心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
広州ふれあいの場 大学生交流事業 オンライン交流イベント 令和4年度第1回 日中連携SDGs交流会 国境を越えて共に考える、私たちの未来
CLOVER 南山大学SDGs普及啓発団体
01交流目的 課題解決型企画
世界の共通目標であるSDGsを軸に、
日中両国の取り組みを紹介し合いながら自分たちに何ができるか話し合うことで、
より強固なパートナーシップに繋げるため。
⇒何か連携・協働できるかも!
02スケジュール 7月 顔合わせ 交流会議:全11回
毎週土曜日にZoomで交流を行いました。
はじめは、皆で一緒にSDGsについて学び、
意見交換を行いました!
日本と中国両国のSDGsの取組についても
紹介し合いました☆
11月 イベント本番
WeChatでは、毎週多様なテーマで交流
私たちは、絆を深めるために、毎週お題を決めてWeChatで交流を楽しみました!
・お互いの今 ・おすすめの食べ物 ・趣味 ・流行っていること/もの ・景色 ・絵しりとり
たこ焼きパーティーの様子 第8回交流会:9月17日(土)たこ焼きパーティー&会議
特に印象に残っている交流会です!
普段あまり話したことのなかったメンバーともたくさん話をすることができ、とても楽しい会となりました。
03イベント本番
プログラム 開会式 / 企画趣旨説明 第1部 SDGsとは 第2部 交流成果発表 ・これまでの交流 ・両国の取組紹介 ・私たちに出来ること 第3部 参加者交流企画【SDGsすごろく】 閉会式 / 挨拶
交流成果発表 両国の取組紹介
SDGsすごろく
04メンバーの声 南山大学 SDGs普及啓発団体CLOVER
南山大学総合政策学部
総合政策学科
本田 光

 私たちは、課題解決型企画として、 SDGsをテーマに広州ふれあいの場の学生と交流してきました。両国で行われているSDGsの取組を紹介し合ったり、これから私たちにできることについて意見を交換し合ったりし、双方にとって大変大きな刺激となりました。

 また、ZoomやWeChatで密に連携を図り、交流を深めることができました。日々の交流では、多様なテーマで両国のことを紹介し合い、私自身もこの交流を通じて中国の文化に一層興味を持つようになりました。

 今回はオンライン越しの交流とはなりましたが、ここで培った経験は私にとって大変大きなものとなり、この思い出は一生の宝物です。この先、社会に出てからもここでの学びを活かしていきたいと思います。

南山大学外国語学部
英米学科
谷 織衣

 今回広州ふれあいの場の皆さんと交流の機会をいただけたことで、現地の方と交流をしなければ知りえない中国の文化について知ることが出来ました。

 オンラインでの交流であったことで、当初は両国の学生が楽しみながら交流を進めることが出来るか不安を感じていましたが、ミーティング中に行ったゲームや、開催したたこ焼きパーティーを通して、全メンバーの笑顔を見ることが出来、私はとても幸せでした。

 また、流行しているポーズや絵文字・好きな食べ物について話していく中で、指ハート等日本で流行しているポーズが中国でも流行していたり、日本のたこ焼きが中国でも食べられていたりと日中で共通した文化があることを知ることが出来ました。

南山大学外国語学部
英米学科
塚原 みのり

 私は2年次まで中国語を第二外国語で履修しており中国に興味があったので、今回中山大学との交流の機会をいただき、本当に嬉しかったです。約5ヶ月に及ぶ交流の中で特に印象的だったことは、中山大学のみなさんの日本語学習への意欲の高さです。私も語学学習者なので、学んでいる言語のネイティブスピーカーと話すのは緊張 しますし、間違えないか不安になります。しかし、中山大学のみなさんは私たちと話すときは全て日本語で話してくれました。

 また、スピーチの添削を頼んでくれたり、新しい語彙の質問をしてくれたり、日本語の検定試験の勉強を熱心にしていることを話してくれたりしました。既に流暢な日本語を話すことができているのに、さらに学ぼうとする向上心の高さに感銘と刺激を受けました。

