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祈願祭天
貴陽ふれあいの場「祈愿祭天」
私たち獨協GOHKISの6名は2018年3月21日から27日までの一週間、貴州大学において、大学生交流事業に参加しました。この事業の主な目的は3月24日に、日中交流イベント「祈願祭天」で日本文化の紹介を行うことです。私たちは、お正月、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、夏祭りの六つのブース展開を通じて、イベントごとに日本人が持つ「願い」を紹介しました。当日は開会式直後から多くの来場者が詰めかけ、イベントを楽しんでくれました。貴陽ふれあいの場としての活動は、今回が初めてだったこともあり、イベントに向けて進めていく過程で、現地の事情が分からないなどの不安もありましたが、貴州大学のカウンターパートの皆さんと協力し
ながら、そうした問題を乗り越え、イベントの成功のために努力しました。そして、当日のイベントで現地の方々が楽しんで日本文化に親しんでもらえた様子を見た時は、大きな達成感を得ることができましたメインイベントとなった「祈願祭天」の他にも、貴州大学と貴州民族大学で日本語授業のお手伝いをさせていただき、多くのことを話し合い、一緒に過ごした時間が非常に短く感じました。また、カウンターパートの皆さんとは、黄果樹瀑布への観光や毎日の食事を共にして、仲良くなりました。貴州に行くのは6人とも初めてのことでしたが、カウンターパートの皆さんのおかげで貴州が大好きになりました。今後も長く交流していきたいです。
スケジュール
もともと提灯作りをする予定であったお正月。しかし、思ったように上手くいかず、急遽変更したのが福笑いでした。人が入るか心配でしたが、「笑う門には福来る」という言葉通り、来場者の笑い声から人が集まって来ました。物に限りがあるブースではないのと、子供から大人まで楽しめるだけあり非常に盛り上がることができました。
来場者にストラックアウトを通じて、お面に豆入りのお手玉を投げるということを体験してもらい、当日は大盛況でした。準備ではダンボールにお面を貼る所からスタート。また、豆入りのお手玉は全て自分たちで作りました。
ひな祭りブースでは、デコ海苔巻寿司の手作り体験と試食提供をしました。ゆかりのふりかけを使ったお花と海苔の佃煮を使った猫の吸盤の形を作りました。体験と試食両方のコーナにたくさんの人が来てくれてました。巻寿司に使われている「ゆかり」は中国にない味なのでとても不安でしたが、おいしいという声やまた自分で作ってみるといった声がありとても人気なブースになりました。
こどもの日ブースでは、来場者に兜を実際に折り紙と新聞紙で作ってもらうこと、兜や鯉のぼりのペーパークラフトの展示の二つのことを行いました。机の4隅と真ん中に折り方の手順が書かれている絵付きの紙が貼ってあるため、みんな難なくきれいに兜を折ることができました。折り方がわからない人には、隣で折り方を見せながら一緒にやったことで会話も自然と弾み、すぐに打ち解けることができました。
七夕ブースでは、日本独自に発達されてきた短冊飾りと、織姫と彦星の伝説をよりよく伝えるために日本の夜空の展示を投影機と投影ボックスを使い、行いました。当日は多くの人が様々な願いごとを書いてくださり、笹竹いっぱいに短冊が付けられました。また、天体投影も多くの人の興味を引き寄せました。
中国にはないヨーヨー釣りを体験してもらい、日本の夏祭りの気分を盛り上げました。また、チョコバナナ提供する際、パンダのクッキーをトッピングとしてつけたところ、かわいいと言ってもらえて好評でした。浴衣の体験では、たくさんの柄や男性用の浴衣も用意し、性別関係なく楽しんでいただけました。横のフォトブースで写真を撮っていた方もいらして、たくさんの方々に気に入っていただけたと思います。
写真撮影用に可愛いものを受付に設置したり、フォトプロップスを各所に設置したりと工夫しました。
中国の方は写真撮影が大好きなので当日は列ができるほど大盛況でした。
各ブース主要キャラクターが無くし物をしたという設定で、宝探しをしてもらい、宝の隣に合言葉を隠しました。
日本人に合言葉を言うことで、シールをもらえる企画。たくさんの来場者に声を掛けていただきました。
