私達「うしうまひつじやぎ」は、日中交流促進とビジネスによる新しい価値の創造のため中山大学広州ふれあいの場の学生と共に計15人で活動を開始しました。
1人1人の生活の中に溶け込む文化の特徴を学び、日中社会の共通課題を解決するための糸口を3か月の間で議論、ビジネスプランとして発表しました。
1人1人の生活の中に溶け込む文化の特徴を学び、日中社会の共通課題を解決するための糸口を3か月の間で議論、ビジネスプランとして発表しました。
オンライン交流会でのビジネスプラン構築
日中の共通課題(少子高齢化問題)に着目し、両国の強みを活
かしたビジネスプランの構築を目指した議論
かしたビジネスプランの構築を目指した議論
Weekly Challengeや文化交流会
文化交流希望の意見が多かったためビジネスプラン構築
のための議論を行うオンライン交流会と並行して実施
のための議論を行うオンライン交流会と並行して実施
私たちはビジネスプランを考える上で、日中でお互いに抱えている共通の問題を、お互いの
強みを生かして解決することを目標にし、日中の共通の課題を探ることにしました。その
共通課題として、「少子高齢化」が挙げられました。特に高齢化によって、高齢者や家族、
社会が抱える問題を考え、その問題を解決することで、将来への不安を解消することができ
るようになるのではないかと考えました。
強みを生かして解決することを目標にし、日中の共通の課題を探ることにしました。その
共通課題として、「少子高齢化」が挙げられました。特に高齢化によって、高齢者や家族、
社会が抱える問題を考え、その問題を解決することで、将来への不安を解消することができ
るようになるのではないかと考えました。
特に高齢者が抱える問題にフォーカス
●高齢者の孤独感
●健康への不安
●高齢者の「飽き性」
●健康への不安
●高齢者の「飽き性」
みんなで楽しく健康維持ができる
ようなシステムがあれば…
ようなシステムがあれば…
事前に5グループ×3人に分かれて調査や話し合いを行い、高齢社会における課題やその解決方法のアイデアを発表しました。そのグループごとの発表から、共通課題として挙げられた「孤独感」「健康への不安」「高齢者の飽き性」を解決できる方法はないか繰り返しリサーチを行いました。最終段階ではみんなで楽しく健康維持できるようなシステム・アプリを生み出すにはどうするかということを話し合いました。
定年を前にして
健康に向き合う機会が増えた
健康に向き合う機会が増えた
健康な現在の過ごし方と、
将来の健康状態の不安
将来の健康状態の不安
他の人に商品を紹介してくれる
運動を楽しくできるアプリ
運動量を記録できる
運動量を記録できる
運動量をみんなでシェア
運動をゲーム化して、ランキングを競う
運動をゲーム化して、ランキングを競う
操作が簡単になるシンプルなデザイン
音声操作、音声認識機能
で操作がより簡単に
音声操作、音声認識機能
で操作がより簡単に
課題、顧客、独自の価値、ソリューション、流通チャネル、収益、主要指標といった7項目があり、「高齢化によってもたらされる問題を俯瞰して、さらにビジネスのアイデアを考え安くする」事が出来ました。会議中は随時書類を中国語に直したり、相談会を開いたりして進行が円滑になるようにしました。
顧客はどのような人物かを、両国のお年寄りの特徴や価値観の共通点、そして社会の仕組みなど様々な点から議論した事でお互い知らなかった国の側面が見えました。高齢者が直面する課題をどう解決するか、またどのような事例が既にあるかを調べ両国の良いところを再発見することができました。
顧客はどのような人物かを、両国のお年寄りの特徴や価値観の共通点、そして社会の仕組みなど様々な点から議論した事でお互い知らなかった国の側面が見えました。高齢者が直面する課題をどう解決するか、またどのような事例が既にあるかを調べ両国の良いところを再発見することができました。
今回はリーンキャンバスという表を用いてビジネスプランの概要をより分かり易く捉えられるようにしました。
第1回目の交流では、今後の話し合いを進めやすくする為、お互いに自己紹介をしたりチームに分かれて簡単なゲームを行ったりしました。それ以外にもそれぞれの興味関心分野などを本心で話し合う良いきっかけづくりが出来ました。
初顔合わせ終了後にはアンケートを作成し、次回のミーティングへの改善点を日本側で話し合いました。
初顔合わせ終了後にはアンケートを作成し、次回のミーティングへの改善点を日本側で話し合いました。
様々なアイデアや事例が出てきました。老人ホームに入りたいかどうか、また結婚や育児などに対する価値観の世代間による違いなどの話題にまで発展し、議論が盛り上がりました。
中国四川省の共享奶奶(シェアおばあちゃん)という制度に皆が注目し、教育など様々な面にも寄与できる可能性を持つコミュニティーの重要性をどう活かすか、という話になりました。
中国四川省の共享奶奶(シェアおばあちゃん)という制度に皆が注目し、教育など様々な面にも寄与できる可能性を持つコミュニティーの重要性をどう活かすか、という話になりました。