 また会うときは私もみなさんと中国語で楽しくお話できるように、中国語の勉強を頑張ろうと思っています。

南山大学外国語学部
政策学部総合政策学科
塚原 あい

 日中文化交流事業に参加させていただきありがとうございました。交流を進めていく中で、中国の大学生の間で流行していることや、中国の文化を学ぶことができてとても楽しかったです。

 また、イベント内のすごろくでは、日本と中国がそれぞれ抱える社会課題とそれらに取り組んでいる方々の活動について学ぶことができました。初めて外国人の方と交流したのでとても緊張しましたが、中山大学の方々は優しくて話が面白く、毎週のzoomでの交流が楽しかったです。

 中山大学の方々が日本語を流ちょうに話していたように、私も外国語を流ちょうに話せるようになりたいと思いました。今年は第二言語のインドネシア語だけでなく、中国語の勉強も始めてみようと思います。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

南山大学外国語学部
総合政策学科
上田 真綾

 今回初めて日中交流事業に参加し、また自分としても初めて中国の大学生と交流しました。毎週オンラインで集まって発表内容について考えたり、雑談したりする他、Wechatでは日々の過ごし方や、日中の文化の違いについて話しました。違っているところだけでなく、意外に共通している言葉や文化があり、初めて知ることも多く面白かったです。

 準備途中でさまざまなトラブルがあり、オンライン交流できない期間もあり、発表に向けて不安でしたが、最終的に参加者の方々に楽しんでもらえて満足のいく結果になって良かったです。ありがとうございました!

中山大學
中山大學日本語学科
黄 新紀

 今回の中日大学生交流事業に参加することができ、大変光栄に存じております。今回のテーマはSDGSで、それに基づき、色々な交流会が行われました。お互いの国のSDGSに向けた取組を紹介し合い、お互いの国の取組を比較することを通し、SDGSやそれぞれの文化の違いについてより深く知ることができ、大変勉強になりました。

 また、色々なゲームやたこ焼きパーティーなどの活動を行い、お互いに良いパートナーシップを築くことができ、本当に貴重な経験となりました。これからも、この経験を生かし、中日の友好交流への道に進んでいこうと思います。

中山大學日本語学科
陳 怡宏

 3ヶ月間の交流活動はとても楽しかったと思います。毎週の交流のテーマはとても面白くて、皆さんと生活の中で面白い事を分かち合ったり、自分の好きなことを話し合ったりしました。また、チームのメンバーと協力して発表会をとても心を込めて準備しました。今回の活動を通じてSDGへの理解を深めるだけでなく、仲間と交流する中でさまざまな視点やアイデアを得ることもできました。

 南山大学の皆さんと一緒に忘れられない時間を過ごしました。私にとって、とても大切な思い出です。

中山大學日本語学科
鐘 甘蕊

 時間が経つのは早いですね。今回の交流会をきっかけに皆さんと知り合い、本当に幸いと思います。コロナの影響により、交流会の途中ではいくつかのトラブルが起きてしまいました。皆さんと一緒にいろんな困難を乗り越え、最終成果発表会を行うことをできて大変うれしいです。皆さんお疲れさまでした。交流会で初めてすごろくの作りを試し、様々なおもしろい遊び方を勉強してこのゲームが好きになりました。

 交流会のおかげで、SDGsについての知識を学んだり、日中両国が経験している社会問題を話し合ったり、大変勉強になりました。毎週皆さんとWechatで何かのテーマをめぐって感想や気分をシェアしたことも印象深いです。交流会が終わっても、今後はみなさんと連絡し続けたいと思います。

中山大學日本語学科
徐 子衿

 今回の中日交流活動、いろいろ勉強になりました。まず、SDGsの目標を達成するために日本側の皆さんと一緒に頑張りました。たこ焼きパーティや最後の発表会を通じて、社会問題に直面したら、ひとりひとりの努力が必要だということがわかりました。「行動してみてもうまくいかないかもしれない。微力だけど無力ではない」ということをしみじみ感じました。

