イベントレポート
[レポート]アモイふれあいの場:キャラクター制作に関するQ&A
アモイふれあいの場では、2020年にふれあいの場のキャラクターを作成しました。
今回は企画担当の林芸華先生、デザイン担当の林小葵さん、名前担当の鄭俊娟さんにインタビューを行い、キャラクター制作についてお聞きしました。
■企画について
Q このキャラクターを作ったきっかけは何ですか。
A(アモイふれあいの場の指導担当 林芸華先生) アモイふれあいの場は2018年に本校に設立され、最初の一年、本ふれあいの場の知名度をどうやって高められるのか、いろいろ悩んでいました。そこで考え出したのはキャラクターを作る案です。専用キャラクターがあれば、それを見てすぐに本ふれあいの場を思い出せるのではないかと思い、企画を立てたのです。 |
Q キャラクターが作り出された過程を教えていただけませんか。
A 企画を立てた後の2020年8月、私はキャラクターデザイナーの林小葵さんに連絡を取り、自分の考えと望みを伝えました。数回の話し合いや修正を経て、アモイと日本との関係を表すため、キャラクターを二つ作ることを決めました。 キャラクターのデザインが完成した後、同年8月にキャラクターの名前募集活動を行い、応募のあった20数組の名前から「艾檬(aimeng)」と「苓合(linghe)」を選びました。その後、この二つのキャラクターが正式発表となり、アモイふれあいの場の広報及び活動に使われています。 |
■デザインについて
Q どのような発想でアモイふれあいの場のキャラクターを作ったのですか。
A(キャラクターデザイナー・イラストレーター 林小葵さん) |
Q このキャラクターは2020年度「中国好创意暨全国数字艺术设计大赛」(中国グッドデザイン及び全国デジタル芸術設計大会)の二等賞を受賞しましたね。
林さんは今まで数多くのキャラクターを作られていますが、どうしてアモイふれあいの場のキャラクターを自分の代表作品として、大会に参加したのですか?受賞の感想を教えてください。
A この作品は中日間の友情の象徴で、私にとって、特別な意義があります。また、キャラクターに対してもとても好きで、選んだのです。賞がもらえて嬉しかったです。 |
Q 日本ではキャラクター文化が盛んで、キャラクター関連市場も成熟化したことはご存じですか?
現在、中国のキャラクターデザインには何か問題があると思われますか?日本に学ぶべきところはありますか?
A 私は日本の有名なキャラクターをたくさん知っています。例えば、「サンリオ」「鬼滅の刃」「地縛少年花子くん」など全部好きです。関連グッズもたくさん買いました。中国に進出して成功しているキャラクターも多くあり、これらのキャラクターが大きな商業的価値を生み出しています。 個人的な考えですが、キャラクターデザインに関して中国が日本に学ぶべきところは人物背景の描き方及びキャラクターに関連するストーリーの持続的な産出力です。独特なストーリー背景と絶えず発展していくストーリーは、キャラクターに対するイメージを豊かにさせることができ、より多くのファンを惹きつけることも可能になります。キャラクター市場におけるライフサイクルも大幅に伸ばせます。 |
■名前について
Q この二人のキャラクターを「艾檬」「苓合」と名付けたアイディアはどこから来たのですか?
A(福建師範大学公共管理専攻 2019年生 鄭俊娟さん) |
Q 日本文化には興味がありますか?どのように日本文化と接していますか。
A 日本のドラマやアニメを見るのがずっと好きです。日本文化への理解はほとんどそこから来ました。また、学校の忘年会で一度沖縄のエイサーの演出を見たことがあり、すごく印象深く、日本の文化をもっと深く知りたくなりました。 |
Q 自分で作った名前が選ばれた感想を教えてください。
A 自分のアイディアが認められて、とても嬉しかったです。昔は日本の文化をよく知らなかったですが、日本のことを段々知るにつれて、日本に行きたい気持ちも強くなっています。チャンスがあれば、日本へ旅行に行ってみたいです。 |
▶艾檬・苓合のプロフィール紹介
この二人の女の子はアモイふれあいの場で出会い、一緒にお茶の稽古をしながら、様々なイベントを通じて、お互いの国の文化を体験しています。
・中国福建省在住 功夫茶(お茶の淹れ方)でお茶を飲むのが好きで、 |
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・東京都新宿区在住 茶道文化が好きで、着物を着てお茶会に出席する姿は |
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