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私たちはICU 、国際基督教大学の5 人組みで構成されたチームICU ChineseLoversこと、チームICLです!2015年3月25~30日までの6 日間、中国雲南省昆明に渡航し28,29 日の二日間に渡って雲南師範大学で日中交流イベントを開催してきました!カウンターパートは全部で7人、当日と前日の準備を手伝ってくれたボランティアスタッフは約40 人と大所帯のプロジェクト。二日間の来客数は… なんと500人!!一体どんなメンバーたちで運営し、どんなお客さんたちが来てくれ、どんなことをしたのでしょうか?そして学生主体の日中交流や、いかに?さっそくイベントの様子を覗いてみましょう!!
昆明ふれあいの場大学生交流事業
2015.03.25〜03.30
昆明に滞在した6日間の様子
全体企画
白い長方形の紙に好きなメッセージを書いてもらい、それを簡単に折ってパーツにします。その1 つ1 つのパーツを組み合わせ、最終的に大きな鶴を作ります!土台も入れて、全部で800 パーツ近く使いました。鶴には「これからの日中の友好的な未来に羽ばたく」という願いが込められています。大がかりで二日丸々かかる企画だったためとても大変でしたが、感動はひとしお!完成とともに一同から大きな歓声が上がりました。このメッセージが込められた鶴は今もふれあいの場に展示されています。
風呂敷体験
日本伝統の風呂敷という美しい道具を使って、工夫しだいで1枚の布から様々な使い道が作り出せる楽しさを体験してもらいました!
日本の包み方はおうちでも実践してくれるかな?
くす玉
1枚の折り紙からできるパーツ6~12個組み合わせてくす玉を作ります。色の組み合わせ、折りのパターンで自分だけのくす玉が作れ、常時人が群がるほど大人気。担当のメンバーたちは空き時間を使って40 パーツ以上の大物も作っていたり!?
着付け体験
着付け企画は定番とも言えますが、やはり日本の伝統衣装に憧れる人は多く、和傘や花などの小物を使いながら楽しそうに写真撮影が行われました♪
音の競演
日中の伝統楽器が演奏できるメンバーを募り行った、30分ごとの音楽ステージ。日本の箏、中国の箏、琵琶、民俗伝統の笛など様々!当日突然飛び入り参加するお客さんもおり、とても楽いステージとなりました。
日本の味体験
春の野山をイメージした春色おにぎりと定番の組み合わせ!豚汁を用意。慣れない味に驚きながらも皆おいしそうに食べてくれました。三角おにぎりを握るのに苦労していた中国人メンバーたちも、二日目になる頃にはコツをつかみ上手に!希望する参加者には「握り体験も」。
各企画の詳しい説明や、発展形を紹介するため展示。
食に関する箸のマナー、ひな祭りの説明やきれいな干菓子、ひなあられを展示。当日だけでは教えられない複雑なものを展示することで、風呂敷や折り紙が持つ無限の可能性を紹介。くす玉以外の折り紙も知ってもらうため、箸置きの折り方の説明書も置いたところ、説明書が足りなくなるほど反響がありました!