 次に、南山大学の皆さんと楽しい時間を過ごしました。最初は日本語で気持ちが通じるかどうかわからなくて緊張しました。皆さんが励ましてくれて自信になりました。本当にありがとうございました。もし機会があれば、日本側の皆さんと引き続き交流したいと思います。

中山大學日本語学科
夏 冬

 この交流会で、初めて同年代の日本人と話をしました。様々なテーマを通じて、お互いの距離がぐっと縮まりました。SDGsについて理解できで、物事に対する視野も広がりました。交流会の時間が短かったのですが、本当に楽しかったです。いい思い出を作ってくれて、ありがとうございました。

中山大學日本語学科
李 欣遥

 今回の交流に参加することで色々勉強になりました。最初は自分の日本語に自信がなくて話すのにビクビクしましたが、だんだん皆さんの熱意と思いやりを感じ、勇気を持って会話に参加しました。そして楽しかったです。日本の学生さんたちと話し合ううちに、日本の食文化と流行文化についてたくさん知りました。自分でたこ焼きも作りました。とてもおいしかったです。すごろくを作る時、自分が好きなデザインも入れました。そして大好評でした。嬉しかったです。

 それから、向こうの学生さんたちと仲良くなりました。初めて日本人の友達ができました。チャットでお互いの日常生活をシェアしたり、好きな映画や歌についてお互いのアイデアを交換したりしました。有意義な五ヶ月を過ごしました。

中山大學日本語学科
羅 若蘭

 今回の日中交流活動に参加できて本当に光栄です。今回の交流を通じて、新しい友達を作っただけでなく、日本文化に対する理解を深めて、自分の日本語の能力も高めました。交流活動のテーマ――SDGsは非常に有意義な問題だと思います。研究と交流を通して、環境保護、平等、気候変動、教育などについての知識を学んで、中国と日本にまだ存在する持続可能な発展の問題を理解しました。可能な対策もいろいろ議論しました。

 それだけでなく、交流のほか、たこ焼きパーティーなど、楽しいイベントも開催しました。パーティーを通して、たこ焼きのやり方や日本の食文化を学びました。今回の交流はとても楽しいですし、みんなと引き続きもっと多くの交流があることを楽しみにしております!

中山大學日本語学科
王 晓彤

 今回のイベントを通して、南山大学の方々と五ヶ月間の交流ができて、本当に光栄と思っております。今回の活動はSDGsを中心に行われていたので、この興味深い話題から色々勉強になりました。南山大学を代表としての日本の若者たちは何について関心を持っているのかをより深く知ることができました。それだけでなく、チャットとオンライン会議の交流を通して、日本の食文化と若者言葉をより多く知ることができ、たくさんの素敵な写真を楽しみました。参加してよかったと思います。

 それに、ふれあいの場の方々と南山大学の方々の助けがなければ、最後の発表会もうまく進むことができなかったと思います。本当に感謝に感謝を重ねたいと思います。将来も機会があれば、ぜひまた中日友好交流活動に参加させていただきたいです。

中山大學日本語学科
趙 悦含

 今回の交流活動を通じて、知らなかったSDGsを知ることができました。日本の皆さんと交流することで、日本が直面している持続可能な開発問題を知り、同時に身の回りの経験を皆さんに話すことで、私も中国の持続可能な開発問題に対する理解を深めました。これからは身近な社会や環境問題に直面する時にも、持続可能な視点から考えていきたいと思います。また、ウィーチャットグループで写真などをシェアして、皆さんの生活を共有することができて、本当に嬉しかったです。この活動を通じて、日本の食事、美しい景色、流行語などをもっと知ることができました。

 この5ヶ月間、南山大学の皆さんと一緒に交流でき、本当に幸いです。日本語能力を向上させるだけでなく、多くの日本文化を理解できました。大変勉強になりました。皆さんのご協力をいただき、ありがとうございました!機会があれば、ぜひ日本に行きたいと思います。