第三回目では、これまでの話し合いで得たことをまとめて、それをもとに日本側で話し合った内容(自宅で使える運動器具で、誰かと繋がる機能を搭載してみてはどうか)を提案して議論を行いました。提案に対してたくさんの質問を積極的に出し合い、深いディスカッションを行うことが出来ました。コミュニケーションがとりやすいようにチャットで中国語を使うなど様々な工夫を考えました。
第4回目では、リーンキャンバス※というものを用いてより分かり易く可視化したものを見ながら意見交換しました。
議論していた内容をこうして整理すると、質問や意見がお互いにしやすいという事も発見しました。グループごとに気付いた点を指摘して、日中で違うところや共通点を組み込んだ統合版のリーンキャンバスを作成しました。
議論していた内容をこうして整理すると、質問や意見がお互いにしやすいという事も発見しました。グループごとに気付いた点を指摘して、日中で違うところや共通点を組み込んだ統合版のリーンキャンバスを作成しました。
第5回目では、今まで話し合った内容をアドバイザーの教授と相談し、そこで得たアドバイスからもう一歩進んで議論を行いました。自分たちの経験を顧みて、運動するという事に対して客観的に見れるようにしました。
これまでに様々なアイデアは出ていましたが、具体的なイメージが掴めない部分もあったため、最終調整して出来るところまでビジネスプランを完成させました。
また、成果発表会では、中国人学生にも日本語での発表を行ってもらうため、zoomの接続のリスクも考慮した役割の確認を行いました。
全員の役割と準備期間が一覧できる表をつくり、いつまでに誰が何をするのかを明確にすることで効率的な準備が可能となりました。
また、成果発表会では、中国人学生にも日本語での発表を行ってもらうため、zoomの接続のリスクも考慮した役割の確認を行いました。
全員の役割と準備期間が一覧できる表をつくり、いつまでに誰が何をするのかを明確にすることで効率的な準備が可能となりました。
直前にもう一度メンバー15人で集まって調整を行い、本番ではスムーズな発表が出来ました。中国側のみなさんが、自信を持って日本語をはきはきと話している姿に刺激を受けました。
座談会では、日本側の学生をファシリテーターとして中国側の学生に質問を行うという形をとりながら、外部から参加してくださった皆様との交流も深めることが出来ました。
オンラインではありましたが、新しい知り合いもできて大変貴重な場がつくれたと思っています。
座談会では、日本側の学生をファシリテーターとして中国側の学生に質問を行うという形をとりながら、外部から参加してくださった皆様との交流も深めることが出来ました。
オンラインではありましたが、新しい知り合いもできて大変貴重な場がつくれたと思っています。
日本の学生は中国語で、
中国の学生は日本語で日記を書きました。
中国の学生は日本語で日記を書きました。
写真や動画などを加工・編集したり、クイズを入れるなど1人
1人がみんなに楽しんで見てもらえるような工夫を行いました。
1人がみんなに楽しんで見てもらえるような工夫を行いました。
徒歩もしくは自転車で行ける距離で動画を撮影し、編集
したVlogをWeChatに投稿しました。
したVlogをWeChatに投稿しました。
日本の学生が事前に共有した短歌についてやその作
り方を紹介したスライドを参考に取り組みました。
り方を紹介したスライドを参考に取り組みました。
週ごとに定められたお題に対して1人1人が取り組み、
Wechat上で文字や写真・動画として自分の取り組みを
共有する活動。他の人の投稿に対して表情包(スタンプ)
を送ったりコメントをする事をルールとしました。
Wechat上で文字や写真・動画として自分の取り組みを
共有する活動。他の人の投稿に対して表情包(スタンプ)
を送ったりコメントをする事をルールとしました。
“WeeklyChallenge”は地域の伝統文化を知ってもらうなどの従来の文化交流の形とは違った取り組み方ではありますが、日中両国の学生の普段の生活に着目した交流もまた、コロナ禍で渡航が難しい今だからこそ出来る交流方法でありお互いの文化を知る上でとても良い活動でした。
今後はWeekly Challenge→Monthly Challengeとして続けていきます。月に1回
定められたお題に取り組んだり、交流会&座談会を開催する予定です。また、広報活
動のために作成したインスタグラムでも随時更新を行っていきたいと考えています。
他にももし質問がありましたらお気軽にDMへ。
今後はWeekly Challenge→Monthly Challengeとして続けていきます。月に1回
定められたお題に取り組んだり、交流会&座談会を開催する予定です。また、広報活
動のために作成したインスタグラムでも随時更新を行っていきたいと考えています。
他にももし質問がありましたらお気軽にDMへ。
