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日本と中国の若者が未来を共に創る

Voice ~参加者の声~ 楊 賛さん

チャレンジ心を忘れずに

名前
楊 賛よう さん さん

プロフィール
1996年生まれ、山西省太原市出身。2012年8月~2013年7月に心連心第7期生として東京の大東文化大学第一高等学校に留学。帰国後、上海財経大学に進学し、2017年9月~2018年2月に一橋大学に交換留学。2019年10月から、デロイトトーマツコンサルティング合同会社での勤務が決まっている。

心連心

  高校二年生の時に、心連心プログラムを通じて、日本で約一年間留学していました(2012.8~2013.7)。東京の大東文化大学第一高等学校に通い、日本人家庭(椎名一家)にホームステイさせてもらいました。

写真写真を拡大ホストファミリーとのお正月(2018年1月)

  部活経験が忘れられない出来事の一つです。当時は大東一高のバトミントン部に入部しました。ほとんどの部員が中学時代からバドミントン経験者で、レベルがとても高く、練習は予想よりずっとハードでした。そして、バドミントンはペアでやるもので、自分の弱さが原因で、相手にいい練習をさせられないことになります。それが一番嫌でした。みんなに追いつけるように、全力ダッシュのような毎日を送っていました。人間関係がうまくいかない時期があって、部活をやめようとしたこともありましたが、ホストファミリーや優しい先輩の励ましをもらい、「もう一歩踏ん張ろう」と自分に言い聞かせながら、逃げず、諦めずに、ちゃんと向き合うと決めました。次の練習の時から、勇気を出してできるだけ多くの人に話しかけるようにし、うまく打てなかった時に、謝るだけでなく、後で教えてもらうようにしていました。そうして知らないうちに、みんなと仲良くなり、最後まで部活を続けることができたのです。

写真写真を拡大大東一高 先輩の引退試合

リードアジア

  2017年の夏にリードアジアプロクラムに参加しました。8泊9日の短いプログラムには、企業訪問や講演会、文化交流など、実に豊かな内容が含まれていました。熱くディスカッションしたり、徹夜してプレゼンの準備をしたりして、刺激溢れる毎日でした。おかげで自分のキャリアや日中両国の関係、さらに中国と日本に限らず、もっと広い範囲の異文化交流に関して、深く考えることができました。先入観を捨てて、柔軟に物事に対応するような姿勢を持つことの大切さに改めて気づかされました。

写真写真を拡大リードアジア2017 懇親会

  2017年の9月から一橋大学で交換留学を始め、2018年プログラムの実行委員を務めました。中国側広報を担当し、より多くの学生に参加してもらうよう、SNSを利用した発信を頑張りました。「縦」と「横」のつながりがだんだん広がっていき、たくさん熱い思いを抱えている学生たちと知り合いました。国と国は、人と人です。素直に、本気で「ぶつかっていく」ことが、いつでも、どこでも、大事だと思います。

写真写真を拡大リードアジア2018 実行委員 ミーティング

  心連心もリードアジアも、いい刺激をたくさん与えてくれたプログラムでした。それらの経験によって、色合いの違うエネルギーをいっぱい注がれていた気がしていました。背中を押してくれたホストファミリー、一緒に笑ったり泣いたりしてくれた友達、いつも見守ってくれた日中センターのスタッフたち。みんなとの出会いは私にとって、宝物のような存在です。

  「今現在」という言葉の英訳は「Present」で、神様からもらったプレゼントであることを意味しています。私はこの大切な「今」を、新しいことへのチャレンジに使いたいと考えています。初対面の人、未経験のこと、なじめない環境。どんどんコンフォートゾーンから抜け出し、未知の世界を探りたいです。そしてこれからも、ワクワク、ドキドキしながら生きていきたいです。

写真写真を拡大大東一高 鎌倉遠足

上海財経大学 四年生
楊 賛
2019年5月17日

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