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イベントが終了したときにまず感じたことは、“このメンバーでできて良かった”というものでした。メンバーの誰か1人でも欠けていたら、同じイベントは出来ていなかったと断言できるからです。中山大学のメンバーは勉強熱心なだけではなく何に対してもとても積極的で、イベント準備の中でメンバーそれぞれが自身の意見を主張し合ったことで、全員のアイディアが随所に詰まった素敵なイベントになりました。出発前は、日本文化を伝える、ということでどうしても日本人側が主体になってイベントを作り上げていくイメージが出来てしまっていたのですが、今振り返ってみると、むしろ彼らの日本に対する理解に圧倒されながらのイベント準備となっていたようにも感じます。
また、イベントでは想像以上に多くのお客様にお越し頂いたのですが、普段から日本語を学んでいないお客様にも多く来て頂けたことをとても嬉しく思っています。近年日中関係は悪化しているように感じていますが、こうして日本文化に興味を持って下さる方も多くいることに喜びを感じると同時に、このようなイベント等を通して多くの中国人・日本人が互いにそれぞれの文化を理解し合えたら日中友好へと繋がっていくのではないかと感じました。今後も中山大学のメンバーと交流を続け、互いに互いの国の理解を深めていけたらと思っています。そして、共に日中友好の和を広げていきたいです。
イベントを無事に終えることができ、本当に嬉しいです。枕草子チームと過ごした1週間は私にとって、忘れられない特別な思い出の1ページになりました。
このイベントを通して、日本の季節に関する文化に理解を深めることができただけではなく、日本人学生の真面目さに感動しました。また、彼らとの作業を通して、色々と勉強になりました。初めて企画書を読んだ時、会場には様々な制限があるため、企画書通りに飾り付けをする事はできないと思っていました。しかし、枕草子のメンバーは雰囲気を出すように、知恵を絞ってどんどん提案をし、会場に使える材料を探したりして、できるだけ各季節のブースに相応しい雰囲気を作ろうと努めていました。この真面目さの影響もあって、ボランティアも皆で力を合わせて取り組んでいました。トラブルが起こった時には、皆で協力して積極的になって解決策を探し出したことも、私にとって貴重な経験になりました。
イベント当日までの1週間、日本人メンバーに広州の魅力や美しさを伝えたいという気持ちで、ボランティアたちは広州を案内したりもしました。皆、心ゆくまで広東料理を楽しみ、一緒に遊んだりしている中で絆や友情がいつの間にか、生まれていました。
機会があれば、またこのようなイベントに参加したいと思います!