不定期で開催する、第2の交流会。
「おすすめの映画や小説などが知りたい」「関西文化を知りたい」というカウンターパートの声から企画しました。
「おすすめの映画や小説などが知りたい」「関西文化を知りたい」というカウンターパートの声から企画しました。
日中の映画やドラマ、アニメ、小説など様々な文化作品のおすすめを紹介するための交流会。
「映画や小説などの感想を言い合う交流会を開きたい」というカウンターパートの希望に応えて開催しました。
「映画や小説などの感想を言い合う交流会を開きたい」というカウンターパートの希望に応えて開催しました。
事前に紙芝居のようなものを作成することで、雑音の入りやすい外でのライブ配信のために音声が不安定になっても継続することができました。目で見て分かる情報を増やしたことで、景色と一緒に様々なことを学んでもらうことができました。
日本は非常に深刻な高齢化社会の国です。中国も高齢化社会を迎えようとしています。お互いに参考にすべきことがあるはずです、とても良いテーマだと思いました。
日中両視点から抱える課題を見出し、
解決策としてアイデアに落とし込んでいたのがよかった。
解決策としてアイデアに落とし込んでいたのがよかった。
日中関係深化のためのあらゆる前向きな行動を支持します。
本質の部分、アプリそのものについての説明が欠けているため、役割とビジネスプランのみでは説得力が極めて低いかと思います。
共通点が強調されていましたが、文化の違いがどのようにマーケティングに影響するのか、それをどうやって攻略しようと思っているか、などについてもお話が聞けると良かったです。
共通点が強調されていましたが、文化の違いがどのようにマーケティングに影響するのか、それをどうやって攻略しようと思っているか、などについてもお話が聞けると良かったです。
私はビジネスプランの内容の実現可能性は高くないと思います。なぜなら、商業製品の計画は、商業的および機能的の両方を満たす必要があるからです。つまり、製品の性能を同時に革新的なものにし、市場に投入することで、損失を出さないことを保証できるからです。このビジネスプランは、主に製品性能の企画と革新に焦点が当てられており、製品の機能設計に対する技術的な期待の裏付けがなく、マーケティング部分の企画も少ないか完璧ではないと思います。
アイディアは良いが、収益性があるのか不明瞭だった。
中国と日本の交流を深めた
有意義だと思う
クリエイティブで良い
関西学院大学
福原 幸紀
関西学院大学
山下 咲良
関西学院大学
田中ももか
関西学院大学
島袋 南
関西学院大学
高澤 悠生
呉家裕
梁咏茵
張可
王宇昕
袁藹怡
潘俊傑
張騁
孫榕
李悦妃
愈佚凡
私たちを支えてくださったアドバイザーの于康教授からもコメントをいただきました。
課題解決型の大学生の育成は、むしろ大学教育の目標の一つである。
しかし、理論上で理解できるとしても、必ずしも実践に生かすことができるとは限らない。
今回の交流事業は、ビジネスモデルの模索やそのプランの作成などについて、文化を異にする
中国の大学生との交流を通して、まさに、問題の発見力、分析力、解決力を培う絶好の機会であった。
学生諸君の取り込み姿や成長ぶりを拝見して、この交流事業の重要さを痛感した。
しかし、理論上で理解できるとしても、必ずしも実践に生かすことができるとは限らない。
今回の交流事業は、ビジネスモデルの模索やそのプランの作成などについて、文化を異にする
中国の大学生との交流を通して、まさに、問題の発見力、分析力、解決力を培う絶好の機会であった。
学生諸君の取り込み姿や成長ぶりを拝見して、この交流事業の重要さを痛感した。
うしうまひつじやぎのチームメンバーのみんなとは約半年間試行錯誤しながら夜遅くまで資料を作ったり思い出がいっぱいです。
ありがとう。カウンターパートの学生の皆さん、私たちが無茶ぶりをしてもいつも真剣に考えてくれて、私達では気付けないたくさんのアイデアをもらいました。本当に楽しかったです。ありがとう。いつか絶対に会いましょう!
そして私たちの活動を暖かく見守ってくださり、時には的確なアドバイスをいただいた村田さん、私たちの活動を支援してくださった日中交流基金の関係者の皆さま、いつも真摯に耳を傾けてくださった寳剱先生、于先生ありがとうございました。
この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
ありがとう。カウンターパートの学生の皆さん、私たちが無茶ぶりをしてもいつも真剣に考えてくれて、私達では気付けないたくさんのアイデアをもらいました。本当に楽しかったです。ありがとう。いつか絶対に会いましょう!
そして私たちの活動を暖かく見守ってくださり、時には的確なアドバイスをいただいた村田さん、私たちの活動を支援してくださった日中交流基金の関係者の皆さま、いつも真摯に耳を傾けてくださった寳剱先生、于先生ありがとうございました。
この場を借りて厚くお礼を申し上げます。