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2014年3月 日本人高校生「中国ふれあいの場」訪問事業(広州・深圳・上海)

心連心トピックス

第四弾 高校生「ふれあいの場」訪問事業 2014年3月23~29日

ふれあいの場とは? 日中交流センターでは中国の地方都市12ヵ所において、青少年層を対象に対日理解と交流を促進する「ふれあいの場」を開設しています。中国側機関(図書館や大学等)が施設の提供や日常の運営・管理と活動の企画実施を行い、日中交流センターは日本紹介コンテンツの提供とに中交流イベントを開催しています。

ふれあいの場情報はこちら

ふれあいの場

  • プログラム概要
  • プログラム日程
  • 普通の旅行では出会えない人たちとの交流もとても刺激的だった。中国の日系企業や領事館で働く人々からは生の現場ならではの苦労や楽しみの話をきくことができた。今回の交流で出会った人々とは一期一会ではなく今後も交流を続けたい。千葉市立稲毛高等学校 川上 倖生
  • 反日の人が多いと思っていたけど、日本のことを好きな人もたくさんいて、私たちより日本の政治などに詳しかったり、積極的に日本について質問してきたりするのを見て、すごいなあと思ったし、とても嬉しかったです。私たち高校生が中国に対する理解を深め、これからどうしていくべきかを考える必要があると思いました。沖縄県立向陽高等学校 砂川 美穂

プログラム概要

国際交流基金日中交流センターでは、日本と中国の青少年交流を促進する事業の一環として、日本の高校生たちを1週間程度中国に派遣し、現地視察・交流事業を通じて、等身大の中国に触れてもらう機会を提供しています。 今年は、2014年3月23から29日の7日間、「中国高校生長期招へい事業」の受入校のうち11校より推薦された日本人高校生20名が訪中し、広州ふれあいの場訪問をはじめ、現地を訪れ様々な交流活動に参加しました。訪問地 広州、深圳、そして上海

今回実際に訪れ、同世代の若者と交流し、日系企業の見学や一般家庭へのホームステイを通じて、メディアからでは知ることのできない新たな一面を多く見ることができました。広島市立舟入高等学校 久保田 有紀

プログラム日程

1日目ふれあいの場訪問団全国から 東京に集合 成田空港付近で前泊し、オリエンテーションを行いました。 プログラム参加校 • 秋田県立秋田北高等学校 • 千葉市立稲毛高等学校 • 東京学芸大学附属 国際中等教育学校 • 長野県長野西高等学校 • 奈良市立一条高等学校 • 岡山県共生高等学校 • 広島市立舟入高等学校 • 岩田中学校・高等学校 • 熊本学園大学付属高等学校 • 鹿児島県立武岡台高等学校 • 沖縄県立向陽高校

初めての中国に緊張している学生も多くみられました。

2・3日目 「広州ふれあいの場」訪問 成田空港から広州へ到着。ふれあいの場の訪問や「ジャトコ」や「ヤクルト」といった日系企業を見学を行い、中国で働く日本人社員の方から企業の特徴や中国での生活などについて伺いました。

エンジントラブル発生!!みんなでバスを押したことも思い出になりました。

今回の研修で得られたものの中で、一番大切だと私が思ったのは、完璧を目指すべきでないこと、完璧に近くないときのほうがより良いことというものが世の中にはあるのだということです。なぜなら、バスのトラブルは、なんだか楽しかったように思えたし、マナーにしても、機能的で美しい代わりに、面倒で堅すぎる日本のマナーよりかは、便利だと思ったからです。髙橋 侑大

広州は沖縄よりも暑くて中国という国の広さを実感しました。夜は豪華な中華料理屋で念願の広東料理を食べることができました。とてもおいしく今まで上海や北京でも中華を食べたことがあったのですがそれぞれ味付けが違って勉強になりました。沖縄県立向陽高等学校 春日 大志

広州ふれあいの場

企業見学

日本と他国との関係の在り方について、自分なりの考えを持っている仲間と共に活動し、多くを学ぶことができました。中山大学の学生の皆さんと企業を見学し、中山大学のキャンパスを案内してもらいましたが、学生の皆さんは本当に日本の文化が好きで、私ももっと中国の文化を勉強し、また次に会った時には多くの知識や情報を共有したいと思いました。秋田県立秋田北高等学校 大山 葉子

