心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
リアルな東京SHOW~欢迎到东京来~ 昭和女子大学 ZHAOJIAO ×西寧ふれあいの場(青海民族大学)
イベント企画概要
【動機】
日本と中国は一衣帯水の間にある隣国であり、長い間交流を重ねてきました。しかし、コロナの影響で交流する機会は大幅に減り、私たちZHAOJIAOのメンバーは中国留学をする予定がオンライン留学に切り替わり、悔しい思いをしました。その時、中国でも日本に行きたいのに行けない人や、日本はどのような国なのか気になっている人がたくさんいることに気づきました。そこで実際に日本に足を運んでいるような体験、そして日本人の日常生活を知ってもらいたいという思いの下、今回の企画の発案に至りました。
【目的】
日中の大学生が中心となり、日中の文化や日常生活に対する認識を深めることにより、両国の相互理解の促進に貢献すること。
私たちは、コロナ禍で自由に日本や中国へ渡航できない状況を逆手にとり、
西寧の皆さんに実際に旅行しているような臨場感を味わってもらうために、東京ツアーの開催を企画しました!
そこで実施した主な企画が、以下の2つです。

オンラインツアー
観光名所の紹介、マナーや習慣の紹介
クイズ大会
動画の内容に関連したクイズに参加してもらう
中国にいながらも日本の文化を真に理解してもらう
オンライン用動画撮影の様子
オンライン用動画撮影の様子 1/13
上野と渋谷で撮影を行いました!
足湯カフェや日本の小学校を想起する居酒屋でも撮影を行いました。
オンライン用動画撮影の様子 1/14
この日は、サンリオピューロランドで日本のキャラクター文化を撮影しました!
オンライン用動画撮影の様子 1/31
江戸切子制作を実際に体験しました!また、着物を着て浅草の街並みを撮影しました。
オンライン活動スケジュール
12/16 初回顔合わせ
自己紹介とアイスブレイクを通して親睦を深めました!
お互いとても緊張していました。
1/18 オンラインキャンパスツアー
昭和女子大学の案内をしました!
人見記念講堂や食堂などを紹介しました。
みんな積極的に質問してくれたので、
とても盛り上がりました!
1/28 意識調査発表
日本と中国の学生がそれぞれ意識調査を行い、その結果をもとに発表し合いました!
互いに質問し合い、理解を深めることができ、とても有意義な会になりました!
2/8 交流会
好きな芸能人、アニメ、北京オリンピック、
春節の過ごし方など様々な話題について雑談をして
さらに親睦を深めました!
2/13 中国語講座
若者言葉を教わりました。大学の授業では
学べない言葉を学ぶことができて嬉しかったです!
習った言葉を使って作文しました。
2/21 日本語講座
若者言葉を中国の学生に教えました。授業をした後、実際にチャットで活用してくれました!
3/17 交流会
折り紙で鶴の折り方を教えました!
みんな上手に折っていて、素敵な鶴が完成しました。中国では船や飛行機などを折るそうです。
3/20 リハーサル①
当日に必要な物品の確認、パソコンの操作確認、当日の役割分担決めなどを行いました。
うまくいかない部分もありました、、、
3/25 リハーサル②
前回の反省を活かし、通し練習を行いました。イベントの前日だったので、みんなで士気を高めました!
3/26 イベント本番
2回もリハーサルをしていたことにより、
スムーズにイベントを進行することができました!
みんなで協力し合い、イベントを成功させることが
できました!
3/27 フォローアップ会議
イベントの振り返りと西寧の紹介動画の鑑賞をしました。
動画の完成度がとても高く、興味深い内容で、
西寧に行きたくなりました!
約4か月間みんなお疲れ様~!
イベント当日の流れ
オープニング
お互いに中国語と日本語ではじめの挨拶をしました。
挨拶が終わると、暖かい拍手を送ってくれて、
緊張がほぐれました。
司会進行は西寧の学生が二か国語で行ってくれました!
