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JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
第1回日中大学生フォーラム
第一回 日中大学生フォーラム 北京F活チーム × 中山大学 2017.11.17〜11.20  広州ふれあいの場大学生交流事業
 今回は「第1回日中大学生フォーラム」ということで、ディベート・ビジネスモデル発表会・ミニディスカッションと主に3つのテーマに分けて日中交流を行いました。4日間の共通語は日本語でしたが、その場で臨機応変な返答が必要になるディベートも上手くこなしていく中国人学生の皆さんからたくさんの刺激を受けました。
 私たちは4名の日本人留学生と2名の中国人大学生から成る6名のチームです。当日を迎えるまでの約2か月間、北京市内にある某カフェで計5回の事前勉強会を行い、また街頭インタビューも行いました。  毎度の勉強会では課題を出し、各自が忙しい中時間を見つけて本番に向けて準備を進めていきました。
 初日の夜、各グループに分かれて行われた打ち合わせでは、実際に顔を合わせてみて初めて気付いた問題点も多く、中々慌ただしい一面もありました。しかし、全体を通して思い返してみると、皆で過ごした楽しく充実した思い出ばかりが蘇ります。
 楽しいことは、すぐに過ぎてしまい…4日間は本当にあっという間でした。今回の日中大学生フォーラムが関わって下さったすべての皆様にとって意味のあるものになっただろうとF活一同感じています。ありがとうございました。
スケジュール
2017 11.18
ディベート
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ディベートは18日に午前の部と午後の部に分けられて行いました。日本人学生と中国人学生が協力して交流できるように、賛成・反対側に両国の大学生2~3名ずつというグループ分けを採用。
皆さんは各自準備してきた資料を挙げながら論戦を交わしていました。ディベートの場を活かして自分の意見を話したり、違う考えを分かちあったりすることができました。観客による質疑応答という項目もあって最大限に盛り上げました。
電子決済に賛成か反対か
海外留学の低年齢化に賛成か反対か
広州観光
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翌日のビジネスモデルコンテストの事前学習兼ちょっとした羽伸ばしに、
中山大学生6人と、F活チーム6人で広州市内を観光しに行きました!
珠江沿いに聳える広州タワーとその目下に広がる様々な形を成す高層ビル群、ヤシの木も生い茂り、美しい景観に思わず息をのみました。ビジネス街でもあり、庶民が楽しむ憩いの場でもあり、私たちもとても楽しいひと時を過ごしました!ここは、翌日のビジネスモデルコンテストに多く使われた場所です。
広場を抜けた先にあるヤムチャでの夕食。美味しい広東料理をお手頃価格で楽しむことができました。日本、中国の大学生定番居酒屋ゲームで顔が筋肉痛になる程笑ったのもいい思い出です。
広州屈指のショッピング街:北京ロード!きれいな中国風の提灯の下、みんなで歓談しながら様々なお店や仏教寺院を見物しました。本屋さんでは日本書や外書の意見交換をし、最後は中山大学生おすすめのお菓子屋さんでお土産も購入でき、大満足でした。
2017 11.18
広州観光
「広州を全身で感じよう!
エンターテーメントサービス」
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「ChiPay!~キャッシュレスしチャイナ!」
訪中旅行客に向けた電子決済システム
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「広州を起点としたツアーサービス」
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広州の観光客を増やす
ビジネスモデルを考える
広州の観光客を増やすアイディアを競うビジネスコンテストを開催。当日にチームを3つ結成して、案を練り、発表しました。
当日の準備時間は4時間弱。各人が事前に考えてきたアイディアをもとに、即席チームで案を一つにまとめました。
メンバーには中国人と日本人学生が混在。現地から、そして外国から見た広州、それぞれの視点を生かし、沢山のアイディアが出ました。短い時間の中、緊張感もありましたが、各チーム、アイディアを形にできました。審査担当は、中山大学の先生方と国際交流基金の菊池さん。各チームへのコメントも頂きました。
ミニディスカッション
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ディベートやビジネスモデルなどの真面目な内容のあとは、お楽しみ企画として「日中若者の恋愛観」をF活メンバーと中山大学の学生でミニディスカッションを行った。日中若者の恋愛観に関わる質問を、バラエティ番組であるようなクイズ、ジェスチャーゲームや「誰がスパイ!」などのアクティビティを通して、それぞれの恋愛観を探った。
ビジネスモデルの発表の直後で、皆疲れきってる様子でしたが、ミニディスカッションが始まると気持ち切り替えたように、皆オープンにそれぞれの恋愛観を話し合った。最近彼氏ができたなど赤裸々に話してくれたので、とても盛り上がっている様子だった。
来場者の声
Q. この活動は有意義でしたか?
グラフ
今回のフォーラムは中日大学生の間に新たな交流の形を作ったと思う。
日本語専攻の学生たちにとっていい勉強になった。
中交流の形式として大変いいと思う。
ディベートのテーマはよく考えたと思ったが、形式はもっと厳しくするほうがよかったと思う。
もっと日本語を勉強しようと激励された。
内容が面白かった。
リスニングの練習になった。
日本人大学生から中国人とは異なる生活への観点が見えた。
同じ問題に対して、中国と日本の大学生の違う視点が聞けてよかった。
来場者の声
北京F活は、ふれあいの場を活性化するために、北京の大学に進学・留学する大学生を中心に結成されたチームです。
北京外国語大学4年米淳華