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4・5日目 深圳外国語学校訪問  深圳へ移動し、現地の高校を訪れました。ここでも熱烈な歓迎を受け、みな感動している様子でした。

同じ年代の
学生との交流からは
色々な気づきが
生まれました。

深圳外国語学校

深圳外国語学校の学生との交流ではたくさんの発見がありました。参加した英語の授業は私が受けている授業の1.5倍くらい速く、それもすべて英語で進められていることに驚きました。中国の学生はみんな自分の考えを持って、それをほかの人にもしってもらいたいというような気持ちを持っているようにみえました。そんな姿を見て、私も向上心と目標を持って勉強に取り組もうと思いました。
長野県長野西高等学校 丸山 未来

日本では最近「おもてなし」の言葉をよく聞きますが、中国にも中国独自の「おもてなし」の心があると気づくことができました。どこに行っても出会った中国の方々は、私達が日本人だからといって偏見を持つのではなく、“ようこそ”という気持ちで迎えてくれました。とてもうれしかったです。岩田中学校・高等学校 西村ひかり

印象に残っているものの一つとしては、深圳外国語学校の生徒たちとの交流である。私のホームステイ先の女の子は自分よりも一つ年下で、日本語がとても上手だった。私にとって、彼女はとても大切な友達になり、私は彼女を忘れることはないと思う。彼女との出会いを今後とも、大切にしていきたい。清水 沙織

学食で皆でバイキングを楽しんでいたときのこと。給食のおばちゃんが大きな声で私たちに何かを言った。私と、同じテーブルにいた日本の学生は、びっくりした顔で「え!?あのおばちゃん怒っているのかな」とビクビクした表情を浮かべた。すると「皆さん、今日はたくさんおかわりして下さいね、と言っています」と通訳してくれた。私はこの時、あ!!!なるほど!中国語特有のイントネーションが“怖い”イメージを日本の人たちに与えていたのか!私はこの出来事が本当に印象に残っている。そして私自身、心の隅で“怖い”と感じていたという事実を恥ずかしく思った。熊本学園大学付属高等学校 荒木 紗依

日本領事館の方々や、中山大学に本科生として留学している日本人大学生、心連心OBの中国人大学生などの人生経験や進路選択の話などを聞くことができて、これから戦うことになる受験にたいするやる気や、人生でのなにげないきっかけ・チャンスをつかんでいこうという気持ちなど、とても前向きな気にさせてもらえました。このようにいろいろな人と出会い、交流させていただいたことはこれからも忘れることはありません。特に深圳外国語学校のみなさんや、一緒に旅をしたみんなとは連絡先も交換して帰国後もやりとりを続けているので、これからも大事にしていきたいです。千葉市立稲毛高等学校 淀縄 愛

ホームステイ 一般家庭でのホームステイを経験しました。深圳外国語学校の高校生宅での一夜はお互いのことを伝え合う貴重な時間となりました。

ホームステイでは、市内の観光からごちそうにいたるまで手厚い歓迎を受けて、正直驚いた。日本は、おもてなしの精神で世界的にも有名であるが、中国の家庭もそれに引けを取らない「おもてなし精神」を持っていた。私は、自分と同じような体験を多くの人にしてもらいたいと思う。実際に現地の人々と交流して実感する印象は、テレビの画面や紙面から得る印象とは、まったく違うものがある。中国の本当の姿を多くの人と共有するためにも、日本人と中国人が、またそれ以外の人々とが交流できる場がもっと日本には必要だと思う。座間 健太朗

たくさんの優しさをもらいお別れの時は本当に寂しかったです。

ホームステイでは、ホストファミリーにとても優しくしてもらい、中国のさまざまな文化に直接触れることができました。食事は麺類が多く、日本では食べたことのないワニの肉やアヒルの肉、犬の肉などを食べました。最初は食べるのをためらっていましたが、実際食べてみると、とてもおいしかったです。安部 順之亮

