イベントレポート
済南ふれあいの場:コンビニ・スーパーの食品交流会
2023年10月28日(土)
2023年10月28日午前、済南ふれあいの場と国際交流基金は共催で「コンビニ・スーパーの食品交流会」を開催した。日本の大学生である小野夏香さんと河合温大さんの二人がオンラインで参加し、日本語を専攻している学部三年生の趙玉葉さん、黄沛芝さん、馬源卓さんと一緒に、コンビニとスーパーの好きな食べ物を紹介した。今回の交流会には、日本語学科の日本人教師である石田耀先生と日本語学科の趙林先生、日本語学科の学部生が参加した。大学院二年生の蘇玉雯さんと丁振尧さんが通訳を務め、済南ふれあいの場の学生ボランティアチームのリーダーである向舒琴さんが司会を務めた。
交流会の初めに、出席した学生たちは簡単に自己紹介をした。日本語学科の学部一年生も積極的に日本語で発言し、勉強とコミュニケーションに対する積極的な意欲を見せていた。続いて、小野夏佳さんが日本のコンビニスナック「ピュレグミ」と「ねるねるねるね」を紹介し、その名前の意味、値段、販売場所などを詳しく説明した。その後、小野さんが二つのお菓子について質問をし、日本語学科の学部生たちも積極的に参加し、現場では賑やかな雰囲気となった。河合温大さんは、「じゃがビー」と「生チョコアイス」という二つのお菓子を紹介し、それに関する歴史や地理情報などについて、面白いクイズを出題した。日本語学科の学部生たちに日本の風習を感じてもらった。
次に、日本語を専攻している学部三年生たちが日本の大学生二人に中国の特産品と旬の果物を紹介した。趙玉葉さんと馬源卓さんは「貴州名物ポテトチップス」の味と作り方、そして陝西省の伝統食品「石餅」の作り方と歴史を詳しく紹介した。黄沛芝さんはユズの産地とメリットなどを紹介し、その上ユズの選び方についても詳しく説明した。また、石田耀先生が日本でよく見られるユズと中国のユズの違いについて話し、とても盛り上がった。
交流会の最後には、日中の学生がお互いに紹介した食べ物に興味を示し、機会があれば食べてみたいと言った。今回の「コンビニ・スーパーの食品交流会」は、食べ物から中国と日本の文化の違いを理解しただけでなく、学生たちの日本語力も鍛え、より深く学び交流する意欲を引き出した。交流会は笑い声が絶えないなか終了した。
翻訳者:李沁陽