動画上映

第一部【浅草編】
第二部【現代の生活を知ろう編】
第三部【長い歴史が育んだ文化編】
第四部【UNIQUE JAPAN編】

私たちが撮った東京紹介ビデオに
中国語字幕をつけて上映しました。
意識調査発表
1月の交流会で行った「中国に対する意識調査」を
来場者の方々に中国語で発表しました。
交流
動画や意識調査に対する質問や感想を募集し、
私たちが回答するという形で交流を行いました。
質問の中には、私たちが知らなかったこともあり、
逆に勉強になりました。
共同制作
第一部:春(ピンク)
第二部:夏(緑)
第三部:秋(オレンジ)
第四部:冬(青)
四季をイメージした絵に日中友好に関するメッセージを書いて1つの絵を完成させました!
最後にメンバー全員で記念撮影をしました!
アンケート結果
Qあなたは「ふれあいの場」で開催される日中交流会について以前から知っていましたか?
Qあなたは今後もこのような日中交流会に参加したいと思いましたか?
参加してくださった全員が今後も日中交流会に参加したいと回答してくださいました!今回のイベントをきっかけに日中交流に興味を持ってもらえたようでとても嬉しいです!
メンバーから 昭和女子大学ZHAOJIAO
リーダー
事前交流会司会
3年
北村 想空
私たちは、新型コロナウイルスの流行により、上海に留学する予定がオンライン留学に切り替わり、大変悔しい思いをしました。しかし、留学にいけなかったからと諦めるのではなく、日本にいてもできること、日本にいるからこそできることをしようと考え、本事業に応募致しました。
日中の大学生が主体となり、1から企画を考え、企画の準備等を行うということとプロジェクトリーダーを務めることは私にとって初めての経験でした。企画準備の過程でいくつか困難に直面しましたが、メンバー全員で協力し合うことで成功を収めることができたと思います。
この活動を通して、青海民族大学の皆さんと親睦を深めることができただけでなく、自分自身大きく成長できたと感じます。このような貴重な機会を与えてくださった国際交流基金の皆様、熱心にご指導して下さいましたフスレ教授、共にイベントを作り上げてくれた青海民族大学の皆さん、及び私たちの活動をご支援頂きました全ての方々に心より感謝申し上げます。
ビデオ編集
3年
三田村 咲希
私は、今回のようなオンラインでの国際交流自体が初めてだったので、苦戦する場面もありました。しかし、どのようにしたら交流がスムーズになるか試行錯誤をし、結果的に西寧の皆さんと友達になることができました。また、中国語の勉強に対するモチベーションが向上しました。
今回の反省点をあげるとすれば、コミュニケーションだと思います。私たちが日本語、中国語、英語などを臨機応変に使用できたら、西寧の皆さんがリラックスできたのではないかと思うので、コロナが落ち着いて西寧に遊びに行く時までに中国語を一生懸命勉強しようと強く思うようになりました。今回の活動は、私にとってオンラインの大学生活を華やかにしてくれる貴重な機会でした。本当にありがとうございました!
ビデオ編集
3年
澤田 有希
今回、私は初めてオンライン交流に参加しました。オンラインでの交流に最初は不安がありましたが、zoomでお互いに中国語と日本語の流行語を紹介したり、ウィーチャットでそれぞれ今日食べた食事などを共有するウィークリーチャレンジを行ったり、カウンターパートの学生と楽しくコミュニケーションとることができました。お互いの日常や趣味などをシェアし、親睦を深めることができたと感じています。動画の撮影は、とても楽しかったものの、いざ編集、字幕の制作に取り掛かると、より良い動画を作り上げるために想像以上の時間がかかりました。イベントの準備はスムーズに進まないこともありましたが、当日は大きなトラブルもなく、沢山の学びを得ることができました。イベント当日は、来場者の方と交流する時間を長く取ることができ、沢山の方が日本についての質問をしてくださいました。中には、日本の平成初期のアニメや日本の哲学者に興味がある中国の学生もおり、とても驚きました。現地での中国留学が叶わず、悔しい思いをしていましたが、今回オンライン交流の機会をいただき、とても貴重な経験をさせていただきました。今回の活動を支えてくださった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
クイズ作成
3年
梅田 真葵
コロナウイルスの影響で2年間中国に渡航留学する予定が完全なるオンライン留学に切り替わることが決定した直後、留学に代わる今しかできないことをしたい、という熱い気持ちの下、メンバー全員がこの企画への参加を決意しました。顔合わせからイベント当日まで、西寧側の学生とは全てWeChatやzoomを使ったやり取りでしたが、約半年の交流を通して段々と距離を縮め友情を築くことができました。また、本番が近づくにつれ、互いの認識のずれや感覚の違いが浮上し始め、準備が間に合うのか焦りを感じる時もありましたが、当日は多くのお客さんに足を運んでもらいイベントは大盛況で無事成功に終えることができ、大きな達成感を得ることができました。活動を振り返り、これまで支えて下さった全ての方々に改めて心より感謝申し上げます。今後も交流を続け、情況が落ち着いたらぜひ西寧に足を運びに行きたいです!
