心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
伊達まつり

K-line×吉林大学

長春ふれあいの場大学生交流事業2016.03.22~03.28

仙台に来て「けらいん」

私たち「K-line」は、2016年3月22日~3月28日の7日間、中国吉林省長春市へ渡航し、吉林大学の学生と共に日中交流イベントを開催しました。仙台市と友好都市の関係にある長春市で、仙台の魅力を伝え、仙台に来てもらうことを目標に「仙台の春夏秋冬」をテーマに4つのブースを展開し、四季折々の風物詩を疑似体験できるイベントを開催!当日は400人を超える来場者で、会場が埋まる程の大盛況ぶりでした!

伊達まつり -仙台に来てけらいん- DATE Festival

1日目 3/22(火) 到着、アイスブレイキング 2日目 3/23(水) 日本語授業・仙台紹介、買い出し・事前準備 3日目 3/24(木) フィールドワーク(長春偽満皇宮博物院南湖公園) 4日目 3/25(金) イベント準備 5日目 3/26(土)物品調達・宣伝活動 6日目 3/27(日) イベント本番「伊達まつり」-仙台に来てけらいん- 7日目 3/28(月)帰国

EVENT REPORT3.27SUN
伊達まつり -仙台に来てけらいん- DATE Festival

仙台で毎年5月に行われる青葉祭り。その中でも象徴的な「すずめ踊り」にまつわるものをここでは体験してもらいました!

すずめ踊り体験コーナー

すずめ踊り体験コーナー

手足を同時に動かし、異なる動きで踊ることが難しかったようで、みなさん真剣に踊っていました。

投扇興コーナー

投扇興コーナー

すずめ踊りでも使用される「扇子」を用いた、日本伝統のお座敷遊び、投扇興。扇子を投げて的を倒すという単純な遊びで、高得点を取った方に景品を用意していたため、景品を求める来場者が多く参加し、コーナーは順番を待つ人と観戦する人に囲まれました!

すずめ踊りメイク体験コーナー

すずめ踊りメイク体験コーナー

子どもから大人まで来場者のほとんどがメイクをし、会場は一体感のある雰囲気と共に、異様なお祭りムードに包まれました!「I♡仙台」やK-lineのロゴ、仙台のマスコットキャラクターである「むすび丸」などのオリジナルスタンプは大好評でした!

仙台で毎年8月に行われる「仙台七夕まつり」の紹介をしました。

ミニ七夕飾り作りコーナー

それぞれオリジナルの七夕飾りを作り、完成したものは来場者にイベントの思い出としてプレゼントしました!

浴衣着付け体験コーナー

浴衣の着付けは特に人気で、多くの来場者がここに集まりました!浴衣以外にも、メイド服、忍者などのコスプレの衣装も用意していましたが、人が多く、たくさんの方が順番を待っていました!

仙台七夕 写真撮影コーナー

仙台七夕飾りを長春で再現し、来場者の多くがここで写真撮影をしていました!

仙台で毎年9~10月に行われる「芋煮会」を紹介しました。

仙台風芋煮コーナー

仙台風芋煮コーナー

長春で買い出しした食材を使って仙台風の芋煮を作り、来場者約400人分の芋煮を無料で提供しました!長蛇の列が冬ブースにまで差し掛かるほど、芋煮は大人気でした!

宮城巡りすごろく

「仙台風芋煮コーナー」の近くのテーブル席には、宮城の観光地や名所をすごろくで巡る「宮城巡りすごろく」を用意し、芋煮を食べながら休憩したり、来場者同士で交流が出来るスペースを設けました!

仙台で毎年12月に行われる「SENDAI光のページェント」や仙台名物「ずんだもち」を紹介しました。

ずんだもち作り体験

ずんだもち作り体験

枝豆をすり潰す作業を来場者自身で行ってもらい、白玉と一緒に提供していました!
想定来客数分の材料を用意していたのですが、開始から2時間もしない内に用意していた枝豆がなくなってしまいました。

「SENDAI光のページェント」
メッセージボード作り

「SENDAI光のページェント」メッセージボード作り

「SENDAI光のページェント」は、大通りの並木が電飾で輝き、寒空の下多くの見物客が訪れるイベントです。この光景をイメージしたメッセージボードに、イベントの感想や仙台へのメッセージなどを来場者に書いてもらいました!その感想ひとつひとつが、イベントの達成感に繋がりました!