日本語学科での発表や交流
貴州大学と貴州民族大学で日本語授業のお手伝いをさせていただきました。
マスクや満員電車など、日本では当たり前ですが、中国ではなじみのない日本独特の光景や風習を紹介しました。
アルバイト・大学生活・大学入試・コミュニケーションの方法・芸能人・メディアコンテンツの6グループに分かれ、それぞれの話題について、担当のグループ内で話し合い、代表1人が発表しました。
少数民族の歌や踊り、楽器演奏を披露していただけました。また、ジェスチャーゲームやお絵描きゲームなどで交流を深めました。言葉が必要ない分、ルールが簡単なので、生徒のみなさんと盛り上がれました。そのあとは、大学の周りを散策し八重桜を鑑賞して春を感じました。
見聞を広めるとともに、学生との会話を楽しみました。
  • 日本側リーダー
    服部 恵美
    自分の手で0からイベントを行う企画は私にとって夢のようでした。兼ねてから行きたい!行きたい!と思っており、幾度か応募させて頂き、3度目の挑戦で念願の渡航が叶いました。準備段階からとても忙しく、この事業はチームワークが鍵であると実感しました。「百聞は一見にしかず」と言いますが、心連心はまさにその言葉に相応しい事業です。イベントを通して仲間との絆というかけがえのない宝物が出来、また彼らと会うために貴州へ訪れたいと思います。
  • 会計
    樫村 茉美
    日中交流の架け橋になりたいと思い参加したこの事業!自分たちで一からイベントを作ることの大変さを感じながらも大学生活の中で初めて感じた充実感と達成感でした。この経験を通して、中国の良さをたくさんの人にもっと知ってほしいなと改めて感じました。メンバーにはたくさんの感謝と本当に心の暖かいCPに出会えたことはかけがえのない最高の思い出になりました!
  • 閉会式
    後藤 隆幸
    中国に対する先入観の打破を目指して参加した今回の事業でしたが、実際に行ってみるとそれ以上の価値観の変化が自分の中にありました。中国語学習者としても、実際の地方の中国語を聞けたり、文化の多様性を見られたりなど、非常に有意義な事業となりました。もちろん、今回CPの皆さんと協力し、イベント開催に結びつけられたことは、今後の自分にとっても間違いなくかけがえのない経験となりました。この事業で出会ったすべての縁に感謝し、そしてこの交流事業を今後の自分自身の成長に生かしていきます。
  • 副リーダー
    篠原 真紀
    料理も人も暮らしのスタイルも最高でした!今回の渡航を通して改めて中国の多様性に気づき、中国の新たな一面を見ることができました。貴州では色んな人から写真撮ろうと言われ、少しアイドルになった気分です(笑)この事業に参加できたこと、貴州で新しく出会った友達とメンバー、全てのことに感謝すると同時に、貴州で自分が実際に見たこと体験したことを忘れず、今後に活かしていきたいと思います。
  • イベント外交流
    伊藤 比奈
    渡航前は衛生面、環境、生活、イベントの実施、中国の方達との交流など、楽しみと同時に不安も大きかったですが、とても充実した1週間を過ごせました。この1週間は、人・料理・習慣・景色など、日本では味わえない異なるものとの一期一会でした。どのようにイベントを成功させるように協力していくかだけではなく、日常の一瞬一瞬が目に焼き付いていて、忘れられない思い出になりました。そして、このような異なるものとの出会いが、人を成長させてくれるのだと実感しました。
  • 広報
    大越 和
    自身の目で「中国」を初めて目にし、想像以上に発展していることを感じ、良い経験になりました。事業を通じては、育った環境、文化的背景の違う者同士が一つの物事に向け一丸となるには、コミュニケーション力、そして受け入れる力が大切だと学びました。この事業に参加できたことは私の人生でも忘れられない経験です。
  • 貴州大学3年
    钟若楠
    しょうちゃん
    みんなと一緒に交流するのは本当に楽しかったです!今回のイベントを通して、自分の日本語能力が向上して、日本文化に触れることも出来、大切な友達も出来たので、とても有意義でした。今後はもっと一生懸命に日本語を勉強したいです!