ビデオ編集
3年
並木 桃花
二年間の現地留学がオンライン留学に切り替わり、内心もやもやしているところ、この企画に参加しました。メンバーたちと一から企画を考えて応募し、アポを取りながら撮影を開始し、試行錯誤しながら企画当日まで準備してきました。時には困難にも直面しましたが最後までカウンターパートの皆さんと協力し合って企画を進めることができました。イベント当日もたくさんの人が企画を楽しんでくださりとても嬉しかったです。当日までのZOOMでの交流会やWeChatでの交流もとても楽しく、互いの文化を知ることができとても充実していました。企画を考え始めてから、カウンターパートの皆と準備を進め当日まで約半年間がとても充実していて、とても早く感じました。今回の活動のすべてが貴重な経験になり、本当にこの活動に参加してよかったと心から思います。
今回の活動を数か月にわたり支えてくださった国際交流基金の皆様、フスレ教授、青海民族大学の皆さん、メンバーの皆に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
メンバーから 青海民族大学
リーダー
2年
杨喆
3か月のコミュニケーション期間は、途中でちょっとしたトラブルが発生することもありますが、その都度、スムーズにコミュニケーションをとることができました。この期間に、私は日本の文化に対して更に多くの理解があっただけでなく、自分の日本語の能力も大いに向上しました。
私は本当にこの活働に参加してとてもうれしくて、私にとても良い友達ができて、たくさんの楽しみを収獲しました!もし機会があるならば、みんなと引き続きもっと多くの交流があることを望みます!
2年
贾欣
今回の交流は本当に日本語をたくさん使える機会でした。今度の交流の中で、私の日本語はあまりよくないと思います。日本の皆さんは本当にすごいです。中国語が上手なだけでなく、特 技もたくさんあります。イベントでお客さんに配ったチケットのデザインがきれいです。コロナが終わったら、私たちが面と向かって話をすることを望んでいます。みんなが毎日楽しくて、縁があって再会することを祈ります!
