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未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
重慶ふれあいの場  大学生交流事業 日本語コーナー 2022年1月~3月 全4回
「大学生交流事業 日本語コーナー」に参加した日本各地の大学生たち6名と、
重慶ふれあいの場の大学生約8名がオンライン交流を行いました。
この「日本語コーナー」は、日本語を使って日中の学生が様々な話題について話し合い、
お互いの文化や考え方への理解を深めながら交流を行うものです。
また、中国で日本語を学ぶ学生が教室の外で日本語を話せる機会を増やし、日本の学生は日本語学習をサポートする面もあります。
全4回の発表交流に加えて、2回は雑談会を行うことで、お互いの文化や流行しているものなど、
両国の様々な面についてたくさん話すことができました。
第1回(1/10)食について

日中の学生の自己紹介後、日本と中国の「食」について紹介し合いました。
日本からは、一般的な日本食は既に知られているということで工夫を凝らし、コロナ禍で流行ったおうち時間を楽しむ「おうちカフェ」「おうちごはん」、レトロスイーツ、辛いものが有名な重慶に対して日本独自の七味唐辛子を紹介しました。
中国・重慶からは重慶の様々なグルメに加えて、中国各地のグルメの紹介を行いました。

目次 1.七味唐辛子とは 2.七味の歴史 3.七味の薬効(少しだけ紹介) 4.七味は日本独特の唐辛子らしい 5.七味唐辛子屋さんの新製品(Lv.1) 6.七味唐辛子屋さんの新製品(Lv.2) 7.七味唐辛子屋さんの新製品(Lv.3) 8.おわりに
川渝ソーセージ
鎮江小刀麺とも呼ばれています。中国十大名麺の一つです。「江南の天下第一麵」と称されて江蘇省鎮江市の地方特色伝統美食です。
第2回(2/22)コロナ下の生活について

日中でそれぞれコロナ禍で流行した物や事、過ごし方について紹介し合いました。
ブレイクアウトルームに分かれての交流では、『「オンライン中心の生活」と「人と直接会える生活」どっちがいいか』というテーマで日中の状況を説明し合いながら、それぞれの意見を話し合いました。
オンラインが好きな人と対面が好きな人、どちらも様々な意見が出ましたが、友達や大切な人と対面で長期間会えないのは嫌だという意見は共通していました。

 
雑談の日(3.6/3.16)

その日に集まれる人が集まって、具体的な話題を決めずに自由に話し合いました。
それぞれの地元の話、勉強の話、サークル活動、アルバイトなど…。学生生活の様々な面について話し合いました。

第3回(3/17)学生生活について

それぞれの学生生活で頑張った活動や、最近の自分の周りの学生生活について紹介しました。
日本のサークル活動の紹介は、中国・重慶の学生には興味深かったようです。

コロナが流行する中での学生生活 ちょう おうやく
トークセッションR1・トークテーマ「長期休暇にやったこと、やりたいこと(コロナに関係なく)」・時間20分・トークセッション終了後に全体共有
大学のサークル 文科系circle(ぶんかけい)・ボランティア愛好会・アカペラ愛好会・英語研究会・国際交流愛好会(こくさいこうりゅう)  体育会系サークル(たいいくかいけい)・サッカー愛好会・ダンス愛好会
第4回(3/22)ご当地紹介と学生が熱中していることについて

最終回は、ご当地紹介と、それぞれの学生が熱中していることについて紹介し合いました。
ご当地紹介では、日本各地に住んでいる日本側学生が自分の地元を紹介。中国・重慶の学生も重慶の紹介に留まらず、中国の地域文化についても紹介してくれました。

清明菜粑粑 清明菜 清明菜粑粑の中の具はベーコンとネギです。
アンケート結果日本側参加者
今回の事業に参加したことは有意義でしたか。
今回の事業を通じて、あなたの中国に対する関心や理解は深まりましたか。
中国 重慶ふれあいの場参加者
今回の事業に参加したことは有意義でしたか。
今回の事業を通じて、あなたの日本に対する関心や理解は深まりましたか。
日本側グループメンバーの感想
〈リーダー〉黒岩 祥悟

回を重ねるごとに中国側の学生の笑顔も増え、自ら何かを紹介して話題を提供してくれるようになりました。また、うまく伝えられなくても、徐々にどうにか伝えようとしてくれるようになり、話題を広げ、深めることができたのではないかと思います。
今回の事業を通じて、日本と中国の学生の学生生活に対する姿勢の違いが分かりました。また、あるべきリーダー像について考えるヒントを実践を通して見出すことができました。

日下 千瑛美

オンライン交流で日本、中国ともに日常や文化、コロナ禍について話し合いました。
どちらの国とも積極的にコミュニケーションが取れたと思います。
また、パワーポイントで何かを紹介する際、相手がわかりやすいように『ひらがなを付けること』『画像があった方がいい』という点は相手視点を考える勉強になりした。

田口 斐嘉

今回の事業を通して、様々な学生との交流と中国の知識を得ました。今まで、中国の一部しか知ることはできなかったのですが、重慶の食べ物や有名な場所について知りながら様々な文化の知識を得ました。
コロナ後に、重慶の皆さんとも直接会えたらいいなと思っています。

奥村 めぐ

同世代の学生がどんなことに興味があるのかや、今の中国の様子を知れたり、重慶について知識を深めることができました。これらを交流を通して知ることで、中国についてより理解が深まったと思います。
交流は対面だからこそ成り立つものと思っていましたが、今回の参加を通して、お互いが言葉で伝え合うことでお互いの理解を深めることができましたし、楽しい時間を共有することができました。これから社会に出てオンラインの場が増えるとは思いますが、オンラインだからとめげず、今回経験したことを活かしてオンラインであっても言葉でしっかりと伝え、場を共有できるようにしていきたいと思います。

新井 瑞生

日中の文化や生活を伝え合い、理解を深めることができたと感じています。言語が違うから伝えられない、と決めつけず、伝えようとする態度が大切なのだと思いました。
今回の交流から得たものは日中の一緒に活動してくれた方との「出会い」です。今後も繋がりを絶やさず、近況報告するような仲間になりたいと思いました。

榊 美寿

交流を通して、日中で同じような食べ物や公共交通機関、道路などがある(よもぎ団子、地下鉄、首都高に似ている道路など)ことを知ったり、恋愛観が日本と中国で似ている点が多いように感じました。短い期間でしたが、とても有意義な交流が出来ました。

重慶ふれあいの場 参加学生の感想(一部)
  • 本当に楽しかったです!日本語があまり上手くないけど、皆さんちゃんと話してくれて、ありがとうございました。
    皆さんのおかげで、すこしうまく話せるようになりました!
  • みなさんにお会いできて楽しかったです。それに、日本に関する理解も深まりました。
  • 語彙不足は一番大変な問題だと思います。でも、皆さんは優しくて、知らない単語を聞きながら調べてみました!
    資料の準備時間がかかりましたが、意味がある活動です!
  • こんな交流活動の形式はとてもいいと思う。コロナが終わって、face-to-faceで交流できたら、もっといいと思います。
  • 参加した日本側メンバー1人1人が皆好きです。今後も連絡を続けていきたいです。

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