東大学の留学生の向美記さん、済南大学の留学生の渡辺一晴さん、大石加奈子さん、我が校の留学生の阿部碧月さん、小西粧瑛さんもイベントに参加した。外国語学院日本語学科の学部3 年生である楊洋さんが司会を務めた。山東農業大学と山東青年政治学院の一部の学生、及び我が校の日本語学科の一部の教師と学生たちが講座に参加した。

 講座の冒頭において、山形先生は「中日文化におけるイチョウの違い」というテーマでお話を始めた。先生は生き生きと説明し、時折参加者とのインタラクションも行った。学生たちは中日文化の違いを学ぶことに対して強い興味を示し、会場の雰囲気も活気に満ちていた。その後、山形先生は具体的な中日文化の対比事例を通じて、会場にいる学生たちと交流・インタラクションを行い、各方面における中日文化の具体的な違いを実感させた。山形先生は中日の社会交流、通貨、国民スポーツなど様々な側面から文化の類似点と相違点を詳細に説明した。山形先生は学生たちに日本の通貨など実際にモノを見せながら分かりやすく解説し、両国文化の違いと関連性を説明した。先生は抽象的である文化概念を魅力的に語り、学生たちは両国文化の魅力を感じ取ることができた。

 その後グループ別に自由に交流する時間となり、学生たちは中日文化を学ぶ際に出てくる問題について熱心かつ積極的に話し合った。先生方も長年の教育経験と異文化交流の体験から、学生たちの質問に丁寧に答えた。そして、日本語学科の学生たちに対して、今後の学習過程においても引き続き意欲的な探求心を維持し、中日文化を深く学び、自らの日本語能力を絶えず高めていくことを期待していると話した。

 今回の特別講座を通じて、学生たちは更に視野を広め、中日両文化の独特な魅力を味わった。参加者たちも皆多くのことを得ることができたと述べた。これからもっと積極的な態度で中日文化の学習と交流に取り組み、自らの言語力と異文化交流の能力を積極的に高めていきたい。

翻訳者:陳小琪

 

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