2年
胡靖瑶
この数ヶ月間、日本の皆さんと一緒に交流するのが楽しくて、日本のことをもっと知ることができました。会えなくて残念でしたが、日本文化の魅力も感じました。今回の交流の経験を大切 にし、日本の皆さんとの楽しい交流を心から嬉しく思います。
1年
蒋汉涛
今回の中日交流活動に参加して光栄です。今回のイベントは日本の文化をもっと深く知ることができ、日本の美しい風景と日本の美食もたくさん見ました。さらに日本旅行に行きたいという熱 い心に火をつけました!今回の交流活動は司会を務め、私の日本語コミュニケーション能力も大きく進歩しました。近い将来、私は必ず直接日本に行って当地の民俗風情を体験します。
1年
王敏之
今回の活働を通じて、中日友好交流を増進しただけでなく、お互いの異なる文化についても深い理解を得ることができました。交流活働の過程で、日本の友達は親切に私達の問題に答えて、 お互いの生活を分かち合って、インターネットを通じてでも人を身近に感じました。両国の交流はたいへん勉強になりました。今後また交流の機会があることを希望します。
1年
扎西卓玛
先週、学校では日中交流活動を行った。私は日本の先輩と深い友情を結んだ。「万事初めは難しい」日本人の友人との会話の始まりは難しい。私は事前に何度もチャットシーンを考えて、コ ミュニケーションする方法も用意しましたが、スクリーン越しにチャットするときは気まずくて緊張が避けられません。しかし、私は手を振った時、相手の優しい笑顔を見ました。私は日中交 流についてたくさん考えた。日本語専攻の学生なので、日中交流の義務を負うべきだと思います。
日中交流はとても大事なことですが、なぜそう言うのでしょうか?私を例として、日本語を学ぶ前に、日本人についてはほとんど知らないし、日本の文化についても知らないです。でも、日本語の学習と関係が深まるにつれて、日本人の親切さをだんだん感じてきました。それだけでなく、皆さんはいつも親切で、会えたのは幸運でした。皆さんの支持と信頼に感謝します。私たちも今回のイベントを通じて、多くの知識を学び、日本の文化に対する初歩的な理解を学び、クラスメートの間の友情を深め、日本と中国の距離を縮めました。一定の知識を学んだ後、私たちは日本に行きます。最後に、皆さんの将来が錦のように、万事うまくいきますように、家族全員が幸せで、平安で健康で!
2年
吴俊男
皆さんとの交流に感謝しています。この交流を通じて日本語がとても上達しただけでなく、日本の友達にも会えました。とても光栄です。もしコロナが終息したらぜひ日本に行って皆さんに 会いたいと思います。最後に皆さんの毎日が楽しく過ごせますように。
2年
陈欣灵
この活動を参加しました、私たちはたくさん成果あります。自分の視野を広げて、自分の会話とヒアリングのレベルを高めて、日本のすべてに対してとても興味を持って、今すぐ日本語をよ く勉強したいと思って、いつか日本人と支障なく交流することができることを望みます。また、日本側のメンバーの包容と理解を得て、私たちの活働を円満に終えることができたことにも特に感謝します。
1年
索朗王姆
12月から3月まで、短い数ヶ月しかありませんが、この数ヶ月は私達の交流と分かち合いを通じて私はとても楽しくて、私にもっと深く日本を理解させて、私に日本語の学習に対する興味を 高めさせました。昭和女子大学の皆さんとの交流は貴重な思い出です。
1年
刘宇翔
今回のイベントは本当に好きです。今回のイベントは私に日本をもっと理解させ、日本の文化を学び、日本に行きたいです。今回はオンライン交流ですが、コロナが終わってから、オフライ ンで交流し、日本の文化をよりよく理解し、日本の桜を見に行けると信じています。私も日本語の勉強を頑張って、これからのコミュニケーションがうまくいくことを期待します。
アドバイザーからのコメント
昭和女子大学の「ジャオジャオ」チームの学生たちが企画し、実施したプロジェクトは、日中の大学生による動画連携と両国に関するクイズなどを通して、双方の学生の交流に促進するものであります。コロナ禍が続くなか、学生たちは困難をいとわずに努力し、互いに自国、自らの民族の文化、社会、歴史を紹介し、理解し合いました。私はアドバイザーとして、かつ観客として、楽しく、興味深く見守ってきました。学生たちの笑顔には、生気がみなぎっており、輝きを放っています。言うまでもなく、日本とアジア諸国の若者たちのネットワークの構築は、これからの日本と世界各国の発展の基礎になるものであり、今回のような交流活動がさらに増えていくことを期待しています。アドバイザーとして、誇りを持つと同時に、今回の交流を支援していただいた国際交流基金に感謝申し上げます。
昭和女子大学国際学部教授 ボルジギン・フスレ
おわりに
今回の活動を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
青海民族大学の皆さんと試行錯誤しながら協力しあってきたこの数か月間はかけがえのない時間であり、
私たちにとって、とても貴重な経験になりました。
この素敵な出会いを大切に今後も交流を続けていきたいと思います。皆様本当にありがとうございました!

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