イベントを終えて
国際基督教大学×5人
リーダー 吉原佳乃子
チームメンバーとのやり取りは大変ではありながらもその途中で色んな発見があり、イベントが近づくにつれてまとまっていく一体感がなんとも嬉しかったです。最後にお別れするときにみんなが泣いてくれたり、大変ながらも「楽しかった」「やってよかった」と言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。日中関係はまだまだいいとは言えず、十分な理解がなされているとは言えませんが、そんな時だからこそ、こうした経験をした私たちが自分の目で見て肌で感じたことを、自分たちの言葉で発信していけたらなと思います。
小林美紗子
途中で思い通りに行かないことも多々ありましたが、イベントの2 日間で予想の500 人を超える人たちが来てくれて、このイベントには文化交流という点で影響力があったと思うと、やりがいを感じました。渡航後も、雲南民俗村に一緒に行ったり、大学食堂で食事したりして、イベント以外でも楽しい時間を過ごしました。イベントの翌日に帰国しましたが、カウンターパートたちが空港まで見送りに来てくれて、涙していた時に、昆明の大学生たちとここまで仲良くなれたこと、一緒に準備してこれたことを本当によかったと思いました。
山内馨
このイベントで現地に直接行って、中国人のCPやサブメンバーのみんなと「濃い」交流をすることができました。企画がピンチになったときに、企画者の自分が諦めかけたのに「かおるならできる!私たち夜中頑張る。一緒に考える」って片言の日本語で言ってくれたときは本当に感動しました。日本のメディアでは中国人の悪い所や日本人との差異が取り上げられることが多く感じる中で、日本人との類似点だったり、中国人特有の優しさを感じることができたのは大きな成果だったと思います。日本と中国がもっと仲良くなるようにこれからもこういう活動をしていきたいです。
松田英亮
イベントももちろん楽しかったけど、イベント外でのカウンターパートとの交流が忘れられません。 お昼ご飯で美味しいご飯を買いながらふざけあったり、イベント後にホテルに集まって皆で罰ゲームして遊んだりしたのは楽しかったですね 一番私の思い出になっているのは、最後の別れる場面で皆泣いてくれたことです。とっても嬉しかったです。空港で号泣して、僕たちの事をそこまで思ってくれたんだと皆の暖かさを身に感じました。何人か日本に来る予定があるとのことなので、これを機に、これからもずっと長い付き合いをしていきたいなと思います。
片山絵里
本当に最高のメンバーに恵まれました。出会った瞬間から会話がたえず、常に笑顔で一生懸命になれるCP の7 人やボランティアの40 人と一緒にイベントを作り上げることができ、感無量でした。 人との出会いは奇跡です。今回関わったメンバーの中には、もうこの先一度も会えない人の方が多いでしょう。でもお互いの人生の中で、この同じ瞬間に同じイベントを作り上げたということはかけがえのないできごとではないでしょうか。今回実感できた人と人との関わりから生まれる愛をこれからもしっかりと持ち続けていきたいと思っています。
雲南師範大学カウンターパート×7人
リーダー 金 秀茹
3月28日、第二回ふれあいの場の交流活動の幕が雲南師範大学の図書館で開きました。前回の活動にも参加していろいろな経験を積んできました。そのおかげで、今回、私はリーダーとしてその経験を生かしました。国際基督教大学の学生がわざわざ日本から来てくれて、日本の文化を教えたり、活動の企画を書いたりしてくれて、本当に嬉しくて感謝しています。中日関係があまり良くない今は、中国に興味を持ち、中国人の優しさを信じてくれる日本人がいて、本当に嬉しく思っています。かのこさんの箏、みさこさんの折り紙、かおるさんの鶴、えりさんの歌声、えいすけさんの握り寿司、みなさんから宝物をたくさんいただきました。日本語もできないお客さんが通じるために一生懸命に英語でかのこさんたちと話している時は、お美しい景色だねと私の心のそここういう声が響いていました。お互いへの偏見を捨てて,日本人、中国人ではなく、あなたと私です。これが今回のイベントから一番深く感じたものです。去年の夏休み、国際交流基金のおかげで日本に行ってリードアジアに参加しました。最初は日本語もうまく話せなくて日本人に囲まれて不安だったけど、周りの日本人は私に耳を傾いてくれたり、笑顔で励ましてくれたりして、その時の暖かさは一生忘れられません。こういうような交流活動があってこそ、偏見の氷山が溶けていくだろうと思いつきました。私もいつものように中日のかけ橋の小さいレンガとして自分の力を尽くします。最後に、助けてくださった皆さん、誠にありがとうございました。
孫 瑜婧
孟 祥皎
馬 毓璠
林 文娜
張 芮
李 南瑾
イベントのほかにも、雲南師範大学の学生と様々な交流を行いました。一緒に雲南民族村を見学したり、日本語授業に参加して交流を深めました。
1日目
到着・初対面
2日目
民族村見学
イベント準備
3日目
日本語授業見学
イベント準備
4日目
イベント
5日目
イベント/交流会
6日目
帰国