シャッター１つで簡単に日常を切り取ることのできる「フィルムカメラ」。皆さんは使ったことがありますか？日本では若い世代に人気で、私も最近使い始めたのでぜひ取り上げたいと思い、今回紹介することにしました。

　日本では、Z世代を中心に、フィルムカメラが再興しています。カメラで撮影した写真は、フィルムとして現像されるだけでなく、スマートフォンにも簡単に転送することができ、そこからSNSで発信することでより流行の輪も広がっています。何でもない日常を切り取っても良し、特別なイベントでたくさん撮っても良し、のそれぞれの使い方に合わせて楽しむことができるため、Z 世代をはじめ多くの人びとから愛されています。

　友達がSNSでよくフィルムカメラで撮影した写真をアップしており、その写真の「エモさ」に惹かれ、私もフィルムカメラでの撮影をしたいと思い撮り始めました。友達とのホームパーティー、作った料理、海、乗ったバスの車内などありふれた日常の一瞬の風景を切り取り、見返して撮った時の思い出も簡単によみがえらせることもでき、今では生活に欠かせない大切な存在です。

　私がフィルムカメラを使い始めたのはおよそ三か月前ですが、初心者でも使いやすい操作で、かつおしゃれな雰囲気を出すことができる点が魅力だと考えます。他にも愛されている理由としては、「スマートフォンの内蔵カメラでは出すことのできない味わいが出せるから」「有限なフィルムの枚数でいかに良い写真が撮れるか楽しみたいから」「撮影して即保存されるスマートフォンのカメラと違い、わざわざ印刷しに行くまで仕上がりが分からない、というワクワク感があるから」などが挙げられます。

　「使いやすく、おしゃれで、エモい」の三拍子がそろったフィルムカメラは、日本でZ世代を中心にブームが起きています。何でもない日常にフォーカスし、彩る最高の手段がそう、フィルムカメラです！皆さんもぜひフィルムカメラを手に入れて、「当たり前」を写してみてください。