ご来場者の声

イベントの何が一番よかったですか?春ブース 25% 夏ブース 17% 秋ブース 26% 冬ブース 25% 全てがよかった 3% 雰囲気がよかった 3% 伊達匡臣がよかった 1%

このイベントは、日本
印象・関心に影響しましたか?
とても影響した 25% 比較的影響した 59% あまり影響しない 25% 影響しなかった 1%

日本語授業笑いの溢れる、楽しい雰囲気の授業時間となりました!

長春2日目には、吉林大学日本語学科の授業の時間を2コマお借りして、仙台の紹介やイベントの宣伝、そして日本語の授業(スラング講座)を行いました。

スラング講座では、中国人学生が日本へ留学に行った際に、日本人学生との会話が盛り上がるようにと、日本で日常的に使われている若者言葉をテーマに授業を行いました。
「出会い」「ナンパ」「失恋」の3つの構成に分けて、徳永と兵藤が寸劇を行い、スラングの語源の説明の後、隣とペアを組んで練習をしてもらいました。最後には何組かに前へ出て発表してもらい、授業は思っていた以上に盛り上がりました!

チーム名のK-line(けーらいん)は、「来てください」を意味する仙台の方言「来てけらいん」に由来しています。頭文字のKに「感動」「きっかけ」「架け橋」「絆」の4つの意味を込め、「つながり」を意味するlineを掛け合わせて名付けました。メンバーは共通の国際交流事業で知り合った5名です。私達が住んでいる仙台市と、友好都市の関係にある長春市とを繋ぐ“架け橋”になることを念頭に活動しました。吉林大学の学生との交流で、日中の相互理解を深めました。

Kline

東北大学 徳永匡臣

何事も挑戦。そんな気持ちで挑んだこの大学生交流事業ではゼロから企画した”伊達まつり”を通して中国長春に友好都市仙台の魅力を存分に伝えられたのではないかと思っております。イベントの企画・運営をしかも海外で成功させたことは大きな自信となりました。この自信を生かすも殺すも自分次第。これからも何事も挑戦の気持ちで猛進していきたいと思います!
また、今回は仙台市の魅力を友好都市長春市に広めるということで、仙台市の資料や助言を頂きました宮城県庁、仙台市役所、仙台観光国際協会の方々には感謝申し上げます。ありがとうございました。

放送大学 兵藤一真

「イベント企画」という新たな形での国際交流により、中国長春の方々とは一味も二味も違う交流ができ、忘れられない思い出となりました。また、今回の事業をキッカケに、長春と地元仙台との繋がりを知ることが出来たり、長春ふれあいの場初のイベントだったために、多くの人を巻き込みながら準備を進めることができ、それは自分にとって楽しくもあり、貴重な経験となりました。
この事業で得たことは、必ずどこかで生かしていきたいと思います。

山形大学 氏家由希子

仙台の四季のお祭り騒ぎを一気に再現したり、中国の人に初めての芋煮を味わってもらえたことは貴重な経験になりました。
「伊達まつりを成功させる」という目的の下に、k-lineメンバーと吉林大のカウンターパートが一緒になって笑い、悩んだ時間は瞬く間でした。楽しかった思い出を胸に、これからも繋がっていきたいです。

宮城学院女子大学 長瀨華奈

まずはじめに今回お世話になった皆様へ心より感謝申し上げます。日本人・仙台市民の私たちが中国を訪れ、多くの方々を巻き込んだのちにイベントを成功させることができたことは大変意義深いものになったと思います。これを機に長春の皆様が日本・仙台に興味を持ち、仙台に訪れてくださる日を心待ちにしております。最後に、みんな仙台にきてけらいん!谢谢!

白百合女子大学 真壁優

今回、イベントを一から企画し主催側に立つということは初めてでした。イベントは、本当にたくさんの人の手が加わり素晴らしいものとなり成功することができたと思います。少しでも多くの人が友好都市、仙台に興味を持つきっかけになったら嬉しいです。中国に来てからたくさんの大切な時間と、思い出と、友達ができました。私の一生の宝物です。日本と中国の交流する場がどんどん増えればと思います。このイベントを通して本当に学ぶものが多く、大変貴重な経験をすることができました。ありがとうございます。

吉林大学カウンターパート

  • 陳 暁蕾(ギョウライ)

    このイベントを通して、仙台の文化や風俗がもっと分かるようになりました。必ず仙台へ行きます!みんなで協力して、イベントを成功させることが出来て、とても楽しかったです!