広州の気候は北京と全然違うことを北京に戻ったときに痛感しました。素敵で同じく日本語学習者である学生の皆さんとこのような形で交流できるのははじめてで、新鮮とともに色々と考えさせられたこともたくさんありました。これから大学生の間でもっとこういう活動があったらと思っています。協力してくれた皆さんにお礼を言いたいです。F活は今回はじめてですが、色々感動的な思い出をありがとうございました。

北京大学交換留学村上春菜

以前参加した大学生交流事業とは違い、また新たに進化したプログラムで、ディベートやビジコンを通して、中国をより一層、理解できました。中山大学の日本語学科の学生が母国語でない日本語を一生懸命理解し、さらに自分の意見を持ち、伝えている姿を見て、心を打たれました。たった4日間で、日中をテーマにこんなに考え、聞き、伝えられた時間はとても濃く、楽しかったです。また、自分は本当に国際交流基金の活動が大好きだと実感した時間でした。貴重な機会、ありがとうございました。

中国伝媒大学3年秦瑞廷

今回のフォーラムに参加して本当によかったと思います。楽しくて大事な記憶が残りました。友達もできました。広州は北京と全然違う気候で、11月の温度がとても快適でした。広州に来る前に中山大学が素晴らしい大学だとわかっていましたが、百聞は一見に如かず。短い間に、優秀の上に熱心な生徒たちがいっぱい出会いました。フォーラムについて、全部日本語でやることに心配しましたが、頑張ってやりました。自分の足りない部分も発見しました。今回感じた一つのことは、文化祭よりフォーラムのほうがもっと日中交流を深めることです。両国の間にも、表面だけに止まらず、深く交流したら両国関係も良くなるかなと思いました。

F活リーダー
北京語言大学交換留学
近藤千晶

私たちF活メンバーの初顔合わせから約三ヶ月。中山大学の皆さん、先生方、菊池さん、F活のみんなと周りの方々に恵まれ、今日までなんとか無事にやってこられたことに大変感謝しています。
今回のF活は“大学生らしい交流”ということで、中国人の学生さんと日本語でディベートを行うという前例の無い新たな挑戦となりました。初めて内容について聞いた時は私自身正式なディベートは未経験であった為、不安でいっぱいだったというのが正直なところです。F活メンバーと顔を合わせて話し合えるのは週に一度、中山大学の皆さんとのやり取りは全て微信上で行われ、思うように行かないことも多々ありました。リーダーとして、もっと出来ることはたくさんあっただろうと反省点も多くあります。しかし広州での四日間は毎日が本当に充実していて楽しく、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。留学中の私から見える皆さんの姿は、一大学生として、同じ言語を学ぶ学生として、お互いの国が好きな者として、本当に素敵でたくさんの刺激を受けました。こんなにも素晴らしい活動に参加できたことを誇りに思います。