  • 貴州大学2年
    刘思偲
    りゅう しさい
    五日間、日本の方々と一緒に活動の準備や宣伝をしたり、会食をしたりして、疲れたけど楽しかったです。今回のイベントを通じて、日本の友達もできましたし、いろいろな面白くて独特な個性も知りました。イベントは予想したような気楽なものではありませんでした。途中で困ったこともあったし、日本の方々との交流も大変でした。しかし、こういう困難のおかげで、私たちは仲良くなりました。
  • 貴州大学3年
    彭欣瑞
    ほう さんすい
    今回の友好交流イベントを通じて、自分の足りないところを見つけ、学習目標も立て、日本語学習への動力を得ました。日本の友人たちと交流するときに、言葉で言い表せない親切感を感じました。それはお互いに共通の話題が多く、みんな優しくてあいてのためを考えているからだと思います。みんなの共同の努力によって、今回のイベントが成功を収めたことは、私に大きな喜びを与えてくれました。中日両国の友好関係が永遠に続いていくように心から期待しています。これからもこのような有意義なイベントに参加し、中日友好事業に力を尽くしたいと思います。
  • 貴州大学3年
    杨宣燚
    ようせんいつ
    今回獨協大学の友人たちと一緒に活動をする機会を得まして、大変幸せに感じます。日本の皆さんはとても優しく、まじめな人です。本活動を通じて、会話能力を向上させると思います。また、日本にもっと心惹かれます。それに、親切なひなさんから浴衣の着付けを教えてもらいました。それは嬉しく思います。日本の節分、面白いゲームなども少し知ります。それで、日本語をちゃんと勉強します。日本語の会話能力もしっかり掌握すると考えられます。
  • 貴州大学2年
    申景元
    しんけいげん
    この五日はすぐに過ぎた、みんなと一緒交流するのはとても楽しかった!今回の中日交流活動を経て、みんなとても努力をしてくれました。皆さんは優しかったです。私はもっと頑張って日本語をますます話すことができましたが、日本側の友人も私を励まして、大変勉強になりました。日本語が上手になりました、私はこの行事でたくさんのことを学びました。
  • 貴州大学3年
    王星愿
    おうせいげん
    今回の活動を通じて、いろいろ勉強しました。日本の学生と一緒に交流したあと、自分の日本語がだんだんよくなりました。また、活動の間に日本人の真面目な精神や団結力を深く感じました。一番楽しかったのは、皆さんと友達になれたことです。本当に嬉しかったです。これからも、このような活動を楽しみにしています。中日友好を深めるために、一生懸命頑張ります!
  • 貴州大学2年
    左沁怡
    さしんい
    今回の日中交流事業に参加できて本当に良かったです。とても楽しかったです。自分の日本語力が上達したと同時に花型の巻き寿司を作る体験もでき、日本人や日本の文化についてもっと理解することが出来ました。日本人はみんな優しくて、すぐに仲良くなれました。唯一残念だったのは、日本の方たちと一緒にいられる時間が短かったことです。最後に、中国と日本の友好的な関係が世々代々続くことを願っています!
  • 貴州大学2年
    杨晨钰
    ようちゃん
    今回皆さんと一緒にイベントをしました。すごくたのしかったです。私は日本語があまり上手ではないので、皆さんと初めて会うとき少し不安でした。しかし、皆さんはとても優しく親切な人でした。この不安はどんどんなくなりました。そして、一緒に黄果樹へ行きましたね!素晴らしい思い出を作ることができたのは皆さんのおかげです( *`ω´)皆さんとの再会を楽しみにしています。
  • 貴州大学2年
    邓杰杰
    とうけつけつ
    一週間、日本の大学生との交流を経て、たとえ困難であっても、言葉の交流を乗り越えられることが不思議だと思いました。言葉を通じて交流するよりは、心と心を近づける距離というほうが良いと思います。この過程で、たくさんの友達ができて、とても楽しかったです。これからもこのような活動ができるようになりたいと思います。
  • 貴州大学3年
    吴虹霖
    ご さいりん
    たったの一週間だけど、皆さんと一緒に素晴らしい思い出を作り、とても楽しかったです。日本の皆さんは優しいと思います。日本語の正しい言い方も、いろいろな手作りの仕方も、本当にいい勉強になりました!今回のイベントに参加してよかったと思います!