    金亮(きんりょう)

    今回のイベントのおかげで、一方では、自分の能力を高めた。もう一方では、実際に日本人の学生と一緒に準備したり協力したりしているうちに、日本人の真面目さに感動された。これから彼らのように一生懸命頑張りたいと思う。

  • 郭新琦(キキ)

    今回のイベントは大成功だった思います。このイベントを通じて、日本人の友人と知り合えたことは本当に嬉しいです。みんなと一緒にイベントの準備をしているシーンは、今もずっと頭の中に残っていて一生忘れません。もしチャンスがあれば仙台に行ってみたいです。私のカウンターパートだったかずまくん、「すずめ踊り」を丁寧に教えてくれたり、色々助けてくれて本当にありがとうございました!私はみんなが大好きです。

    呉夏萍(なっちゃん)

    今回のイベント活動に参加した私は日本人の学生たちにいろいろ勉強してもらいました。日本人の真面目に感動されて日本人の行動力に心から敬服していました。そして国を越えて友情を築いて行くことが何より大切だと思います。日本へ行って日本人の皆さんと交流し続けたいです。本当に忘れられない思い出が作られました。ありがとうございます。

  • 王悛天(おーちゃん)

    友達はすべて太陽のように朗らかな人で、 みんなも一緒に頑張ってくれた感じも感動して、いろいろな日本の文化を身につけました、仙台をもっと知りたい、でも時間が短い、別れが来るのが早い。とにかくこの週間は楽しかったです。

    李京倫(きよりん)

    今回のイベントで、異文化の交流の中で、とっても楽しかったです。みんな一緒に頑張って、参加者の皆さんに、日本の文化を体験ために、いろんな準備をしました。とってもいい経験だと思いました!

  • 田浩(デンデン)

    伊達祭りに参加してよかったと思います。日本人の友達と一緒に住んだり、伝統的なすずめ踊りをやったり、折り紙もいっぱいやったりしたのは、本当にいい思い出になります。今後、ふれあいの場の事業もがんばって、日本の友達との交流も続けたいと思います。

    李珊珊(りさん)

    今回のイベントのおかげで新しい友達ができて、本当によかったです。イベント準備中、日本の皆さんの真面目な態度、明るい性格、人への思いやりに感動し、自分もそうなりたいと思い始めました。両国の文化交流はお互いのよりよい未来を切り開くのに最も重要な手段だと思います。これからも、このような活動が続けるよう心から願っています。

  • 王頴(え~ちゃん)

    今回の活動によって、いろいろ勉強になりました。そして、仙台についての文化、食べ物を知りました。日本人の友達と一緒に伊達祭りのために多く準備して、完璧な祭りを完成しました。私の日本語もこの活動のおかけで、向上させました。

    張安涛(ちょうさん)

    日本人とイベントをするのが初めてです。皆さんとの協力でイベントを大成功させて本当に良かったですね!そして、お互いの文化を理解して、尊重した上で、仲良くしていて良かったですね!こういう交流は今後もいっぱいあったらいいですね!

  • 蘭辛(らんしん)

    初めてこのようなイベントに参加して、日本の料理とか、伝統的な踊りとか、いろいろ勉強になった。確かに忙しいが、でもみんなと一緒に協力して、本当に楽しかった!この一週間は私の一生の忘れない思い出だと思う!皆さん、本当にありがとうございました!

    史偉平(ねーちゃん)

    早すぎて夢のような一週間の間にみんなからいろいろ勉強になりました。国を越えて珍しい友達をつくるのは本当嬉しくて幸せです。意義がある活動を参加してメンバーになれるのも本当にありがとうございます。みんなとの出会うは忘れられません。今後もこのようなイベントを参加したいです!

  • 梁建星(りょーちゃん)

    今度の活動を参加した私は本当に幸せだと思います。日本人の友達からいろいろ勉強しました。そして、チームワークの大切さも感じていました。本当にありがとうございました。この一週間は忘れない思い出になります。このような面白い活動はまた参加したいです!

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