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貴州大学到着後、本事業の貴州大学側窓口である姚勝旬先生(日本研究所所長)が出迎えてくれ、F活メンバー、カウンターパートとボランティア全員がそれぞれ自己紹介と交流事業への抱負を、私たちからは本事業を成功させるために協力いただいた姚先生及び一緒に準備を進めてくれた学生達へ感謝の言葉を述べました。
その後、各企画に別れて買出しや会場の下見を行いました。
夜の歓迎会には、貴州大学外国語学院の白震書記、日本語学科の王暁梅副院長、日本語学科の文莹主任が来てくださり我々の訪問を歓迎してくれました。白震書記の乾杯の音頭で食事が始まり、貴州料理を囲んだ和やかで有意義な時間となりました。
朝から各企画に別れて作業を行いました。
広報活動は学生寮の前で実施しました。初めは中国語で告知をしていたが効果がなかった為、途中から日本語を交えて告知したところ大半が立ち止まって興味を示してくれました。
広報活動する際は日本語も交えて行えばより効果があると感じました。広報活動でイベントのことを知った学生の大半が当日会場に来てくれたことは嬉しかったです。
アニメや歴史に関する○×クイズを日中2ヶ国語で出題し残った数名には日本のお菓子をプレゼントしました。
◯×クイズ、ゲーム両者とも大盛り上がりだったと思います。
むかでじゃんけんゲームは、すいか割りができなくなった代替案として急遽取り入れたものでしたが、これが中国側はすごくうけたようで3回実施しました。ゲーム終了後、中国の学生から、今後大学でイベントをする際には是非このゲームを取り入れたいという感想をもらいました。
料理企画では、三角おにぎりと手巻き寿司づくりを体験し試食してもらいました。おにぎりはそれぞれ具材別に3つのブースを設置し、手巻き寿司ブースと飲み物のブースもそれぞれ1つずつ設置して担当者を配置しました。
参加者は三角の形をつくるのに悪戦苦闘しながらも日本人学生が丁寧に教えてあげるなど楽しみながら体験していたと思います。おにぎりの作り方を丁寧に教えるのはよかったが、中々順番がまわってこず体験できない人もいたことは残念でした。
おにぎり、手巻き寿司以外にも貴陽の冷麺が振舞われました。おにぎりの具材がなくなった後は、おにぎりに冷麺のスープをかけるという新しい食べ方ができていて、ご飯とのりは十分足りて安心しました。
日本の和服やメイド、アニメのコスプレなどをしてもらい、ファッションショーに参加してもらいました。ファッションショーへ参加するメンバーについては、当日、その場で希望者を募ったところがよかったと思います。和服の人気があり、それを目当てに朝早くからきている参加者もいました。日本の衣装を身にまとった中国人学生は皆とても嬉しそうでした。
ステージを風船でつくったのは見た目も華やかで非常によかったです。
写真アートでは、大きな模造紙に写真を貼り付けメッセージを書き記してもらいました。入り口付近で行っていたため、参加者のほとんどが協力してくれました。メッセージの内容はどれも友好的な内容で嬉しかったです。
貴州大学の学生のほとんどは大学にいる日本人の先生以外の日本人とは会ったことがない人が多く、私たちが日本人ということだけで、珍しそうにしていたと同時に、同世代の日本人と会えたことに喜びを感じているような気がしました。また、最初は黙っている学生もこちらから話しかけて交流しにいけば、最終的には話もはずみ、こちらに興味をもってくれる学生が多かったです。同じ中国いえども、上海と貴州では全く違う文化、もはや違う国といったほうがいいのではないかというくらい違いを感じました。中国の大きさを肌身で感じ取りました。
各イベントは担当のスタッフが行うという形でありましたが、スタッフ全員が何らかの形で食事タイムに関われたらと思います。(例えば料理の予行練習は全員で行う。)料理は皆が関われるイベントなので、互いに教えあって作業を行う時間を持つことはスタッフ同士の交流において大切だと感じました。また、参加者にとっても食事タイムは一番楽しい時間であると思うので、スタッフがより関与することで、参加者とスタッフ間の交流も図れると感じました。また,参加者が料理提供の際きちんと並んでくれるか大いに懸念したが、食べる楽しみだけでなく並んで作るところにも興味を向けてくれました。