楽しかったで終わらせない! 私たちは、今回の貴重な体験を旅行で終わらせるのではなく次のチャレンジへつなげていきます。

私が今回の企画で中国に行って試してみたいことは、二つあった。一つは、今まで二年間学校で学んできた中国語を試すこと。通じるか、ということよりもどのくらい聞き取れるのか、ということを知りたかった。二つめは友達を作ること。中国との情勢が変化していく中で、実際中国の人たちはどう思っているのか。友達になれるのか、確かめてみたかった。私は二つの目的を果たすことができた。帰国して、私は中国元を両替しなかった。また中国に行くからだ。中国は私に多様な価値観の世界での経験や、語学を学ぶことの楽しさを教えてくれた。長野県長野西高等学校 前田 惇超

この研修を終え、中国というお国の良さを多くの人に伝えたい、と思いました。日本人の多くは中国人に対して誤解をしていると思います。私たちの世代の日本人の世代の中国への印象が良いものになると、20年後、30年後には日中間の関係はより良いものになるでしょう。その一歩になれるようにこのことをインターネットやSNSを通じてまずは身の周りの人から伝えていきたいです。広島市立舟入高等学校 高橋 慧

今回の訪中研修では、中国と日本の文化の違いを知り、なぜ対立しているのかを少しでも理解することが私の目的でした。わずか一週間の滞在でしたが、自分の目で見たり聞いたりすることで、ここでは言い足りない様々な発見をすることができました。 「日本と中国とでは確かに対立はあるけれど、人間関係は人と人とのつながりだからそんなの関係ないのよ」と中国人の国語の先生は言ってくださいました。私は将来、日本に限らずいろいろな国の国際関係を潤滑にする手伝いをしたいと考えています。森 彩夏

この日中交流事業のおかげで、私は成長できたと思います。まず全国から集まった高校生達と出会い、それから、たくさんの中国人の学生達と出会えて、たくさんの刺激を受けました。今までテレビでしか見たことのない、中国の普段の生活を見ることができ、中国の学生達はとても努力家で、親日家が多いこともわかりました。これからも日中の関係が良くなるように、私ができることがあれば、努力したいと思います。山名 茜

ホームステイは、私にとって初めての体験でした。午前中に深圳の高校のみなさんと交流して、ホームステイ先に行きました。ソレイさんの家に泊めてもらいました。一人で不安だったけど、家に向かう移動中にソレイさんとたくさん話せたので、すぐに仲良くなれました。とても優しくいてくださり、たった一日だけで本当に短かったけど、家族が増えたような感じでした。私の在学する高校にも中国からの留学生がたくさんいます。今までは単に「あ…留学生だな」としか思っていませんでしたが、「ようこそ日本へ」という親しみが感じられるようになり、もっと話してみたくなりました。岡山県共生高等学校 赤木 宏美

6・7日目 上海観光 上海には『東方明珠塔』という大きなテレビ塔がありました。「豫園」という有名なお寺の周りにはたくさんのお土産屋さんがあり自由に買い物を楽しみました。

個人的には上海料理が口に合いました。でも平気な顔してチャーハンのうえに皿をのせてきたり茶を箸にこぼしてきたりしたときはなんなんやと思いましたがそれも文化だと知り驚きました。また、いただきます!や、ごちそうさまでした!などという言葉は基本的には存在しないときいてそれも驚きました。また、ありがとうという言葉もそんなに頻繁には使わないときいて日本と違うことだらけだなーと思いました。江藤 匡哉

屋台でのお買い物も良い経験になりました。

報告会 想像していた中国と実際の中国との違い、この旅で感じたこと、学んだこと、そしてそれを伝えるために自分ができることを話し合いました。

中国は人も多いし建物も多いし声は大きいし何言ってるかわからないし中国といわれてもマイナスなイメージしか連想できない僕でしたが、実際に行ってみると。とても人がよく、とても明るく一週間じゃたりないぐらいでした。メディアが流してる情報を気にせず、積極的に海外に行ってみてください。日本との違いを探してその国の文化を教わり、そして日本の文化をみんなに教えてあげてください。会話に困ったときはジャパニーズダジャレを教えてあげると恐ろしいほど喜んでくれます。是非言ってみてください。
岡山県共生高等学校 上田 和明

中国でお世話になった多くの皆様へ 本当にありがとうございました。今回の経験は私たちにたくさんの刺激を与え様々なことを考えるキッカケとなりました。これからも交流を続けていきましょう!よろしくお願いします。日本人高校生一同

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