清華大学3年金鳳玲

今回のF活を通じて“広州”と“中国”をより広く深く知れただけではなく、日本との違いを肌で感じ、改めて”日本”を見つめ直すきっかけにもなりました。また一生懸命日本について学び、私たちを暖かく歓迎してくださった中山大学の皆様には大きな刺激を受けたと共に感謝の気持ちでいっぱいです。私たち中国にいる日本人が、日本にいたときに見ていた“中国”のイメージと今感じている“中国”が異なるように、自分で赴き、ふれあってみないとわからないことはたくさんあると思います。今回のふれあいの場は初めてのことだらけでしたが、新たに学んだたくさんの知識、自分に足りない部分の発見、そして楽しかった思い出と大好きな友だち、たくさんの収穫がありました。勇気出して参加して本当によかったです。これからも自分の世界だけにとどまらず、色んなことにチャレンジし続け、視野を広げて行きたいです。

清華大学交換留学平家勇大

初めての広州で、初めての経験を沢山積むことが出来ました。特にディスカッションでは、思っていた以上に熱意が入りました。これまで参加した国際交流基金のイベントとは毛色が違いましたが、異なるバックグラウンドを持った人たちと真剣に議論が出来たのは大きな財産でした。そして、それ以上に大きな財産は、同じ経験を共有した友人が出来たことだと思います。イベントの成功のために尽力して下さった皆様、貴重な機会をありがとうございました。

中山大学
中山大学リーダー劉心怡

今北京にいる皆さん、そして中山大学の皆さん、お疲れ様でした!!
今回のフォーラムは準備不足なところがまだまだある中、皆さんのお蔭様で盛況を博すことができて、本当にありがたく思いました。中山大学広州ふれあいの場にとっては、中日大学生フォーラムでも、共同主催者の出身校は一つの大学に限らぬ形でも、すべては初めての試みでした。まさに石橋を叩いて渡るかのように、不安や心配が色々ありつつ探ってきていました。
このような不安の中で、国際交流基金の菊池先生や北京の皆さんにお力添えいただけて、この新しきチャレンジを象徴するほどのフォーラムを、なんとなくして無事に成功させました。本番は僅かな二日間でしたが、やりとりは一ヶ月以上もかかったような気がして、中山大学側のチームリーダーとしては、皆さんがご尽力をくださっていたことに、本当に感謝な気持ちでいっぱいでした。
四年生なのにチームリーダーを務めさせていただいていたこの私にとっては、本来お話したいことがいっぱいあるはずだとずっと思っていました(笑)。例えば、事前のオンライン打ち合わせの難しさなど、揉めていたことが諸々あって反省もしているところです。しかし、皆さんの元気満々な姿や、心より浮かんだ笑顔、明るき声で話し合っていたことを思い浮かべると、それだけでいいのではないかと思いました。

李穎琳

今回のフォーラムに参加して本当に良かったです。皆さんと一緒にイベントを企画することと、ディベートすることで、コミュニケーションの力が磨かれ、日本語力も向上できた気がします。大学最後の一年に、こんなに素晴らしい思い出ができて、嬉しく思います。

李翠蘭

準備階段で皆とても苦労したのにも関わらず直前はすごく不安でした。無事成功してよかったです。最も印象に残ったのはミニディスカッションです。「実際に中国に留学して印象が変わったか。」の質問に、村上さんが「すごく変わった。訪中前、友人達が中国は怖いところだとすごく心配していたが、実際そうではなかった。皆がなぜそう思っているのか不思議。」と答えた。村上さんの回答が日中交流の価値と動力だと思います。