限られた準備期間の中で、事前に貴州カウンターパート側と連携を取り合い、イベントに対するイメージを共有出来たことは良かったと思われます。特にイベント開催直前に上海-貴州間でSkype会議等通して全体的に最終確認を行ったことで、細かい部分でのイベント内容の調整や必要な物の再確認が出来たと感じました。本番は、臨機応変な対応が求められる場面が多々ありましたが、上海日本人メンバーと貴州中国人メンバーとが相互に協力し合い、無事に終えることが出来たと感じています。何よりイベントに参加して頂いた多くの方々から、直接お礼の言葉を頂いたことが強く印象に残りました。
本番直前で開催時間の変動や、企画内容の変更などハプニングがありましたが、メンバー全員がフレキシブルに対応できたところ、貴州側のスタッフが一生懸命案を考えてくれたところがよかったです。又メンバー全員が合間合間に積極的に学生に話しかけていたのが一番良かったです。とても大切なことだと思いました。
ファッションショーでは、メイドの格好の子達やルフィの子がノリノリでポージングや物まねをしてくれたので、場が盛り上がりました。貴州側の学生だけでなく、日本人学生が少数民族の衣装を着る事でより日中交流の雰囲気を感じられてよかったです。
日本に興味のある学生は、想像以上に多く、日本語学科以外の学生であっても日本に留学や旅行の経験がある方も少なくはなかったです。イベント前日の広報で声をかけた学生の多くが当日のイベントに顔を出してくれたことは、そのことを如実にあらわしていると思います。現地の学生は日本の学生に比べて物事に対する姿勢が積極的で、イベントも私たちが一方的に何かを示すというよりは、彼らとのインタラクティブな関係が、イベントの成果をより高尚な次元に引き上げてくれたと感じます。隣国の日本と中国、政治的に譲れないことがあることは事実だが、同時に青年交流が持つ可能性の大きさを感じ取ることが出来ました。
参加者は、写真アートの制作に協力的で、彼らと共に作ることで、より良い作品をつくることができたと思います。また、彼らが作品に残してくれたコメントはどれも前向きで、日本に対して友好的で、私たちを喜んで歓迎してくれている気持ちが非常に伝わってきました。
今回イベント企画を通じて、交流会は自分ありきでもあり、やはり「相手ありき」なのだと実感しました。相手の気持ちがあるからこそ、そこでやっと交流会として成立するのだと思います。貴州でイベントが成功した一番の要因は、貴州側の皆さんにやる気があり、積極的に私達とコンタクトを取ろうという姿勢があったからだと思います。
実際に、当日は参加者の方も自ら楽しもうという心構えで参加してくれたおかげで想像以上に盛り上がりました。今思うと、交流イベントにそこまで緻密な企画書を作らずともあの場にいた参加者の様な心構えがあればどんなプログラムでも楽しめたのではないかと思えるくらい積極的でした。貴州側の学生の勢いに私自身がぐいぐい引っ張られていった感じで、とても刺激でした。
今回イベントに参加して、たくさんの日本人留学生と貴州大学の学生たちが触れ合うことができ、本当に楽しく、いろいろと勉強になりました。
両国の学生はskypeで何度も企画について話し合い協力して準備を重ねて、イベントは大成功でした。
特に、キャンパスで貴州大学の学生に声をかけて、イベントの宣伝をしたとき、一回社会人になったことある私にとって、まるで青春のやり直しのように感じました。
皆さんの情熱さと真面目さをしみじみ感じました。そして、留学生の皆さんと貴州料理を食べた時の楽しい光景はずっと心に残っています。
日本文化と日本語が大好きな私は、両国関係の改善、もしくは両国国民の交流を増やす為に力を尽くしたたく、学生の私には一体何ができるかと考えたこともあります。結果、いろいろな中日交流事業やイベントに参加すれば、両国の民間交流を増やすことに貢献できると思いました。
私が年を重ね、いつか今回の交流イベントを思い出す時、きっと自分の人生は有意義だったなぁと感動することと思います。今後、またこのようなイベントができたら嬉しく思います!