  • 貴州大学3年
    楊章運
    ようしょううん
    あっという間に4月に入りました。過ぎ去った三月を振り返ると、何か珍しい記憶になりました。初めて皆さまと一緒に貴陽の龍洞堡国際空港で出会いました。ちょっと恥ずかしくて、あまり話しかけもしませんでした。しかし、皆さんと付き合っていくうちに、だんだん友達になりました。皆さんと一緒に仕事をすることまたは遊ぶことはとても楽しかったです。この交流会の成功のために、関係者各位におかれましては、苦労をいとわず、黙々として縁の下の力持ちとしての役割を果たされて、多くの面でご協力をいただきましたこと、そして皆様の親切、丁寧なご指導を心から感謝し申し上げます。
  • 貴州大学2年
    唐春露
    とうしゅんろ
    この一週間はとても楽しかったです。日本の友達のおかげで、日本人の本当の姿をみることができました。日本の皆さんはすごく優しくて、かわいかったです。わたしはもっと日本がすきになりました。また、今回の活動中に思うように日本人の方と会話することが出来ず、日本語力の不足を痛感したので、この悔しさをばねに一生懸命日本語を勉強しようと思いました。もし機会があれば、また貴州に来てくださいね。(#^.^#)
  • 貴州大学3年
    胡玄
    こげん
    日本のみんなと初めて会ったときは、恥ずかしくてあまり積極的に話しかけることができませんでした。しかし、みんなが「大丈夫だよ」「頑張って!」と親切に言ってくれたおかげで、勇気を出していろんな人と日本語でお話しすることが出来ました。一週間という短い間でしたが、お世話になりました。みんなとのお別れは名残惜しいけど、貴重な思い出が出来て良かったです。またみんなに会えるのを楽しみにしています!
  • 貴州大学2年
    杨依林
    よういりん
    この一週間の間に、私はたくさんのことを学びました。日本人のみなさんはとても積極的で、限られた時間の中で、最後まで諦めずにイベントの準備をしていたその熱心な姿勢が本当に素晴らしかったです。
    To.まみちゃん。花型のお寿司の作り方を教えてくれてありがとうございました!そして独協GOHIKISのみなさん、次中国に来たらまた一緒にお鍋を食べましょう!
兼ねてから行きたいと思っていたこの事業。実は、このメンバーでリーダーの私だけ3度目の挑戦で念願の渡航の夢が叶いました。貴州に着いてからは全てが新鮮で、1日1日がとても儚く感じました。この活動を通して、楽しかった点だけでなく辛かった点ももちろんあります。しかし大変だったと思えたのは、全員が真剣に向き合っていた結果です。これから渡航を考えている皆さんに私たちから言えることは、何事に対しても他力本願でなく“自力本願”で果敢に攻めていくということです。誰よりも積極的に動こうとする姿勢がこの活動で一番重要なことであると思います。
日中両国での問題は山積しているのが現状ですが、純粋無垢な学生同士が交流することで、微力ながらも友好へと発展していくと確信しています。

Galleryその他の交流

イベントのほかにも、貴州大学のみんなと様々な交流を行いました。黄果樹瀑布に行ったり。一緒にテーブルを囲んでご飯を食べ、お互いの文化に触れ、あっという間に距離を縮めました。
Gallery
1日目
到着
2日目
イベント準備・買出し
3日目
イベント準備
広報活動
4日目
イベント本番
5日目
フィールドワーク
黄果樹瀑布
6日目
貴州大学
貴州民族大学
日本語授業
7日目
帰国

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