方東儀

イベントの中で同じことについて中日大学生が各自の意見を述べました。大変勉強になりました~

馬銀珠

本当に有意義な活動でした。はっきりと自分の主張を他人に伝えるにはどうしたらよいのか、など考えさせられたことがいくつかあります。また、ビジネスモデルの発表とミニディスカッションを聞いていて、新しいアイディアや考え方を理解できました。今回のフォーラムを通じて、日本語の会話力が鍛えられただけでなく、思考力も鍛えられました。

但然

短い二日間ですが、今回の「日中大学生フォーラム」のお陰で、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。特に私が参加したビジネスモデルは一番面白かった部分だと思っています。

田博

皆さんと一緒に過ごした週末は最高でした!ディベートもビジネスモデルも、今まで考えたことない社会問題を指摘しました、そこで自分がもっと正しく世の中のことを読めるようになりたくなったのです!心の底から、今回のフォーラムに感謝しています!

劉悦

北京と日本の大学生と交流することができて、すごく楽しかったです。私が参加したのがビジネスモデルですが、みなさんの面白い発想をいろいろ聞いて、感心しました。同時に、自分の日本語やコミュニケーション能力などにはまたまた足りないところが多いということに気づいて、これからも頑張っていきたいと思います。

肖俊彬

専門は日本語ではないので、普段日本語で話すチャンスがあまりない私にとって、このフォーラムは日本語会話を練習する絶好なチャンスでした。今回自分の日本語能力が上がったのを実感できて嬉しかったです。また、日本語学科の学生と北京から来た6人と、友達になれて最高でした。来年もフォーラムに参加したいです。

周詩樺

皆さんと出会って、とても嬉しかったです。ミニディスカッションはとてもおもしろくて、楽しかったです。

姜力楠

みなさんは今北京にいますか。2日間だけなのに、ずっとみなさんを考えて仕方がないんです。
この二日大変よい勉強になりまして、みなさんと出会えて本当によかったと思いました。日本人と中国人同士が日本語でディベートやビジネスモデルやミニディスカッションをやっていて、日本語で自由交流をしていて、感動しました。

劉毅

短い時間でしたが、有意義に過ごすことができました。初めて日本語でのディベートに参加し、早期留学というディベートのテーマについて深く考えることができました。今回活動の経験は私を成長させてくれました。

汪子瑶

ディベートに参加しました。これまで留学早期化について、欧米などの英語圏の先進国を留学先として選択する中国の状況を踏まえて考えていました。しかし日中の状況が違っていたために意見の対立が起こり、そのことから日本人学生が留学早期化についてどう考えているのか知ることが出来ました。また見事なディベートにするためには事前に深く考えて研究する、資料を調べることも必要だと認識しました。ビジネスモデルでは、短時間で皆が頑張って作った計画に感心し、ミニディスカッションでとても楽しめました。システム運営や管理の面で不足もありましたが、皆さんが頑張っている姿に感動し、また自分もその団結力を楽しめました。今後もっとすばらしいフォーラムを期待しています。

秦浩真

今回のフォーラムで貴重な二日間を過ごしました。今まで体験したことなかったディベートに参加して、また司会を務めて、心から緊張したけれど、自分の日本語能力も上手くなったと感じています。日中両国の優秀な大学生とのディスカッションを通じて勉強不足のところがより明白になるのは、これから学習の道しるべになると思います。北京の留学生たちとのふれあいも楽しかったです。これからも多くの日本人の友達を作り、もっと頑張りたいと思います。

許嘉妮

日本人大学生とディベートをするのは初めてなのですが、大変勉強になりました。

肖迪

フォーラムを通して、多くのことを学びました。初めてディベート大会に参加し、問題に対する分析力が鍛えられて、ディベートのやり方も身につきました。また、北京から来てくれた学生たちと一緒にゲームをやり、話し合っているうちに、お互いの文化も以前より深くわかるようになりました。皆さんと友達になれて嬉しかったと思います。

第一回日中大学生フォーラムは成功!です!
今日までお世話になった全ての方々に、心からありがとうございました。
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