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イベントレポート

[レポート]済南ふれあいの場:「蘇りの地:和歌山県」講座

2021年10月16日(土)

 10月16日、済南ふれあいの場は騰讯会議を利用し、オンラインで「蘇りの地:和歌山県」というテーマの講座を開催した。和歌山県国際課(外事弁)の川口喜寛氏が講演者を務めた。日本語専攻の助教授·済南ふれあいの場の副主任の孫守峰先生、山東師範大学の日本語科の石田曜先生、外国語学院の日本語専攻の教員と学生及び校外の60人以上の日本語愛好者がオンライン講座に参加した。司会は日本語専攻の済南ふれあいの場のボランティア副組長である三年生の杨爽さんが務めた。

 講座の冒頭、孫守峰助教授はまず講師の川口氏を紹介し、熱烈に歓迎した。川口氏は各方面から和歌山県を詳しく紹介した。その後、中国から和歌山県へのルートをはじめ、関西地方での和歌山県の位置、観光資源、主なクルーズ船の寄港地などを説明した。続いて、孫文と南方熊楠、空海、徐福公園、アドベンチャーワールドのパンダなどを例に、和歌山県と中国の縁を紹介した。その後、川口氏は和歌山県の自然の美しさを時間と空間の2つの次元で全面的に述べた。また、高野山や熊野の本宮大社、熊野速玉大社、那智の滝などの和歌山の豊かな世界遺産を熱心に紹介した。おいしい食べ物や美しい温泉も川口氏の述べたポイントだった。和歌山県の「スーパースター」については、「たま」駅長を紹介したほか、永明、梅梅など中日友好を象徴する在日パンダの家族図を示した。最後に、川口氏はいかだ、ゴムボート、カヌー、果物狩りなど和歌山県の自然や文化体験を紹介した。

 交流の時間、学生たちは活発に質問し、川口氏は親切に質問に答えた。中国留学時代に感じた文化の違いについては、中国ではウィーチャットやアリペイなどの支払い方法が非常に便利だが、日本では現金払いが主流だと述べた。また、中国の饅頭は日本ではあまり見かけないと話した。和歌山県で開催された日中友好交流イベントの写真も紹介した。川口氏は、中国の学生が和歌山県に来ることを楽しみにしている、自分も山東に行きたいと話した。今は新型コロナウイルスのために計画を実行することが難しいが、機会があればまた行きたいと話した。
 今回の講座を通じて、学生たちは和歌山県の風土と人情、自然風景、文化の極意や中国との縁などを理解し、日本文化への興味をさらに深めた。

供稿人:王书琛、唐琳 翻訳者:唐琳、冷美香

 

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