心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る

日本でホットな〇〇を調査しました

日本でホットな“ぬか漬け”を調査しました!

安田朱里(R6年中国ふれあいの場サポーター) さん

 

 こんにちは!突然ですがみなさん、漬物はお好きですか?食事の際もう一品、ちょっとだけ欲しい…!という時に便利な、漬物。今回は、その中でも中心的な存在である「ぬか漬け」を紹介したいと思います。

 ぬか漬けとは、醗酵させた「ぬか床」に野菜などを漬けたものです。ぬか床は、米などの雑穀を精白するときに出る「ぬか」に、塩と水を混ぜて乳酸発酵させて作られます。
 コロナ禍でおうち時間が増えた時期に、「腸活」ブームで発酵食品が注目されたのも相まって、日本でぬか漬けが脚光を浴びました。ぬか漬けには「健康に良い」というイメージがありますが、実際に以下のような効果を期待することができます。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2024090500005-spnavido 確認日:202489日)

腸内環境を整える「腸活」に役立つ
発酵食品であるぬか漬けには、植物性乳酸菌が含まれます。乳酸菌は腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸の働きを活発にしてくれるため、免疫力アップやがんの予防に役立ちます。

○ビタミンB1・カリウムなどの栄養価がアップ
ぬかにはビタミンB1やカリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、そこに野菜を漬け込むことで野菜の栄養価もアップします。
カリウムは余分なナトリウムを身体から排泄してくれる働きがあり、ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。

 このように、ぬか漬けを食習慣に取り入れることによって、健康に良い効果を期待できます。

 私が自家製のぬか漬けに親しみ始めたのは、家族がぬか漬けにハマり、家でぬか漬けブームが巻き起こったことがきっかけでした。実は、私の子供のころも祖父母が自家製のぬか漬けを作っていましたが、その時の私のぬか漬けに対するイメージは「美味しいけど、なんだか手間暇がかかって大変そう」というものでした。
 しかし、最近家族がぬか漬けを始めたのを見て、漬物樽を使わなくても手軽にぬか漬けを始められるんだ!難しいお手入れをしなくてもぬか漬けができるんだ!と目から鱗が落ちるようでした。

 このように、健康効果も期待でき、思ったより手軽にできるぬか漬け。私も興味を持ってきたな〜!やってみたいな〜!と思ったところで、我が家のぬか漬けの作り方を実践してみました。

①ぬか床を用意する
野菜を漬けるためのぬか床を用意します。普通のぬか床は定期的にかき混ぜたりお手入れが必要ですが、お手入れが不要なぬか床もスーパーなどで手に入れることができます。

②漬けたい野菜を用意する
今回はきゅうりとかぶのぬか漬けを作ります。他にも大根、にんじんなどをよく使います。
野菜はヘタを切ったり必要に応じて皮をむいたり、適宜下処理します。

③ぬか床に野菜を漬ける

④冷蔵庫や涼しい場所に置いて待つ
1日弱放置します。

⑤程よく浸かったらぬか床から野菜を取り出し、切って完成!

 今回は食卓にあると嬉しい、ぬか漬けについてご紹介しました。
 小さなお皿に入っているし、地味な脇役と思われるかもしれないけど、あるとご飯がすすむ食卓のスーパーヒーロー、ぬか漬け。今後はぜひ、和食を食べた際には小さなお皿にも注目してみてください!

 

よく読まれている記事

  • 国際交流基金 JAPAN FOUNDATION
  • アニメ・マンガの日本語
  • 日本国际交流基金会|北京日本文化センター
  • 日本国际交流基金会|北京日本文化センター[微博]Weibo