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イベントレポート

済南ふれあいの場:「ビジネスマナーに関するビジネス日本語誤用例分析」講座

2022年35日(土)

 2022年3月5日午前9時頃、済南ふれあいの場で「ビジネスマナーに関するビジネス日本語誤用例分析」の講座を開催した。済南ふれあいの場の副主任である山東師範大学外国語学院の孫守峰副教授が講師を務め、日本語学部の二、三年生と大学院生が参加した。

 今回の講座のテーマは「ビジネスマナーに関するビジネス日本語誤用例分析」で、ビジネスマナーにおけるビジネス日本語の誤用例を分析することで、学生たちが様々なビジネス場面において日本語で交流する際のマナーや専門用語の向上を目的としている。はじめに、学生達にビジネスマナーについて紹介した。その後、導入、例文の収集、誤用例の分析と指導方法の反省の四つの面から講座を進めた。

 導入部分では、孫教授が「至急に」、「てください」、「待ってください」を例に、このようなビジネス日本語で誤解を招くような言葉から、ビジネス場面に相応しい日本語を伝えた。その後、「空港の出迎え」、「会社訪問」、「電話確認」といったシチュエーションを設定し、学生達に様々なシチュエーションでの日本語会話の例文を挙げ、それぞれの場面での誤用例を分析し、言語文化において留意すべきことを説明した。また孫教授は交流の時、特に注意すべきことは言葉使いの正確さと熟練さ、日本の「待遇表現」などがあると強調した。そのほか、仕事のやり方とビジネスマナーでは、協力を意識することが大事だと述べた。最後に、孫教授は日本語の基礎を築く重要性と普段のシミュレーション練習の大事さを指摘した。日本語を勉強している学生達は様々な方法を通じて生の日本語に触れ、日本語表現を学ぶべきであると述べた。

 今回の講座では、ビジネス日本語で習得すべき会話ストラテジーとマナー用語などを学ぶことが出来た。孫教授はユーモアのある言葉を使いながら、学生達のビジネスマナー意識を向上させた。また、日本文化の精神と理念とビジネスマナーを普段から意識し行動に取り入れること、ビジネスマナーに関わる知識を学ぶことが出来た。

翻訳:邓検予

 

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