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いちご大福―「手作り」という日本文化の魅力
桂林ふれあいの場 易嘉棋
さん
日本の特色がある食べ物といえば、和菓子は欠かせないものでしょう。
小さくて絶妙な形の和菓子は、日本人の食に対する美意識への追求を反映したものであり、日本の食文化のシンボルの一つとなってきています。数ある和菓子の中で、私はいちご大福が大好きです。
いちご大福との出会いは、2021年12月に桂林ふれあいの場で「いちご大福作り」を企画したことから始まりました。
このイベントには、桂林ふれあいの場の2年生と3年生メンバー16名が参加しました。必要な材料は、事前に調べたあとでネットで購入しました。いちご大福を作るのは初めてだったため、最初はみんな大慌てでしたが、出来上がったものはびっくりするほど美味しかったです。
甘酸っぱいイチゴに美味しいこし餡、もちもちの皮も加えて、また食べたくなるようなお菓子でした。またいちご大福を自分の手で作ることで、「日本の和菓子はこんな味なんだ」と、日本文化への理解と好奇心を深めることができました。
それが「手作り」の魅力です。手作りの魅力は「心」の魅力とも言えます。ひとつひとつの和菓子に包まれているのは、シンプルな具だけでなく、作り手の緻密な職人技でもあります。目の前にあるものを最大限に生かす、この職人の魂こそ、私たちが見習うべき日本文化そのものだと思います。