中山大學日本語学科
彭 子晟

 今回の交流は、とても良い経験になりました。プロジェクトを通じて、日本の学生と交流し、一緒に仕事をし、友達になりました。チームワーク力、問題解決力が向上したと思います。プロジェクトは持続可能な発展をテーマにしており、社会問題に焦点を当て、社会的責任感を高める機会を与えてくれました。

 また、イベント中の文化交流も非常に興味深いものでした。日本側の友人たちは、私たちに日本食や音楽、現代文化を紹介してくれました。そのため、私は日本の文化や社会についてもっと知りたいと思うようになりました。同時に、日本の友人たちに中国の伝統的な料理や自分たちの趣味などを紹介しました。このように交流することは、視野を広げることができ意義があったと思います。

 興味深く、有意義な交流プログラムであり、多くの収穫を得られたと思います。

05アドバイザーコメント
山田 貴将
南山大学国際センター
特別任用講師
山田 貴将

 本年度の国際交流基金・日中大学生交流事業では、南山大学の公認団体であるCLOVERと中山大学で主に日本語を学んでいる学生が、SDGsについて約5カ月の期間に渡って共に学び合い、ディスカッションを通じてアイディアを出し、更には解決策をも見出して実際のアクションにつなげていこうという非常にアンビシャスな取組みを行いました。

 SDGsという言葉は日本では非常にポピュラーですので、多くの人がある程度の基礎知識を持っていると思います。一方、中国では、環境に対して関心を持つ(環保)人々は増加しているものの、SDGsという言葉はまだ余り市民権を得ていないということで、言葉の意味を教えてあげることからこの協働の第一歩はスタートしました。

 異なる社会システムに属する者同士の協働プロセスは必ずしも常に順調なわけではありません。意見の食い違いだけでなく、言語・文化の違い端を発するコンフリクトもあったことでしょう。それを乗り越え、今回、無事に長期間に渡る協働プロジェクトを成功裡に導いた南山大学CLOVERと中山大学の皆さんに敬意を表したいと思います。本当にお疲れ様でした。

 実は、私自身、学部生の頃は、英語を専攻していながら、中国(西安)に留学をした経験があります。西安の地では多くの楽しい思い出を作ることができましたが、それでもコミュニケーション上のチャレンジに直面しストラグルすることも多々ありました。今回の南山大学と中山大学の皆さんの取組みを見ていて、当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。

 自らのこれまでの興味関心や専攻の枠組みを超えて日中の若者同士が集い、胸襟を開いて語り合うその先には非常に明るい未来が到来すると確信しています。今後は、今回のイベントを通じて築いた「心連心」の関係性もまた“Sustainable”なものに高めていってほしいと心から願っております。最後にこの場をお借りしてこのような素晴らしい機会をお与え頂きました国際交流基金様に心より御礼申し上げます。

06来場者アンケート集計結果
中山大學 イベントへの参加理由
南山大学イベントは有意義だったと思うか
日本文化や本イベントの内容に興味があるから 20 日本人とコミュニケーションを取りたいから 3
思う 100%
日本文化に興味のある学生多数!
非常に高い参加満足度!!
南山大学・中山大學 イベント参加者 イベントに参加した感想
  • 中国について知ることができ、SDGsについても学ぶ機会になりました。(南山大学 学生)
  • 中国の学生がどのように環境問題や貧困問題、地域課題について考えているのかを知ることができた。(南山大学 学生)
  • 中国について知らないことばかりだったが、とても楽しんで交流をすることができた。
    (南山大学 学生)
  • 南山大学の学生との対話が印象に残っている。(中山大學 学生)
  • ゲームをしたり、日本の友人と交流したり、とても楽しい時間を過ごしました。(中山大學 学生)
反省点もあり
  • とても素晴らしいイベントだったと思うが、一点申し上げるとすれば日本側が話していたりスライドに乗せていたりする日本語が少し難しいように感じ、もう少しやさしい日本語を用いても良いのではと思った。(南山大学 学生)

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